バーテンダーみたいな事をしていました。

大学時代、浪人してアジア大学にきた僕の友達。僕は比較的子供っぽい大学生でした。偶然知り合ったその友達は浪人してますので年は一つ上、しかも大人っぽい方の大学生。僕の精神年齢なんて足元にも及ばない。その友達が容姿が良いのはもちろんですがオシャレだしやる事なす事カッコいい。その友達は一年生の頃全く単位そっちのけでアルバイトを始めました。それがバーテンダー。バイト先に遊びに行きましたがなんかもう男から見てもカッコいいわけです。でも僕はそもそも容姿に自信ないからバーテンダーなんてカッコいい仕事できるわけない。

なんて思ってたら家のすぐ近くに張り紙が数枚。とあるショットバーの張り紙が、一番下には

「働く男求む」

なんて書いてある。友達誘って飲みにいったのですが、小さいお店にコワモテのマスターが一人。バーに飲みにいったのはその時が初めてだったかな？飲み方もわからないもんだから誰もいないバーでカウンターを背にして壁に向かって飲み始めた。ですが声をかけられて話してみるとすごい話の上手なマスターで瞬く間にその人に惹かれていきました。

最初は小さいお店でしたし、他にもアルバイトの人がいたもんですから週に1日くらいしか働けなかったのですが、アルバイトが一人辞め、二人辞め、気がついたら僕が一番の古株に。そんな中、そのお店をみずほ台の駅前に移転することになったのです。

で、僕が店長になりました。

「え！店長すか？学生なんですけどもー」なんて言ってるうちにお店はオープン。その後の大学生活を捧げる事になります。

まぁ。華々しく見える世界なんですけど水商売って大変です。自分の給料自分で稼げ！って言われたのでお客様にご馳走になって閉店頃には泥酔。こりゃ若いうちしかできないかな？なんて思い昼間の仕事を志しました。

お客様と会話をする店でしたから、その時になんとなく相手の空気を読む事に慣れたのかも知れません。これはなんの仕事をしていても役に立っています。その当時は仁義ない人達もたくさんご来店頂いたので変に度胸ごついたのはこの頃です。その人達に粗相して「すいません、酔ってました。」じゃ済まされない。そんな気の抜けない飲み方が染み付いてるのでお酒の飲み方もきれいな方だと思ってます。自分では^^;

その当時知り合った人々とは２０年経つ今でも良いお付き合いさせてもらっています。本当に僕の人生に大きな影響を与えたお店でした。ありがたいことです。

そんなインチキバーテンダー中杉。男性がバーでカクテルを飲む時にオススメのカクテルを紹介します。まずは

「カミカゼ」

ウォッカとライムのお酒。さっぱりしてます。お酒は強目ですのでロックで飲んでください。何が良いって名前が良いでしょ？男が頼んで恥ずかしくない。

次はね

ジンフィズです。これはね。バーテンダーの腕が試されます。加える味が少なくてごまかしようがないんです。下手っぴが作るとまったく味が無かったり、甘すぎちゃったりします。いきなり入ってきた人が「ジンフィズください」って言われたら「お！俺の事試してるのかな？」などと思ったものでした。でもカクテルや、ワインやウイスキーの知識をひけらかすのはやめましょうね。この辺は歴史も深くて情報も底無し沼です。中途半端な知識をひけらかして陰でお店の人に笑われてるケースもよくあります。なので知識の浅い僕は絶対に多く語りません。

最後に「マティーニ」です。大げさに「ドライマティーニ」などと辛口を強調してもいいでしょう。本当にお酒が好きな人なのかな？ってお店の人は思うはず。

でも僕自身としては男がカクテルグラスのお酒を飲んでる様が好きじゃないんですけどね。時と場合を選んでくださいね。酒好き女子と一緒とかそんな時はいいかもしれませんね。それかBOOWY風に言うと「今夜キメたい」時に飲むといいのかもしれません。でもお酒強いですからね。自分が酔いすぎないように気をつけてくださいね。

もしこのブログを不動産業の方が読んでくれてたら是非一杯行きましょう。お仕事関係の人と飲みたいんですよね。もちろんお客様も大歓迎です。この仕事の魅力って色んなお仕事をされてる方と出会えるってのも一つあると思います。色々お話聞かせてください。

なかなかお酒を誘いづらい世の中になったんですよね。お酒飲まない人が多くて。なので誘ってくれたら僕は大歓迎です。

親睦を深めるのも情報を交換するにもお酒って素晴らしいアシストをしてくれると思うんですけどね^ ^