見出し画像

コマリスト詐欺にあう!?<91/1000>

【ラジオ体操396日目】
『ニコチンレス生活117日目』

こんにちは。
世の中にはいろんな詐欺が横行していて、その手口は人間心理をうまく利用したものが多いので、胡散臭い話でも聞いてみたいと思ってしまうコマリストです。


今日は『古典的詐欺から学ぶ100%の法則』というテーマで書いていきたいと思います。


仮想通貨、FX、不動産、金、株式、投資信託、保険、オンラインカジノなどなど、世の中にはたくさんの投資や投機の手段が存在しています。


今年の4月から、最低限のお金の知識を子供たちに付けてもらうことを目的に、投資信託や保険、株式投資などを家庭科の授業で学ぶようになるというのは周知の事実だと思いますが、皆さん自身はこれらの知識を持っているでしょうか?


日本人のマネーリテラシーはアジア圏で最下位です。


けれど、教育という視点から見てみると、日本の義務教育ほど制度がきっちりしている国は、存在しません。


今年以降の学生たちがどんな社会を作っていくことになるのか、今から楽しみですよね。


今日は、詐欺商材に騙されたコマリストがこれ以上の被害者を出さないために、奴らの手口を丁寧に解説するだけというお話です。


手品のカラクリを開設しているだけなので、知っている人からすれば、退屈かもしれません。

古典的な詐欺手法

画像2

実は、つい最近私自身が詐欺被害にあいました。


被害額は数万円程度なので、メンタルは保っています。


個人的な事情があって、色んな投資案件を比較している中で、全く未知の世界に興味本位で足を踏み入れた結果、かすり傷を負ったという感じ。


ただ、ここで使われていた詐欺の手法が、あまりにも古典的な詐欺の手口だったので、未だに使われている手法であることに驚いてしまいました。


その手法を簡単に説明します。


”1週間後に、金の価格が上がるので金の現物か先物買いを購入して下さい”
今後もアドバイスが欲しい方は、こちらへ連絡して下さい。


こんな手紙を、10,000世帯に郵送したとします。


これと同時に、
”1週間後に、金の価格が下がるので金の先物売りを購入して下さい”
今後もアドバイスが欲しい方は、こちらへ連絡して下さい。


こちらの手紙を別の10,000世帯に郵送します。
めちゃめちゃ怪しい手紙ですよねw


そして、1週間後。
実際に結果が出て、上がった場合。


今度は、1回目に『上がる』という手紙を送った10,000世帯を対象に、同じ手紙を送ります。


今度は5,000世帯ずつに分けて送る。


そして、1週間後。
実際に結果が出て、下がった場合。


2回目に『下がる』という手紙を送った5,000世帯を対象に、同じ手紙を送ります。


同じく、今度は2,500世帯ずつに分けて。


これを5回繰り返すと、625世帯がこう思うはず。
毎週送られてくる『謎の手紙』に書かれていることは、毎回当たっている。もしかしたら本物かもしれない。


自分自身が5回連続で正解の書かれた手紙を受け取ったとしたら、次の手紙に書かれていることを試してみたいと思いませんか?


この手紙の連絡先に電話をして、話を聞いてみたいと思いませんか?


こうして、まんまと騙された人たちが連絡をして、勧められた金融商品を購入してしまう。


その結果、損失が出たとしても、その時には以前の連絡先に電話しても繋がらない。


非常に古典的ですが、かなり昔に海外で実際に流行していた詐欺の手口です。


騙されないという自信はありますか?

騙されたコマリスト!?

画像1

せっかくなので、コマリストがどんな詐欺に騙されたのか、暴露しておこうと思います。一人でも被害者が減ったら嬉しいです。


コマリストが騙されたのは、『競輪予想サイト』です。


人生で、一度も競輪を経験したことが無かったので、この商材はいかにも怪しいと思いつつも、勉強代のつもりで実際に情報を購入して、車券を買ってみました。


価格は、情報量が35,000円。車券が10,000円です。


で、結果どうだったかというと、詐欺にあったと書いているくらいだから外れたわけです。


ただし、競輪の予想サイトの情報が外れたとしても詐欺にはなりません。私が詐欺だと認定したのにはもちろん理由があります。


予想が外れてから30分後。
『この度は、△△(商品名)が外れてしまい申しわけありません。次回こそは確度の高い情報をいち早くお届けしますので、今後ともよろしくお願いします』


こんなメールが届きました。


けれど、面白いことにこのメールに書かれていた商品名が、私が購入した商品の名前ではなかったんです。


そこに書かれていたのは、まだ結果が出ていないレースの商品名でした。


これはおかしい。


そう考えたコマリストは、すぐさま別のメールアドレスでアカウントを作成しました。


すると、、
その翌日、新たに取得したアカウントの方に”あるメール”が届いたんです。


『昨日の「〇〇」という商品で100万円以上の利益が出ました!購入された皆さんおめでとうございます。』


予想はしていましたが、笑いました。この〇〇という商品は、まさしくコマリストが購入した商品の名前だったんです。


ちなみに、このメールは、○○という商品を購入したアカウントには届きませんでした。


すぐさま、外れた方のアカウントから事務局アドレスにメールのキャプチャを張り付けて、『詐欺師死ね』的なメールを送り付けたわけです。


もちろん、返金する気なんてさらさらないでしょうから、泣き寝入りです。


そこからのやり取りは、こちらのもう一つのメールアドレスを教えてほしいだったり、不手際があっただけだという謝罪だったり、たくさん送られてきたわけで・・。


この詐欺、やっていることが、前半の手紙の詐欺と同じだということが分かるでしょうか。


購入した人には『謝罪メール』を送り、非購入者には『購入した人おめでとうメール』を送る。


購入していない人からすると、自分が購入していない時には当選して、購入した時には”たまたま”外れただけ。次こそは当たるかもしれない!となるわけです。


上手いというか、稚拙というか・・。
騙された私が言うと重みがありますよね笑


あ、被害者を増やさないためにもサービスの名前を書いた方が良いですね。


サービス名は、『Clubhouse』です。似たようなサイトもあるのでパクリなんだと思います。ちなみに現在も稼働していると思います。


絶対に騙されないで下さい。


そして、同様の手口は本当にたくさんの業者が使っているので、似たような手口かもしれないと思ったら、絶対に近づかないようにして下さい。

じゃ、またね!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?