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やっぱ、リアルが好き<356/1000>

【ラジオ体操658日目】
『ニコチンレス生活379日目』

こんにちは。
画面越しでは何度も話したことがあるけれど、一度もお会いしたことが無いという相手が増えている中で、やはり直接会って話さないと心から信用できないと思ってしまう昭和の人コマリストです。


今日は『温度を感じられる距離』というテーマで書いていきたいと思います。


離れた場所から利用することが出来るプラットフォームが充実したことで、オンライン会議やオンラインセミナー、オンライン授業などが当たり前になりました。


オンラインツールは、物理的な距離をゼロにするような便利なものなので、これまではお会いできなかった人に会えたり、受講できなかったセミナーも受講しやすくなりました。
#入り口としては
#とても便利


出社しなくてもリモートで仕事が出来てしまうので、物理的なオフィスが不要だと考えている人もいるようですね。


今日は、コミュニケーションは言葉のやり取りだけでは無いし、親しい人間関係はリアルの場の方が生み出されやすいというお話です。


生産性を上げようとかDXがどうとか言っている世間とは反対の内容になるかもしれないので、あくまで個人の意見として受け取ってほしいです。

リモートワークを求めているのは

オンライン会議

コロにゃんが世界中に広がってから、リモートワークで仕事が出来るようになった会社は一気に増えました。


私の前職でもある通信会社では、今年の7月から『原則リモートワーク』という働き方を導入しました。
#巨大組織
#コスト削減


ところで、このリモートワークを求めているのはどんな社員だと思いますか?


若手の新人
勤続5年を超える中堅社員
勤続10年を超える古参社員


多くの人が『若手の新人』がリモートワークを求めていると考えています。


本当にそうでしょうか?
#調査結果も出ている
#若手は求めてない


少し思い出してみて下さい。
大勢の人が一つの教室に集まる学生時代。同じ教室の中には好きな人も嫌いな人もごちゃまぜに存在しています。


時には嫌いだと思っていた相手と、協力しなければいけないこともあって、それがきっかけでお互いのことを知った結果、親友になったという人もいるかもしれません。
#素敵な話


さて、そんな学校を卒業し、それぞれが社会人として会社に所属するようになった後、会社の中で仲良くなった人や尊敬できる先輩と出会い、大人になってからの友人と呼べる人が出来ます。


会社の外で、何かしらの活動をしていて、偶然出会って仲良くなるということもあるかもしれませんが、大多数は同じ会社の中で友人を見つけるし、職場内での結婚も多い


もちろん、学生時代からのつながりで、そのまま友人関係を継続していたり、結婚する人もいます。
#意外と
#これが多いのかも


と、ここまでは当たり前のことを書いているように感じるかもしれません。


では、考えてみて下さい。


学校を卒業して、入社した会社が『原則リモートワーク』だったとしたら、あなたがこれまで経験してきたように、親しい友人や尊敬できる先輩との人間関係はできるでしょうか。


画面越しでしか会ったことのない人と、結婚することがあるでしょうか。
#今はあるのかも
#2次元との結婚


私達は、社会人になるまで、10年以上もの期間をかけてリアルでの友人作りとコミュニケーションを習得していきます。


当たり前ですが、この時の経験がベースになって、その後の友人作りに活かされていくことになります。
#コマリスト
#友達少ない


オンラインでしか話したことが無い相手と親友になるって、0では無いですが、数としては圧倒的に少ないし、リアルの方が親近感が湧くので信頼関係は築きやすいですよね。


あらためて、聞きます。
リモートワークを求めているのは本当に若手の新人ですか?

生産性や効率化で失われるもの

デジタルツール

日本人は生産性が低い。


こんなことを言われて久しいですが、もしも生産性が低い原因がIT化・自働化が遅れている事だとしたら、日本人の良さがもたらした結果じゃないのかと思います。


日本人は、空気を読むとか、相手の立場に立って考えるとか、相手の言葉の裏にあるものを読み取るみたいなことが得意です。


これは、とても素敵なことだと思うし、これがあるからこそ相手のことを思いやるようなサービスがたくさんあるんだと思います。
#実は
#私は苦手


これらの能力が十分に発揮される環境は、
IT化や自働化が進んだ職場と、人と人が手作業で仕事している職場のどちらなのか。


少なくとも私は、昔ながらのアナログな環境の方が日本人の良さは発揮されるんじゃないかと考えています。
#私が
#古いだけかも


それでも、世界の潮流に取り残されないように、IT化や自働化が必須だと叫ばれ、生産性と効率を追い求め、いつの間にか心のようなものを失ってしまったんじゃないかと。。
#寂しい


本来、生産性と心はトレードオフの関係にはありません


むしろ、心が通い合っているからこそ『阿吽の呼吸』で仕事を進めることが出来て、驚くほどの生産性を生み出してきたというのが私達日本人だったはずです。


リアルの環境が減り、引きこもる若者が増え、IT強者がドヤってる世界線


何だか私は好きくない。
#元引きこもりだけど
#アニヲタなだけ


昨日、何度もZoomで打ち合わせをしてきた人同士が、初めてリアルで打ち合わせをし、3時間後には完全に打ち解けて笑い合っている姿を目にしました。
#二人は
#私の知人


本物の人間関係を築くのは、やっぱりリアルなんだということを強く感じさせられる瞬間でした。


人と人が同じ場所で同じ時間を共にする中で、言葉だけではなく、温度を持った”目に見えない何か”が共有されて、人間関係に深みが出る。


AI・DX・ITといった本質的には肌に合っていないものを活用して生産性を高めるよりも、心を通わせて生産性を高めるような本質的な関わり方をしていきたいし、そんな場所を生み出していきたい


もちろん、単純な知識習得には、便利なオンラインツールも上手く活用していくんですけどね。

じゃ、またね~!

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