増殖する社会起業家<688/1000>
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こんばんは。
最近は起業を志す若者が増加傾向にあるという嬉しい情報とセットで、内訳として社会起業家が増えているという情報を耳にして、残酷な未来を想像してしまうコマリストです。
社会起業家とはなにか?
一言で言えば、
社会問題の解決を目的とした事業を行いながら利益を上げる起業家のこと。
つまり、社会起業家が起ち上げる事業では、利益追求ではなく社会問題を解決することが念頭に置かれます。
では、社会問題とはなにか?
世界的なものは、人種差別や貧困格差などに加えて、地球温暖化問題などが挙げられます。
少しスコープを狭くして、日本国内に絞ると、教育格差や育児問題、高齢者の就業、水質・環境汚染、震災復興、地域活性化などなど。
一昔前は、自分自身が成功したいとか、もっとお金持ちになりたい!自由になりたい!みたいな欲求を持って起業を志す人が多かったと思います。
それが、最近では自分の為ではなく、世のため人のために起業を志す人が増えているということらしい。
この現象を日本では良い事として取り上げることが多いのですが、ホントに良いことなんでしょうか?
#悪いことでは無い
#それは分かってるけど
少なくとも私は、社会問題の解消のためにしんどい思いをしたり、泥臭い活動を継続できる聖人君主では無いです。
#性格
#ひねくれ者
何となく、日本では良いことをしていても、それがお金儲けに繋がっていれば”良くないこと”みたいに言われる風潮があります。
#未だに変わらない
#教育の賜物
そんな風に考えている大人たちに育てられたからこそ、成長した若者たちは「お金を稼ぎたい!」みたいな欲求を表に出すことはダメなことみたいな認識を持っているんじゃないかと思う。
#あくまでも私見です
#エビデンスは無い
だけど、本気で良いことしたいだけならボランティアとかNPO法人で良いじゃん?
そもそも社会起業家っていうポジショニングをとることに何の意味があるんだろ?
本人達に聞いた訳では無いので、正確なことはわかりませんが、社会起業家と呼ばれる人達の何割かは、そう呼ばれることに快感のようなものを感じている気がする。
全然悪いことではありません。
むしろ、自分自身が時間やお金の自由を手に入れたいという欲求の代わりが、社会起業家と呼ばれることによる承認欲求の充実だとしたら健全だと思う。
#満たされたい欲求
#違うだけ
ただし、こういった社会起業家が増えていくことで、自分たちは良い事をしているんだから優遇される”べき”みたいな考えをする人が確実に増加していくことになります。
そして、崇高な理念やパーパスは独り歩きして、若者を巻き込みつつも、稼ぐことに力を入れていないので、我慢することを強いられて、いずれ崩壊(倒産)する。
血を吐くくらいの努力をして、悪くもないのに頭を下げて、寝る間も惜しんで情報発信に邁進し、、。
めちゃめちゃ頑張った先に、自分自身の欲求ではなく社会問題の解消がある状態。
これ、ほんとのほんとに本気になれる人が居ると思えない。
#もちろんゼロではない
#少数派なのに増加傾向
1部のカリスマ的な人が、こんな活動をしていて、世界を変えるために日々戦っているというカッコイイストーリーがあるのは良い。
だけど、今、国内でそんな人が増加傾向にあるっていうんだから、世も末だと思う。
数年後の廃業率増加が既に確定しているような風潮。。
起業を志す人が増えるのは良いことだけど、まずは、分かりやすく自分の欲求の為に頑張る昔ながらの起業をオススメしたい。
世のため人のために頑張るのは、自分のために努力して結果が出てからで良いじゃん!
きっと、その方が救われる命も増えるし、企業の寿命も長くなっていくと思う。
1度自分に聞いてみて下さい。
あなたが起業したい理由はなんですか?
じゃ、またね〜!
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