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Ocha as NO.1<434/1000>

【ラジオ体操736日目】
【ニコチンレス生活457日目】

おはようございます。
規模が大きくなるほど、細部へのこだわりを失っていくものだと思い込んでいたけれど、日本の大企業は細部へのこだわりを持ち続けているかもしれないと気づいて朝からテンションが上がっているコマリストです。


今日は『細部までこだわり、改善を繰り返す』というテーマで書いていきたいと思います。


ここ数日、本当に寒い日が続いているので、普段は健康に気を遣って炭酸水しか飲んでいない私も、温かい飲み物を手に取ってしまいます。


以前なら、寒い季節は『ホットレモン』か『ミルクティー』の二択だった私ですが、そこは心を鬼にして緑茶を手に取るように意識しています。
#たまに誘惑に負ける
#美味しいんだもん


今朝は、”体脂肪を減らす”という魅力的なキーワードに惹かれて、伊藤園さんの【お~い お茶(濃い茶)】を手に取ったわけですが・・。
#痩せたい気持ちがあるの
#体脂肪とかキラーワードだよね


今日は、世界NO.1緑茶ブランドを持つ伊藤園さんのこだわり力から学ぶ日本企業の素晴らしさというお話です。


正直、生まれた頃から当たり前にあった商品が進化し続けていることには驚きを隠せません。

お~い お茶ってすごいんです!

お~い お茶シリーズ

コンビニに行くと、飲料コーナーにはたくさんの飲み物が並んでいます。


あなたは今日、どんな飲み物を手に取りましたか?


私は、ここ最近寒くなったので、健康にも気を遣うという意味を込めて「お茶」を購入するようにしています。


”お茶”と言っても、色んなメーカーからたくさんの商品が出されているわけですが、これらすべてを抑えて世界NO.1シェアを持っているのが伊藤園さんの『お~い お茶』なんです。


累計販売数は昨年の8月に400億本を超え、世界中の人達から愛される日本が誇るべき最高の商品。


私は、小学生の頃に伊藤園さんがお茶のパッケージに掲載している俳句大賞に何度か応募したことがあるので、お~いお茶のイメージは俳句が載ってるお茶というくらいでした。
#雑すぎる覚え方
#伊藤園さんごめんなさい


ところが、この『お~い お茶』がめっちゃすごい商品だったんです。


今では当たり前のように販売されているペットボトルのお茶ですが、初めてペットボトルのお茶になったのは『お~い お茶』でした。
#知ってましたか


それまでは、自販機で買えるお茶は缶のお茶しかなかった。


しかも、その缶のお茶も初めてできたのは『お~い お茶』なんです。
#お茶界のパイオニア


時間が経つと色や香りが変わってしまうお茶の特性のせいで、各社が持ち運び可能な商品を開発出来ない中で、伊藤園さんは10年かけて6万7000通りのテストを繰り返して開発に成功しました。


最初の商品名は『缶入り煎茶』。
#見たことない


”煎茶”という漢字が読めないし、認知度が低すぎるということで、全く売れなったこの商品。


様々な調査を繰り返し、自社のCMで使用していたキラーワード『お~い お茶』を商品名に変えた
#種まきしてあったわけではないけど
#文化を作ってた


このネーミングを変えたことが大ヒットにつながったという話は、マーケティングを学んだことがある人なら聞いたことがあるというくらい有名な逸話になっています。
#売上倍増
#40億円


そして、その翌年には世界で初めてペットボトル入りのお茶を商品化して、さらなるヒットを重ね、世界一に上りつめていくことになるわけです。


1年間に売れたお茶の本数でギネス記録を持っているくらいなので、どれほど世界で愛されているかは言うまでもありません。
#知らなかった
#そんなギネスがあるなんて


こんな大成功を勝ち取ったら、『お~い お茶』という商品にはこれ以上手を加えようなんて思わないですよね。

進化を続けるお茶

何かカッコいい緑茶

"我々はジュース屋ではなく、お茶屋です"


伊藤園の広報担当者がこんな言葉を口にするほどにお茶にこだわり、お茶で世界を獲った伊藤園さん。


ほとんどの飲料メーカーがお茶の卸問屋で仕入れをしているのに対して、自社で直接契約を結んだ農家さんから全量を買い上げるというほどお茶にこだわっているからこそ、成し遂げられた成果だと思います。
#葉っぱにもこだわる
#どこまでこだわるの


だけど、『お~いお茶』の進化はまだまだ止まっていなかったんです。


数年前、お~いお茶のペットボトルに【レンジで加温】する際の目安時間が書かれていることに気づいた私。


実は、レンチン可能なペットボトル商品は『お~い お茶』だけ
#市場ナンバーワンが
#圧倒的な差別化


他社の製品は”容器のまま加温しないで下さい”と書かれているのが当たり前なのに、レンチンできてしまう。


温かいお茶を購入しても、長い時間をかけて飲んでいるうちに冷めてしまうということを想定したカスタマーファーストのこだわり。


これってすごいことだなと、気づいた時は感心していました。


ところが、今日手に取った『お~い お茶』のラベルにはさらに追記があったんです。


大きな文字で、
キャップをはずして電子レンジOK!』の記載が!


これ、以前私が気づいた時はなかったはずのものです。


しかも、その下に小さく”加温は一度に1本、1回限りにして下さい”と注意書きもあります。


恐らく、実際に温めたお客さんから寄せられた声に答えて、ラベルの記載を変更したんだと思います。
#進化を続けるお茶
#トライアンドエラー


思い出して下さい。
これは、世界で1番売れているお茶です。


ラベル1つ変えるのがどれほどのコストになるか・・。


市場のリーダーが、これほどまでに商品にこだわり、お客様に寄り添うというのはあまり例を見ないことだと思います。


日本の大企業って素敵すぎるな~と朝からほんわかした気分になりつつ、フットワークが強みのはずの中小零細企業を上回る大企業の”細部へのこだわり”に気を引き締められました。
#これをやられたら
#勝てない


もっともっと、目の前の人に寄り添って、細かい部分にこそこだわることが出来るプロフェッショナルになろう!
#神は細部に宿る


朝からお茶にエールをもらって、最高の一日を過ごすことが出来そうです。


あなたも最高の1日を❤

じゃ、またね~!

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