見出し画像

そのとき主審は何を見てそう判断したのか? #356

皆さん、こんにちは。家本です。

今回は、先日行われたJ1リーグ 第4節の中から「これってどうなの?」「なんで主審はそう判断したの?」と僕が気になったシーンについて解説します。


【ケース1】 鳥栖 v C大阪戦 84分18秒のシーンについて

3月16日に行われたJ1リーグ 鳥栖 v C大阪戦の84分18秒に起きたシーンです。ルーズボールを菊地選手(鳥栖)がクリアしたところ、柴山選手(C大阪)がやや遅れたタイミングで蹴ってしまいました。主審は笛を吹き、柴山選手に警告を与えたところVARが介入。OFR(オンフィールドレビュー)の結果、主審はオリジナルディシジョン(最初の判定)を取り下げ、柴山選手に退場を命じました。今回はこのシーンについて解説します。

論点は何か?

1.なぜ主審は最終的に退場と判断したのか
2.判定は妥当だったのか
3.なぜVARは介入したのか

判定の難易度はどれくらいか?

難易度 ★★★(5段階評価)

なぜ主審は「最終的に退場」と判断したのか?

著しく不正なプレーが行われたと判断したと推測します。

家本はこのシーンをどう判断するのか?

僕の結論は…

ここから先は

1,379字 / 1画像
この記事のみ ¥ 200

この記事が参加している募集

サッカーを語ろう

サポートありがとうございます。 「サッカーを もっと 面白く」「サッカーで もっと 繋がる」「サッカーで もっと 豊かに」 を実現していくための活動資金にさせていただきます。