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食事とエンタメ

【ラジオ体操290日目】
『ニコチンレス生活11日目』

こんばんは。
串焼きのお店で、自分でパン粉をつけて揚げながら食べるという体験をしたら、楽しすぎてお店をやりたくなったコマリストです。


今日は『お金を払って労働する』というテーマで書いていきたいと思います。


一昔前は、モノよりコトの時代が来たとよく耳にしました。


人は商品やサービスそのものではなく、それらに付随する体験にお金を払うという概念でした。


最近はあまり聞かなくなりましたが、この傾向はコトから”ヒト”に移り変わっているようです。


つまり、何を買うかではなく、誰から買うかということが重視されるようになったということ。


別に、最近になって変わってきたと言うわけではなくて、”誰から買うのか”ということは昔から重視されていたようにも思いますが。。


今日は、初めて経験した自分で揚げて自分で食べるというセルフ感たっぷりのお店が楽しすぎてハマりそう!というお話です。


体験を売るというのもここまで形にされてると、もはや労働に近いんじゃね?と思いながら楽しんでいた私の感想文です(笑)

セルフ串揚げ屋

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さて、私が訪れたお店は、各テーブルに小型のフライヤーが用意されていて、自分で揚げながら食べるスタイルのお店。


鶏肉や豚肉、牛肉といった定番の具材はもちろん、色んな野菜や果物、小さな鯛焼き、ドーナツなどなど変わり種も用意されています。


用意されていると言っても、生の状態の食材が串に刺されて並んでいるだけなんですけどね。


並んでいる食材の中から、自分の好きな物を好きなだけ取ってきて、テーブルの上で練り粉とパン粉をつけて揚げる。


で、好きなソースをかけて食べる。


ちなみにこのソースは20種類近くあって、食べてみないとどれが合うのか分からないレベル(笑)


チョコレートフォンデュやチーズフォンデュ、ソフトクリーム、カレーにお茶漬けというバラエティに富んだサイドメニュー?も用意されていました。


ここまで来ると、もはや食事では無くエンタメでした。


正直、美味しかったかと聞かれれば微妙でしたが、とにかく楽しかった!


これは、何度もリピして、お気に入りの食べ方見つけないとです。

串屋が提供しているもの

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さて、この串屋さん。どうして私はこんなにも惹かれてしまったのか。


冷静に色々と考えてみると、このお店が提供しているものが凄かったんです。


というより、我々お客さんがお店に提供しているものと言うのが正しいかもしれません。


どういうことかというと、
このお店は、バイキング形式で90分の時間制です。


で、お店に入ると終わりの時間だけを伝えられてポイ捨・・自由にされる。


ここから何をするかと言うと、自分で使うための「練り粉」と「パン粉」を持ってきて、20種のソースの中から好きなものを持ってくる。


そして、その後に食べたい食材を選んで運んでくる。


ここまでで、席と食材を何往復させられるんだというくらいウロウロしなきゃいけないんです。


で、その上で”自分で調理する。


美味しいか美味しくないかは、自分の調理次第というオマケ付き。


何が面白いか分かりますか?


これ、普通の飲食店であれば店員さんがやってくれることばかりなんです。


つまり、
お客さんがお金を払って”労働力”を提供している状態。


この食事をしながら、西野亮廣さんが数年前にクラウドファンディングで個展のスタッフを出来る券を販売していたのを思い出しました。


わざわざお金を支払って、労働を提供する。


この結果、何を得るかと言えば通常は”体験”だったり”思い出”だったりするわけです。


でもね、今回私が利用したお店は、体験や経験に加えて美味しくない料理を得られるw
#あくまで自分次第です


なんて最強のお店なんだと感動しちゃいました。


どんなサービスや商品でも、提供の仕方を変えるだけで違う価値を産むことが出来る。


本当に良い勉強をさせてもらいました。


皆さんも、面白いお店を見つけたら、感動ポイントを整理してコメントで教えて下さい!

じゃ、またね!

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