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想像か妄想か

【ラジオ体操121日目】

こんにちは。
1分でも時間が空くと、すぐに妄想を始めてしまうので、運転中に私とすれ違う人は一人でニヤニヤしてる変なやつだと思ってるに違いない妄想家コマリストです。
#変態です


今日は『間違った成功法則』というテーマで書いていきたいと思います。


皆さんは、どんな成功法則を知っていますか?


私の知る限りもっとも有名な成功法則の一つに『成功した自分をイメージする』というものがあります。
#一度は聞いたことありますよね


この法則が実は間違っているという興味深い話を聞いたので、私自身が忘れないためにもnoteに書いておきたいと思います。

アメリカでの実験

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さて、この衝撃的な指摘について、信じられないという方が多いと思うので、この法則が間違っていることを証明したアメリカでの実験を紹介したいと思います。


アメリカで実施された実験はこんなものでした。

生徒100名を集めて、ランダムに2つのグループに分け、共通の教材を両グループに渡し、2週間後にテストがあることを伝えます。

その上で、一方のグループには「次のテストで高得点を取った自分を毎日イメージする」という指示を出し、もう一方のグループにはテストがあることだけを伝えます。

そして2週間後、テストを行ってその結果を集計する。

さて、非常にシンプルな実験ですが、結果はどうだったのか?


まぁ、こんなことを書いているから、結果は想像できると思いますが、ご想像の通り”何も指示されていないグループ”の方が、高い得点を獲得したのです。


成功法則によれば、「成功した自分をイメージすれば実現する」はずなのに、この結果はおかしいですよね?


なぜこんなことが起きたのか。
皆さんにはわかりますか?

実験結果と法則の訂正

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実は、こんな実験結果が出たのには人間の心理的な特性が作用しているみたいなんです。


その特性とは、
「成功した自分をイメージしたことで、”満足感”を得てしまう」というもの。


つまり、高得点を獲得した自分をイメージした学生たちは、勉強をしていないにも拘らず、イメージしたことで『自分はできる』という達成感のようなものを得てしまい、その結果、勉強時間が少なくなったということです。


これは、この実験に限った話ではありません。”成功した自分をイメージする”ことで、そのイメージに満足してしまうと、いつまで経っても成功しない。


というより、イメージしただけで成功するなら、誰もがガッキーと付き合えるみたいなことが起きるはずですよね。
#星野源さん新垣結衣さんおめでとうございます


この成功法則は、完全に間違っているわけではなく、成功した自分をイメージすることに加えて、”成功に至る過程で必要となる苦労や挫折”まで具体的にイメージしなければいけないということです。


この実験をした学生たちも、全員が高得点を取れることをイメージすることに加えて、そのために必要な学習時間と学習方法を具体的にイメージできていれば、高得点を取ることができたというわけですね。


成功をイメージし、そこに至る道を具体的にイメージして行動に落とし込むこと。


成功した自分だけをイメージするのは妄想。
そこに至る道を含めて全てをイメージするのは想像。


これが、世界で一番有名な成功法則の真実ということですね。


あぁ、成功のイメージしかしてなかった!という方は、成功に至る道筋とその道で訪れる苦難まで具体的にイメージしてみて下さい。


きっと、成功確率は上がると思います。

じゃ、またね!

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