言葉の魔術師、仏になる。

【ラジオ体操77日目】

こんにちは。
思ったことを口に出してしまうクセを直そうと努力してみたものの、結局顔に出てしまうので、隠しきれていないことに気づき、笑顔の練習を始めたことをきっかけに、いつもニヤニヤしているコマリストです。


今日は『言葉にする』というテーマで書いていきたいと思います。


良いことがあった時、嫌なことがあった時、感情を言葉に出していますか?


毎回、必ず言葉にできているよ!という方もいるかもしれませんが、多くの場合は、嫌なことに関しては言葉を飲み込む場合の方が多いと思います。


これって、人間関係を良好にするためには、マイナスの言葉を口に出さない方が良いということを経験で学んでいて、今の自分ではなく、未来の自分と誰かの人間関係を優先していることの結果なんだろうなと思っています。


けどね、思ったことをそのまま口に出す方というのは少なからず周りにいたりして、自由に振舞うその方に手を焼きつつも、どこかで”羨ましいな”と思ってしまうことってありませんか?


結局、その方に心から”ついていきたい”と思っている人はほとんどいないので、将来的には本人が一番損することに間違いはないんですけど・・。


今日の内容は、あくまでも、”今の私が意識しないとできていないこと”を書くだけなので、1年後に読み返した私自身が、『最近は意識してないけど自然とできてるかも』ということに気づけたら最高だなと思っているものです。

感情を言葉にするということ

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結局、感情というのは言葉にした方が良いのか、言葉にしない方が良いのか、どちらが正解なのかということでは無いような気がします。


本人が、何を優先したいと考えていて、その結果として言葉にするという選択を取るのか、そうしないのかの違いだけ。


と、中途半端な結論を書きつつも、私が意識して取り組んでいることを、書いておきたいと思います。


私が意識しているのは、
聞いた相手が”プラスの感情”を抱く言葉は積極的に出す。
聞いた相手が”マイナスの感情”を抱く言葉は胸にしまう。


これ、かなり難しいです。というのも、自分にとってプラスなのかマイナスなのかではなく、自分が発した言葉を聞いた相手が主体となっているから。


私自身、必ず毎回徹底できているかと聞かれれば、NOです。感情に任せて言葉を選ばずに発言してしまった時には、目の前の相手を不快にしたり、傷つけたりしてしまう。


そして、冷静になった瞬間に強烈な後悔と無力感に襲われる。こんなことを繰り返しています。


けどね、数としてはかなり減ったなという実感はあります。


何よりプラスの感情を持ってもらえる言葉を積極的に使うので、私とよく話をする相手は、私のニヤニヤが感染して、ずっとニヤニヤしていたりします。
#変態なのかな


自分が使う言葉はコントロールできるものなので、その言葉が目の前の相手の感情を動かして、笑顔にできるのであれば、これを使わないのはもったいないことですよね。

コントロール

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ここまで、私が意識的に実施していることを書いてきましたが、実際にこれを意識して日常生活を過ごしていると、自分の言葉だけでなく他人の言葉にもすごく敏感になってきます。


何でこんな言葉を使ったんだろう?
こんな言葉は”はじめて”聞いたな。


これが習慣化して他人の言葉を意識して聴けるようになると、言葉の中に隠れている感情みたいなものを感じ取れるようになってくる感覚があります。


この感覚、完全に身に付けることができたら、相手をコントロールできてしまうんじゃないかと思っています。なので、悪用厳禁です。


でね、今日書いておきたいのは相手をコントロールするスキルではなく、相手が発する言葉はコントロールできないという部分です。
#相手をコントロールするスキルは内緒にしておく
#コントロールされてることの方が多いかも


普段私が意識していることというのは、あくまでも私自身が発する言葉に関するものでしかありません。


つまり、目の前の相手が発する言葉をコントロールすることはできないんです。


そうなると、相手がマイナスの言葉を自分に投げつけてくる場面というものには、少なからず遭遇することになります。


さて、その時にどう対応するのか。
この答えは”仏になること”です。


具体的にどういうことかというと、マイナスの言葉を投げかけてきた相手に対して、必ず”ありがとう”を返します。
#南無阿弥陀仏ではない
#南無阿弥陀仏だとニヤッとしてしまうかも


これは、心の中で発するだけでも大丈夫です。この”ありがとう”という言葉を挟むことで、その場の感情に流されることなく相手への感謝と尊敬の気持ちを持って対応することができる。


これをどんな場面でもやり続けることができると、”相手にとって”仏様のように優しい人として認識されるようになっていくということ。


相手の言葉をコントロールできないんだから、その言葉と戦ってもしょうがないんです。コントロールできる自分の言葉を発する前に、感謝の言葉を挟むことで、自分の言葉に”遊び”を持たせる。


あ、けど毎回言葉にしていたら、”ありがとうおじさん”と不名誉なあだ名をつけられてしまうかもしれないのでご注意を。

まとめ

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今日は『言葉にする』というテーマで、普段私が感情を言葉にする時に意識していることを紹介しつつ、その結果どんな変化があったのか、コントロールできない相手の言葉とどうやって対峙しているのかということについて書いてきました。


なかなか抽象的な内容になってしまったので、特に後半は分かりづらい部分があったかもしれません。


具体例で考えるとわかりやすいのですが、オフィスの共用スペースで休憩している時に、その場所が汚い状態になっているのを見かけた同僚から、”よくこんなところで休めるな。少しくらい掃除したらどうなの!?”と言われたとする。


この時、「お前がやればいいだろ!」と返すことももちろんできるんですが、これを返してしまうと相手との関係性が悪くなりそうだということは理解できると思います。


こんな時に、
ゆっくり休ませてあげたいと思ってくれて)”ありがとう”。
(気づいていない私に教えてくれて)”ありがとう”

という言葉を挟んでみる。


これを挟んだ瞬間に、次に出てくる言葉は「お前がやればいいだろ!」とはならないと思いませんか?


人それぞれ色んな言い回しはあると思いますが、少しだけ優しい言葉に変わるんじゃないかな。そして、その言葉が相手との関係性を維持してくれるとしたら、それって素敵なことですよね。


自分の発する言葉を常に意識すること。本当に難しいと思いますが、結果的には周りを幸せにして、自分を成長させてくれることになると思います。


何か感じるものがあったという方は、一緒に取り組んでみて下さい。

じゃ、またね!

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