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遊ぶ双極2型、masaですー0

遊ぶ双極2型、masaです。

双極性障害になっていることは今まで書いてきましたが、ぼくが体験した回復のヒントを差し上げたいと思います。

苦しい方は読んでください。

双極になるまえは、うつ症状と言われた

23歳。31年前、妹がぼくの言動と行動を見て、「お兄ちゃん、おかしいよ。私も実は精神科通っているの。紹介するから行って😿」

反感を覚えた。俺は病気じゃない。聖書の活動を頑張るんだ。と思っていた。だが、心が変だ。気力が湧かない。

嫌であったが、妹からもらったメモを元に、地下鉄に乗り、Oクリニックに行った。

すごい人気で、予約制ではない。医師がやさしいらしい。3時間は待つ。仕方なしに、近所の本屋で立ち読みして、時間をつぶし。

3時間後に、Oクリニックに行った。

「Sさーん」

呼ばれる。

医師に話す。妹に言われてきたと。で、病気は何?とぞんざいな態度で聞く。

医師は。「うつ状態です。薬出しますので、飲んでください」

俺は無言で、診察室を出た。何か腹が立つ。一応、病気らしい。

2週間に一度、父の仕事を手伝っていたので、相談し、隔週水曜に行った。

薬は飲んだが効かず、放り出した。

神戸へ出張

東京の叔父が、会いに来た。頭を下げる。
「神戸で会社を興す。金庫番をしてもらえないか?」
「俺、うつ病ですよ」
「会社にいればいい。帳簿付けと、積算を覚えてくれ」
「住み込みで、8万いただきますけど、いいですか?」
「わかった。負担をかけないようにするから」

そんなことで出張が決まり、O医師に神戸に出張で来れなくなると話した。
「神戸にいい先生がいます。紹介状書きます。少しお待ちください」
受付で、紹介状の入った封筒をもらう。

ああ、神戸か。宗教の活動も・・・あっちにもエホバの証人がいる。
日本支部に電話で聞くか。

電話で教わり、出張の準備は出来た。

2週間に一度、Mクリニックに行き、仕事すると混乱することを話した。

M医師、「時間で決めるか、作業量で、仕事のけじめをつけて下さい」と言う。
症状が悪化していた俺は、その通りにできなかった。死にたくなることもしばしばで、エホバの証人のご近所さんに、話した。

彼らは聞いた後、聖書から話す。確かに、聖書はいい言葉がある。落ち着く。

でも、苦しみは消えなかった。会社の休憩室でひっくり返る。エホバの証人がストレスなんだよ。

病気の場合、休めるが、伝道活動をしないと、立場がまずくなる。

仕事の合間を縫って、勝手に伝道に出た。スーツを決めて。

この伝道は嫌いだが、すごくうまいという矛盾があった。仲間の信者に尊敬された。その優越感だけ欲しくて、

後はいらなかった。

救いは宗教より音楽

しばらくして、寝込んだ。家政婦も兼任してたので、夕食はカレーを作っていた。かなり凝ったことをやっていたので、

叔父さんに、「このカレー1000円払う。おいしい。ありがとうな^^」

エホバの証人と話すより、社長のおじさんの方がいい。そう感じた。

苦しみの中で、閃いたことがあった。俺は遊んでいいんだよ。

宗教ばかりじゃいけない。

思いつくと、元気になり、通帳を取り出した。10万はある。

近所に楽器屋さんがあった。直感で行った。わくわくする。

そこで、新品のMIDIキーボードが4万円くらいであった。

住み込みだし、高い買い物をしてもいいだろう。

店員さんに、話しかけた。

宗教より音楽だ^^

#note作家
#masa



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