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命の時間と会議

【ラジオ体操127日目】

こんばんは。
前職では、所属部門の経営企画部で毎月開催される会議のために膨大な資料づくりに追われながら、こんなに資料作って読み上げるだけなら会議なんてしなくていいのにと毒を吐いていたコマリストです。


今日は『時間の感覚』というテーマで書いていきたいと思います。


皆さんの働いている会社には”会議”はあるでしょうか。
恐らくですが、多くの会社では、何かしらの会議を実施していて、仕事の一部として扱われていると思います。


さて、その会議は本当に意味があるものであるのか?ということについて、毎回検証している人はどれくらいいるでしょう。


無駄な会議は無くすべきだという関連書籍がたくさん出ていたり、『すごい会議』という生産性の高い会議を売りにしている会社もあるので、一度くらいは考えたことがある人は多いと思います。


でもね、”毎回”となると考えなくなっている人の方が多いと思うんです。


つい先日、”30分間だけ”という条件付きで、参加を依頼された会議に出席した時に感じたドス黒い感情を吐き出しておきたくてnoteに綴っていきます。

良い会議とは

会議について、その良し悪しを考えるためには”良い会議”を明確に定義づけしておく必要があると思います。


ということで、私が考える良い会議の要素は、
・入念な準備がなされている
・情報提供ではなく、議論がなされている
・開始時点で、ゴールが明確に設定されている
・時間内に確実に終わり、次回の議論内容及び日時までが明確になっている
・すべての参加者に発言権があり、発言する時間がある
・社内の上下関係ではなく、議論対象をより良くするために建設的な発言が展開されている。
・参加者全員が会議に集中している


ん~いくつか羅列してみましたが、どれも捨てがたくて良い会議とは○○である。と明言するのはなかなかに難しいですね。


ということで、思考を変えるために会議そのものではなく、結果にこだわった定義づけをしたいと思います。


結論は、
”良い会議とは、計測可能な成果につながる話し合いの場”


こんなところでしょうか。


皆さんが思う”良い会議”の定義があったら教えて下さい。

それって会議なの?

お待たせしました。良い会議の定義ができたところで、早速ですが黒コマリストさんの登場です。


昨日実施された会議は、「流行している感染症に関する勉強会」と銘打ったものでした。


参加者は合計で40名。時間は30分間でオンラインでの開催。内容は2名が用意した資料をベースに一方的に話を聞くというもの。


正直に言います。本当にひどかったです。


まず、一人目の話し手について、
深刻な話をしているはずなのに、時折鼻で笑ったり、ニヤニヤしながら説明するので、全く頭に入ってきません。


そして2人目。
この会議の少し前に、根拠に欠ける決断を下したことを私から追及されたことを受けてなのか、情報リテラシーとメディアとの付き合い方について、長々と説明をしていました。何より、結論が曖昧で、聞くに堪える。


他ごとをしながら、何とか30分をやり過ごすと、2人目のスピーカーからひと言。”時間が来たので、退出して下さい。質問等があれば、個別に連絡して下さい”


こんな感じで終了しました。
間違いなく、誰も連絡していないでしょうし、良い時間だったと思った人は2人を除いて一人もいなかったと思います。

命の時間と価値

でね、言いたいことはたくさんありましたが、一番重要なことは、”30分だから良い”という感覚はありえない。ということです。


実際の時間は30分です。でもね、参加人数は40名なので30分×40名で20時間分の浪費になるんです。


しかも、この会議?に参加しているメンバーは全員が”経営者層”です。


会社にもよると思いますが、経営者の30分の時給は少なく見積もっても数万円です。


つまり、この30分という時間で浪費された資源は数十万円~数百万円ということになるんです。


会議と称して、メンバーを集める場合には、本当にそれだけの価値があるのかということを考えて設計しないと、限られた命の時間を無駄にしてしまいます。


しかも、自分の時間だけならまだしも、他人の命を使っているという意識を持ってほしい。


一方的な怒りを吐き出すだけの内容になって申し訳ないです。。
最後まで読んで頂いた方、ありがとうございました。明日はライトな内容にします!

じゃ、またね!!

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