見出し画像

そのとき主審は何を見てそう判断したのか? #41

皆さん、こんにちは。家本です。

今回は、先日行われたJ1リーグ 第6節の中から「これってどうなの?」「なんで主審はそう判断したの?」と僕が気になった2つのシーンについて解説しようと思います。

【ケース1】 横浜C v 福岡戦 67分24秒のシーンについて

4月1日に行われたJ1リーグ 横浜C v 福岡戦の67分24秒に起きたシーンです。横浜Cがコーナーキックをはじめ、吉野選手(横浜C)がヘディングしました。そのボールを永石選手(福岡)が右手で触り、こぼれたボールを湯澤選手(福岡)が足を高くあげてクリアしたところ、スパイクの裏が小川選手(横浜C)の頭に接触してその場に倒れました。そのプレーに対して主審はノーファウルと判断し、ボールがタッチラインを超えたところで試合を止めました。このシーンに対して「なんでPKじゃないんだよ!」「頭を蹴ってるじゃないかよ!」と反応されたのではないでしょうか。まずはこのシーンについて解説します。

論点は何か?

1.なぜ主審はノーファウルと判断したのか
2.なぜVARは介入しなかったのか
2.判定は妥当だったのか

判定の難易度はどれくらいか?

難易度 ☆☆☆(5段階評価)

なぜ主審は「ノーファウル」と判断したのか?

ここから先は

3,323字 / 3画像
この記事のみ ¥ 300
期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が参加している募集

サポートありがとうございます。 「サッカーを もっと 面白く」「サッカーで もっと 繋がる」「サッカーで もっと 豊かに」 を実現していくための活動資金にさせていただきます。