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雑考堆肥

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日々のこころのもやもやと雑感を堆肥化してく
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記事一覧

不慣れさと過ごす生活。不在と遭遇。

ここ一週間は、ありえないほどバタバタしていた。会社の大きなイベントがあったので、その準備…

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不気味で避けたいものにこそ潜むじぶん

いつだったか、実家の和室の端っこに、白っぽいきのこが生えていた。小学生か中学生くらいのこ…

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生活と芸術のあいだの行為を考える: わたしにとってのサッポロ一番はなにか

東京に出張できている。そういえば会社をつくったばかりのときは、東京にいくたびにアポをいれ…

Masafumi Kawachi
1か月前
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ごっこのような。失われる想像力。

昨日仕事でやっていたワークショップのなかでも、こどもの力って半端ないんですよ、ほんとに。…

Masafumi Kawachi
1か月前
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エネルギーをかけるとは、共に苦しむこと

躁鬱をもち、落ちてるときはひたすら過眠してしまい起きられない。起きられなくてバイトの面接…

Masafumi Kawachi
1か月前
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生活と芸術のあいだの行為を考える

最近はデザインということばよりも、もっぱら芸術のことをかんがえることが多い。仕事でおてら…

Masafumi Kawachi
1か月前
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稲川淳二や模様替えやイマジナリーフレンドからみる、生きるわざ

最近は、ずっと技や技法ということについて、考えている。ずっと考えている、という表現をすると、四六時中ずっと寝食のあいまにも研究しているすごさ、みたいなものが滲みでる。けれど、密度はうすく、それでも長い期間にわたって、ぼんやり自分の身体の内側にうずまいていたり、外側をふわふわ漂っている。そんな感じだ。 そういうテーマは大体、自分にとって向き合わなければ前に進めないものがおおくて、ふとした瞬間に目が向いてしまうキーワードとして、タグ付けされている。 妻はテレビっ子なので、一緒

日記や記録を書くなかでの、どうしようもなさ

昨日は朝7時すぎに家を出た。東京・下北沢で11時から打ち合わせの予定だった。少し余裕をもっ…

Masafumi Kawachi
2か月前
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ないなら、つくることで生き延びる

世界に道具にされてしまう、という強い言葉が頭のなかに反芻している。 労働の歯車と化すこと…

Masafumi Kawachi
3か月前
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魂を傷つけることと、おっさん穴にすぐ入ること

漫画『バガボンド』が大好きなのだけど、特に主人公の宮本武蔵の幼少期の「おっさん穴」のくだ…

Masafumi Kawachi
3か月前
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暮らしの技の消失と、じぶんという存在の萎縮

鷲田清一さんの『生きながらえる術』を読んだ。生きながらえること、いきいきと生きること、死…

Masafumi Kawachi
4か月前
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反逆のあらわれとして行為の崇高さに宿る狂気

guca owl というラッパーのDifficultという曲に、 「とっておきの暴言の為に、真面目な本を読…

Masafumi Kawachi
4か月前
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石、猫、植物、枕。いろんな存在へ、生と心を交わすケア

人は、一人だけではいきていけないし、支えられている。ケアとは、生きるために切り離せない相…

Masafumi Kawachi
9か月前
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日々に蠢く無数の感情とふるまいを

「本当にその日を生きる」ってどういうことだろう、と思う。朝起きると、冬の朝はほんとうに暗いことを知る。夜明けまでにこんなにも時間がかかるのかと知る。もうすぐ、冬至だなと思って調べたら、明日だそうだ。 ねむたい目をこすりながら、ベッド脇のスタンドライトを灯す。人工的な光は、この時間に起きると目を突き刺してくるようだ。 「本当にその日を生きる」ってことは最近ふとよく考える。それだけ、毎日が慌ただしく、するすると日常が流れていってしまう気がしていて、師走だよなあ。 レイチェル・