見出し画像

遊ぶ双極2型 masaですー2

結局半年、神戸市鈴蘭台と言う山の上で生活し、住み込みの会社員をやっていた。

叔父は震災後の新築ブームに目を付けていたようだが、あの震災で、住んでいる人の心は荒んでいた。

たまたま現場の手伝いで、現場にトイレが無かった。近所の家に現場で置いてあるようなトイレがあり、

その家のご主人に貸していただけないか、聞いてみた。

「職人なら、その辺で立小便すればいいだろうっ!!!」
と怒りを露わにした。

仕方なしに、そうした。恥ずかしいのだが😿

まあ、現場には職人の格好で行ったからしょうがなくも無いが、

林の陰ですませ、ほっとした。

病気は相変わらずあり、うつ状態が恐らく、うつ病になっていた。

ある時に、知り合いに、「Sさんって、二人いるの?」と聞かれ、

やっと、病気が精神分裂気味であることに気づいた。

最初は、統合失調症の診断だったが、のちに双極性障害2型に変わる。

常に、自分と宗教人格の自分がいる。何かでスイッチが入り、

宗教人格になる。やたら真面目な聖書オタクになる。かなり苦しい。

で、スイッチが入ると自分に戻る。音楽を愛する歌が好きな青年だ。

これが、26歳から54歳(最近まで)続くのだから、相当きつかった。

宗教を辞めて、生活保護、精神科通院になって、ネットでブログを開始、

自分の統合を試みた。自分の好きなことを書きまくった。パソコンだけど。

書いていて、人格が分裂することがあった。読み返すと、二人いる。

誰にも相談しなかった。

話を現場の話に戻そう。おじさんの仕事も売れなくなってきて、名古屋へ帰っていいことになった。ポンコツのスバルの軽で、後ろに、持ち物を放り込んで、高速を120KMで走る。(いい子は真似しないこと)

途中でガソリンスタンドに寄ると、「夜逃げですか?」と言われた。
「ちがいます。急いで荷物積んだので」
「だから、夜逃げでしょ」
まあ、本当に半ば、居づらくなって、叔父さんに挨拶して、飛び出したので、そうかもしれないけど。夜逃げ。ショックだなあ😿

神戸に行って得た教訓

神戸ではほとんど会社(一軒家を借りていた)で、朝から晩までいるので、

帳簿付けと、新しい現場の家の図面を積算(図面から材料費を算出すること)、朝と夜のごはんの担当で、

後は寝て過ごしてもいいということだったので、寝ていた。

そんな時に、発見があって、寝ることはさぼることなんだが、

人生さぼることは大事だと体験で知った。遊び時間だな。

遊ぶ双極2型のタイトルはこの思い出から。病気を治すなら、人生さぼれ。今ならそう勧める。

神戸から帰って、人生が軽くなった。最悪、働かなくても何とかなるもんなんだと、教訓を得たから。

だれかが、何らかの気遣いとか、サポートをしてくれる。家族は特にそうで、神戸に行ったことはでかい評価になった。

名古屋の人は真面目で、神戸の人はやわらかい。しばらく神戸の方言が抜けなかった。

神戸に行って、知り合いの関西人の男性の気持ちがわかった。名古屋は窮屈だわ。

もっと、ダンスしたり、うたいながら踊りたいよね^^

#note作家
#masa

遊びは大事

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?