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百面相

そろそろ、2020年も終わりを迎えようとしています。今年1年間を振り返ると、コロナウイルスに掻き回されて、仕事もプライベートもその他諸々も、大きな変化があった方が沢山いらっしゃると思います。

もちろん、マイナスの変化だけではなく、人によっては良い変化の1年となったという方もいると思います。

とはいえ、多くの方が『変化』に苦しみ、投げ出したくなるような経験を1度にたくさんされたんじゃないかなと。

で、そんな1年の締めくくりのこの時期に、是非とも実施して頂きたいなと思うことを、本日の内容としたいなと思います。

何をして欲しいか。それは、、
『1年間の振り返り』です。

なんだ、そんなことかと思った方も多いと思います。けれど、これまで生きてきて、本気で振り返りしたことがある方って、意外と少ないんじゃないかなと思うんです。

「毎年やってるよ」
という方、本当に素晴らしいです。出来ている人、本当に少数なので、自慢できるレベルです。

かく言う私も、恥ずかしながら人生で初めて真剣に振り返りをしたのは約1年前。

この時には、1年分ではなく社会人になってからその瞬間までの〇年間を一気に振り返りました。
#めちゃめちゃ大変だった

私の場合、
以前も書きましたが「大学なんて入学出来れば、卒業は誰でも出来る。大学で学ぶことよりも社会で学ぶことの方が圧倒的に価値がある」なんて、クソ生意気なことを言って、大学を中退しています。

その後すぐに、現在の仕事をやることを決めていたため、ひとつでも多くの仕事を実際に経験することで、各業界を”何となく理解できる”スキルを身につけるための社会人生活をしました。

その間で従事した職種は、「とび職」「介護」「証券マン」「営業」「人材派遣」「製造業」「飲食店」「通信業」・・・などなど、ダブルワークは当たり前で最大で4つの仕事を同時にしていたこともw

結果、経験した職場はアルバイトみたいなものも含めると28個。
これだけの職を経験したことある人はなかなか出会えませんww

今となってはネタでしかありませんが、当時は本当に周りから冷たい目で見られていました。
#社会不適合者

「アイツは仕事が続かない」
「仕事が出来ない」
「人とコミュニケーションが取れない」
などなど、まぁ色々なことも言われましたし、何より両親や友人に心配ばかりかけていました。

ちなみに、当時は既に結婚してましたので、余計に周りの目は冷たいものでしたね(笑)

今でこそ、経験職種が多いことはマイナスではないと言われるようになってきていますが、当時は本当に酷かった。

『社会人になったら、最低でも3年は続けないと一人前になれない』

なんて言葉が、当たり前のように言われていた時期なので、しょうがないことだなと理解はしています。
#意外とナイーブ
#キレてない

もし、未だにこれを信じている方がいたら、少し考えをアップデートした方が良いかもしれません。この言葉は、”終身雇用が当たり前”の時代ならではの言葉です。

とはいえ、28ってヤバい人じゃん!って思う方もいると思うので、必死に言い訳させて下さい。

これは今も変わっていない私の考え方ですが、私がこれだけの仕事を経験したのは、『明確な目的』があったからです。

そして、その目的が、一生ひとつの会社で働いていくことでは無かったというそれだけの事です。

何が目的だったのか?

これを説明するために、先ほど”何となく理解出来る”という表現をした部分をもう少し掘り下げます。

私が経験した仕事の中には3ヶ月程度のものもあります。そう言うと、「そんな短期間で何が分かるんだ」とお叱りを受けそうですが、ちゃんと分かるものがあるんです。

もちろん、長年そのお仕事をされている方と比較したら、足元に落ちているゴミ以下のレベルです。けれど、私はその職場での職人的スキルを磨きたかった訳では無いので、問題無いんです。

では、私が知りたかったものは何か?
それは『現場で使用されている言葉』です。

その当時、明確に『この仕事をする』と決めていたのが現在の私の職業となっているのですが、私の仕事で最も重要となるのが、経営者から信頼されることです。

で、信頼されるためには何が必要だと考えたかと言うと、コミュニケーションなんです。

分かってきた方もいるかもしれません。
コミュニケーションには”何”を使うか?

そうです。『言葉』を使うんです。

この言葉、日本人だったら日本語でいいじゃん!と思われがちですが、そうではないんです。

皆さんも恐らく、当たり前のように使用していると思いますが、各業界には業界用語なるものがあるんです。

これが本当に曲者で、使用している本人は日常的に使用するので、当然のように相手も理解できると思っている。

けれど、第3者からしてみたら「異世界語ですか?」というレベルで理解できない。

何とか分かったフリをして会話を合わせても絶対にバレます。その結果、話している本人はどうなるか?

「こいつ分かってないな」とか「俺の話を理解できないヤツは頼りにならない」と、出会ってからものの数分で壁を作られて、信頼を得ることなんて夢のまた夢になってしまうんです。

というわけで、「現在の仕事をする」という私自身の目的を達成するために必要な業界用語を学ぶことを目標として様々な業種を渡り歩きました。

色々と教えて下さった企業の皆様、その節は本当にお世話になりました。感謝しております。

誤解なきようにお伝えしておきますが、在籍期間中は本当に真剣に仕事に取り組みました。その結果、色んな賞を頂いた会社も複数あるほどです。

色んな方から認められて、声をかけられるように動かないと、複数人から業界用語を学べませんからねw
#黒い人

こんな感じの社会人生活をしてきた結果、百面相とまではいかないけれど、今では50種くらいの職場で使用される「言葉」の習得に成功しました。

そしてちゃんと、役立ってます(笑)

私の振り返りの振り返りが長くなってしまいました。
とにもかくにも、この1年間を真剣に振り返って下さい。

2020年は特に色んな変化があった年です。
どんな気持ちでスタートしたのか。
そして、それがどうなったのか。
目的を持って過ごすことが出来たのか。
やるべきことはやり切ったのか。
本当にやり残したことは無いか。

私も、この1年についてはしっかりと振り返ってから2021年を駆け抜けていきます。

すでに、いくつかやり残しを思いついているので、この後取り掛かります。
#現在深夜1時
#睡眠って美味しいの

この内容を読んだ方が、2021年にスタートダッシュを切って、1歩でも前に、そして1秒でも早く夢に辿り着けることを願っています。

本日のまとめ
・1年の締めくくりに真剣に振り返りを
・私の恥ずかしい振り返り
・スタートダッシュを決めるために

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