いざ!南極へ。

【ラジオ体操73日目】

こんにちは。
自分は出来ると思い込みすぎて、他人を見下していた時期がある残念すぎるコマリストです。


今日は『思い込みの力』というテーマで書いていきたいと思います。


人間は考える葦である:パスカル
我思う故に我あり:デカルト


哲学者や数学者の有名な言葉にもあるように、人間は考えたり、思ったりすることができるからこそ人間なんだよねと思います。


諸説ありますが、一般的に知られている進化論が正しいとするのであれば、人間だけが、高度な知能を持つ生物として進化し、文明を形成することができたわけです。


つまり、『思うこと』『考えること』の持つ力は本当に計り知れないものなんじゃないかなと思っています。


難しい話をしてしまいそうな流れではありますが、今日は最近見たアニメの中で、強烈なインパクトを与えてくれた名言があったので、そのセリフを紹介しつつゆる~く進めていきますので、最後までお付き合いください。

グッと来た名言

ご存じの方も多いと思いますが、私は大のアニメ好きです。年間4クールある深夜アニメ作品をほぼ全て録画してチェックしているようなヲタクです。


そして、この時期は1月~3月の1つのシーズンの区切りとなる時期で、各アニメがクライマックスを迎える良い時期なのです。


前クールのアニメにも、永久保存版にしておきたいと思えるアニメがいくつかあったのですが、そのアニメ作品の中で、私の心にグサッと刺さった名台詞を残してくれた作品がありました。


その作品の名前は『宇宙よりも遠い場所』。


ネタバレ注意ですが、ざっくり作品紹介をすると、青春真っただ中なのにやりたいことが見つからない女子高生が主人公で、様々な傷を持つ友人達と南極へ行くことを目指す青春アニメです。


準ヒロインの母親が南極調査隊であり、幼少期に南極でなくなってしまったことをきっかけに、周りにバカにされながらも南極へ行くことを目指すわけですが・・・。


この先が気になる方は、ぜひアニメか漫画を観てみて下さい。


で、このアニメの最終回で、南極調査隊の隊長が言ったセリフがめちゃめちゃ良かったんです。


そのセリフとは、
『結局、人なんて思い込みでしか行動できない。けど、思い込みだけが現実の理不尽を突破し、不可能を可能にし、自分を前に進める。』


アニメは最高の教材であるということを標榜している私ですが、久々にグッとくる名言を聞くことができたなと思いました。


前後のストーリーを観てきたから、良いと感じたのかもしれません。けれど、このアニメの話だけではなく、現実世界においてもかなり通用する考え方だなと思ったわけです。

思い込みの力

思い込みの力がなぜすごいのか?


それは、根拠なんて一つもない思い込みであっても、本人がそれを信じて疑わなければ、どれだけ周りに否定されようとも、笑われようとも実現するまで頑張り続けることができて、実際に成し遂げてしまうから。


つまり、頭の中で0から1を創り出して、現実世界でも実際に1を創り上げてしまうことができる力だということです。


これまで、実際にゼロベースから何か新しいものを立ち上げたことのある方なら理解頂けると思いますが、何もないところから何かを生み出すというのは膨大なエネルギーが必要となります。


当然のことながら何十回、何百回と失敗(試行錯誤)を繰り返して、何度も何度も壁にぶつかって、諦めそうになることもたくさんあります。


けれど、”思い込み”という創造の産物は、同じ0→1であっても頭の中の産物なので壁にはぶつからないし、失敗もありません。


それなのに、現実でそれを実現しようとした場合に、障害を乗り越える時にはこの”思い込みの力”が大きな役割を担うのです。


まさしく、このアニメの中で隊長が言っている通り、「理不尽を突破し、不可能を可能にする力」というわけです。


さらに言えば、これまで何度か書いてきたように、人が成長したり、何かを成し遂げるためには”行動”が必ず必要となります。


この”行動”を起こすためのガソリンとなるのが、思い込みの力でもあります。


何の疑いもなく強く思い込むこと。これは、なかなかできることではありません。私も疑い深い性格なので、思い込みの力を理解していながらも、活用できていないと思います。


けれど、これだけ魅力的な思い込みの力を、意図的に利用できるとしたら、人生が変わると思いませんか?

まとめ

今日は『思い込みの力』というテーマで、「宇宙よりも遠い場所」というアニメで語られた名言の紹介と、そこで語られた思い込みの力の素晴らしさについて書いてきました。


思い込みの力というのは、とても強くて素晴らしいものですが、使い方を間違えれば、マイナス方向にも力を発揮してしまいます。


個人的な反省も含めて、私の例をお話しすると、”俺は誰よりもできる”と本気で思い込んでいた時期がある私は、10年以上もの長きに亘って、人を見下し、自分より下だと思える相手を無意識に探すような人として最低な時を経験しています。


これは、強すぎる思い込みの力に飲まれてしまった本当に悪い例だと思います。


プラスのエネルギーとして活用することができれば、人生を豊かにする際に最高のパートナーとなる思い込みの力。


正しく使えているのか?ということを知るのは難しいですが、自分がこうだと思い込んでいるものをピックアップして、その思い込みがもたらす「プラスの力」と「マイナスの力」を自分なりに考えて、書き出してみて下さい。


これに答えがあるわけではありませんが、客観的に”この力”を理解しておくことで、マイナスに働きそうになった時にブレーキをかけることができるかもしれません。


大きすぎる力には代償がつきものですが、あらかじめ理解しておくことで被害を最小限にしつつ、人生を楽しいものに変えられるかもしれませんよ。

じゃ、またね!



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