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人生は〇〇算

どこかで聞いたことがある方も多いかもしれない。
で、何算が正解なのか?

わりと多いのは足し算。
といっても哲学みたいなもので、どう考えるか、何を信じるかなんて人それぞれで良い。

つまり、正解なんて無いと思う。
#ないんかい

あくまでも私はこう考えているというお話。

結論から言うと、私の答えは「引き算」。
『人生』というより「人間の価値」を引き算だと考えている。

諸説あるけれど、1つの生命が人間として生まれる確率は〇兆分の1と言われている。
これって、ものすごい確率ですよね。
#宝くじ何回当たるんだ

こんな確率で生まれてきた私達一人一人の価値は、生まれ落ちたその瞬間が最も高く、基本的には誰もが同じ価値があると思う。

※といっても、実はこの時点で一人一人の持ち点というのは決まっているので、この点数の考え方については後ほど詳しく説明する。

ここから、様々な経験を繰り返し、成長していく中で「自分」というものを形成していく。

で、「自分」というものが形成されたその瞬間から、引き算は始まっていく。

身近な話で説明してみようと思う。

車を運転したことがある方であれば分かると思うが、混雑している道に合流する際、道を譲ってもらえることがある。

譲ってもらったあなたは、その後にどんな行動をするだろうか?

「お礼」として手を挙げたり、頭を下げたり、ハザードランプを点滅させたりといった行動をとっている方。

おめでとうございます!今回は減点無しです。

逆に、何のアクションも起こさず、当たり前のように合流してしまう方は、1点減点です。

え?
別にお礼しなくても、人の価値なんて下がんないでしょ!

と思う方もいらっしゃると思うので、そんな方は続きを読んで下さいw
#読ませたいだけじゃん

お礼をするか、しないか。
この行為によって、何が生まれるのか。

まず、お礼をした場合、「お礼してくれるなんてステキ♡」とは、もちろんならないわけで、ほとんどの人がお礼されても何とも思っていない。

ということで、加点も減点もなし。

では、お礼をしなかった場合はどうか。もちろん、何とも思わない方もいらっしゃると思うので、そういう方に当たった場合には減点されません。

ただ、「お礼くらいしろよ!」と内心思っている方が一定数いるのは事実で、この瞬間に減点が発生する。
#本人気づいてないけど

まだ、コイツ何言ってんのか分かんねぇな。という方もいると思う。
#わたしが変なおじさんです

お待たせしました。
点数の考え方のお時間です。

人間の価値というのは、本人が決めるものではなく、周りの誰かの評価の総合で決まる。この考え方は割と理解して頂きやすいと思う。

この前提に基づくと、
人間の価値≒人生で出会う人の総数
だと考えられます。

この「出会う」というのがやっかいで、リアルに出会う人数だけをカウントすれば分かりやすいですが、情報化が進んだ現代においては、オンライン上で何かしらの接点を持つことも「出会う」ことに含まれる。

で、分かりやすくするために、リアルに出会うということだけに絞って解説しますが、出会うというのはただ街を歩いていてスレ違うだけの人もカウントに入ります。

というのも、スレ違う瞬間に大声で叫んだり、ゲロ吐いたり、お〇ん〇ん丸出しだったりしたら、会話はしなくとも「うわぁ、、やべぇ奴いるわ」くらいには思われますよねw
#私のことではありません

スレ違うというその瞬間に、何のアクションもしないで華麗にスルーしていくことが出来ているからこそ、減点されていないだけ。

ということで、人間の価値を可視化するために点数を付けるとするならば、「人生で出会う人数」がその人の点数ということになる。

つまり、先程の例で道を譲ってくれた方というのも、あなたの価値を構成する重要な1点の持ち主というわけ。

その相手から「お礼くらいしろよ」と思われたということは、マイナスの評価を受けたことになるので、単純にその1点を失ったということになる。結果としてあなたの価値は1点下がりましたよ。ということ。

では、減点されない生き方とはどんなものか。

それは、すごくシンプルで、
当たり前のことを当たり前にやる。

ただこれだけ。
これがどれだけ難しく、どれだけ価値のあることかというのは、分かる人には分かると思う。なので、説明は省きます。
#面倒なわけじゃないんだからね

もちろん、1度下がった評価をオセロのようにひっくり返すウルトラCもあるとは思う。

けれど、一度下された評価をひっくり返すのってめちゃめちゃ大変で、時間も労力もかかる。そりゃそうですよね。人は過去の自分の決断を否定したくない生き物だから。

とはいえ、人一倍の苦労と努力を惜しまない素晴らしい皆さんであれば、ウルトラCを狙うのもありだと思う。

私は、そんなところに資源を使いたくない省エネ主義なので、最初から下げなくて済む評価なら下げないことに集中する。
#ドMだけどね

こう考えてみると、日常生活の中には、自分の価値を下げる可能性が至る所に潜んでいる。

判断に迷った時や、自分自身の行動を振り返った時に、「他人にどう影響した(する)か」だと当事者意識を持ちづらいので、「自分の価値を下げていないか」という観点で考えてみると少しだけ優しい行動が出来ると思う。

そうなれば、世界は少しだけ優しくなる。

以上。本日は、
「人間の価値は減点方式で決まる」
「価値を下げない行動が世界を優しくする」
というお話でした。

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