人材は財産だけど<240/1000>
【ラジオ体操543日目】
『ニコチンレス生活264日目』
こんばんは。
君がいなくなったら会社が回らなくなると何度も言われたけれど、退社した全ての会社が元気に事業を続けているのを知っているコマリストです。
今日は『良いことだけど、縛られない方が良い』というテーマで書いていきたいと思います。
この人が居なかったら、うちの部署は絶対回らない!
そんな風に感じる同僚が社内にいないでしょうか?
もしくは、自分自身がそんな存在になれているということもあるかもしれません。
組織の一員として、周りからそんなふうに見られる事は本当に素敵な事だし、素晴らしい限りだと思います。
これまで30以上の仕事を経験してきた私は、いくつかの会社でこういったありがたい言葉を頂くことがありました。
それでも、その会社を離れたわけですが、相変わらず元気な会社ばかりです。
#当たり前だけど
#分かってたこと
今日は、人を大事に想うことは素敵だけど、忖度して妥協を繰り返すのは良くないというお話です。
ぜひ、所属している組織の中で、なくてはならない存在になって下さい。
飲み会の席で
昨夜、久々に「いつものメンバー」で飲み会をしてきました。
平均すると月に1回程度の頻度で集まって、話をしているので、お互いにビッグニュースでもない限り、たわいもない話をするだけ。
#近況は
#話すまでもない
このメンバーは、私が100%自分らしく居られる場所なので、この集まりが本当に大好きです。
#私だけかも
#恥ずかしい
そんなメンバーとの飲み会の席で、メンバーの一人が自分の会社で直面している問題について話を始めました。
話の内容は、友人が所属する会社の生々しいものになるので、詳しくは書けません。
私は友人としてというよりも、仕事人として真剣に状況を整理して、解決策を提示しました。
表面的に内容を紹介すると、、
友人の所属している部署で、ミスが発生したので、再発防止策を考えている。
けれど、友人は管理者なので、あくまで当事者である部下に自ら解決まで持っていってほしいと考えている。
さらに、今回は人的ミスもあったが、そもそも社内システムにも問題があるので、システムの改修も必要になる。
で、私が1番問題だと感じたのは、友人のいる部署で実施している仕事と、その後工程にくる別の部署が実施している仕事が全く同じだということ。
しかも、後工程の仕事の結果が、社内システムに連動されていないので、友人の部署で入力した数値がマスタになるとの事でした。
え?
それ、後工程要らなくない??
もしくは、前工程無くして自分の部署の工数空けたら良いんじゃない?
そんな提案をした私に対して、友人からの答えはこんな感じ。
客観的に言えばそうかもしれないけれど、現場の人間からすると、別の部署には関与できない。
#現場のことわかってない
#なんでなん
そんなことをしたら、人が余るので、(友人が信頼を寄せている)若手の派遣社員を解雇しなくてはいけなくなる。
この返答は、『やらない理由』が口癖の人からよく出てくる言葉でもあるので、私自身、聞き慣れているものでもありました。
とはいえ、友人は経営者ではありません。
普段よりは、少し気を使いながらも、ハッキリと現実を伝えました。
その忖度は誰も幸せにしない
さて、まずは現場のことが分かっていないからそんなことが言えるんだという意見について。
そう感じさせてしまったのは、私の伝え方の問題です。
この点は私自身も反省して、改善が必要だと思います。
とはいえ、私が伝えたことは外部の人間だから言えることという訳ではありません。
#断言出来る
私がしたのは、友人自身の口から出てきた言葉を整理して、認識があっているかと質問を続けただけ。
提案についても、
そういうことなら、次の工程か自工程を無くすことは出来ないの?
という感じで、質問をしていっただけ。
自分の話が他人にどう伝わるのかということを知った友人自身に、”それは出来ない”という拒絶反応が起きた。
その上で、出来ない理由として、自分のチームにいる信頼出来る派遣社員が解雇されるかもしれないという話を出してきた。
私は普段であれば、こういった話はスルーします。
というのも、こういった話は、やらない理由として正当性を持たせるために咄嗟に考えついた推測に過ぎないから。
問題解決は、あくまで事実に基づいて進めていかなければいけない。
でなければ、進むものも進まなくなるから。
#堂々巡り
ですが、酒の席ということと、友人だからということを踏まえて、今回はあえてこの話に回答しました。
大丈夫。
もしも、その派遣社員が居なくなったとしてと仕事は回るから。
もちろん、信頼している派遣社員が解雇されるのは良いことではありません。
けれど、そのことと問題解決は完全に別物なんです。
これを認めてしまえば、信頼している派遣社員が解雇されないように、仕事の効率をあえて落とすのが正解になってしまう。
こんなことを当事者たる派遣社員が聞いたら、きっと喜ばない。
#できる人だからこそ
確かに、組織運営に人材は重要です。
けれど、会社は人材に依存してはいけないし、組織内にいる人事部以外のリーダーは人事を理由にしてはいけない。
今いるメンバーで、今ある資源で、最大限の成果をあげるのが組織の責任である。
誰が抜けても、残ったメンバーで最高を目指していくのが仕事なのです。
厳しいかもしれませんが、友人ならこれに気づき、前進できると信じているから、ハッキリと伝えました。
次回会うのが、今から楽しみです。
皆さんが所属している組織ではどうでしょう。1度考えてみて下さい。
じゃ、またね!