一般社団法人 再生医療安全推進機構 公式ブログ 「再生医療相談室」 マサニャン

名前:マサニャン 名前の由来:心に正直でいたいオジネコ😽 年齢:6歳 性別:オス 趣味…

一般社団法人 再生医療安全推進機構 公式ブログ 「再生医療相談室」 マサニャン

名前:マサニャン 名前の由来:心に正直でいたいオジネコ😽 年齢:6歳 性別:オス 趣味:刈り上げ 好きなもの:セミナー拝聴 嫌いなもの:タイピング 目標:セミナーレポート100本

最近の記事

【第6回】 再生医療安全推進機構セミナー『再生医療における政策立案の落とし穴・現場の声の不在とその影響』レポート ~後編~

皆さんこんにちは。再生医療安全推進機構のマサニャンです。 前回の中編に引き続き、2024年5月31日(金)~6月2日(日)に熊本城ホールで開催された、第24回日本抗加齢医学会総会において再生医療安全推進機構に所属する【劉 懐旭】が行ったイブニングセミナーレポート~後編~をお届けします。 前回までに、再生医療業界の現状と問題点、またそれに対する解決策が挙げられました。では、今回は具体的なお話に進みましょう。 上清液とエクソソームに関する政策立案一つ目のケーススタディは、業界の

    • 【第5回】 再生医療安全推進機構セミナー『再生医療における政策立案の落とし穴・現場の声の不在とその影響』レポート ~中編~

      皆さんこんにちは。マサニャンです。 前回に引き続き、2024年5月31日(金)~6月2日(日)に熊本城ホールで開催された第24回日本抗加齢医学会総会において、再生医療安全推進機構に所属する【劉 懐旭】が行ったイブニングセミナーのレポート~中編~をお届けします。 ③ 再生医療のアジア市場と日本市場の状況についてアジア市場 再生医療に関してアジア市場全体の状況を見ると、各国で急速な成長が進んでおり、中国をはじめ、ベトナム、タイ、インド、台湾、韓国など多くの地域で拡大していま

      • 【第4回】 再生医療安全推進機構セミナー『再生医療における政策立案の落とし穴・現場の声の不在とその影響』レポート ~前編~

        皆さんこんにちは。 今回は2024年5月31日(金)~6月2日(日)に熊本城ホールで開催された第24回日本抗加齢医学会総会において、再生医療安全推進機構に所属する【劉 懐旭】が行ったイブニングセミナーを3回に分けてレポートします。 まず前編からお届けします。 セミナーの構成は以下の4点でした: 基本的な再生医療についての説明 再生医療に関する法規制の背景と内容紹介 再生医療のアジア市場と日本市場の状況について 理想的な再生医療と現実に行われている再生医療とのギャッ

        • 【第3回】再生医療等安全性確保法 改正法成立

          再生医療の審査、公正さ疑われるなら国が立ち入り検査へ 法改正の背景 第2回目の投稿で投げかけた「再生医療提供計画は委員会において適切に審理されているのか」という問いへの答えが、この法改正によって明らかにされなければなりません。そして、すでに「該当委員会に提出→承認→厚労省にて受理」されている再生医療提供計画が改善されなければなりません。 なぜなら、その提供計画によって行われた治療が、すでに有害事象の疾病報告として特定認定再生医療等委員会に複数件報告されており、それを厚生

        【第6回】 再生医療安全推進機構セミナー『再生医療における政策立案の落とし穴・現場の声の不在とその影響』レポート ~後編~

          【第2回】再生医療の現場で何が起きたのか

          2024年6月1日、一般社団法人共同通信社から以下の報道が出ました。 再生医療の現場で何が起きているのか 自分の幹細胞を培養して増やし、自身の身体に戻す治療(幹細胞治療)が再生医療として行われています。幹細胞治療を行うには、医療機関が糖尿病や脳血管障害など、各疾患別に「再生医療提供計画」を第三者機関である「特定認定再生医療等委員会」に提出→承認→厚生局へ提出→受理という経緯を経ての治療となります。   今回の記事は、ロート製薬が東京のクリニックから細胞培養を委託され製造し

          【第1回】 再生医療安全推進機構セミナー『エクソソーム及び培養上清関連市場の現状と危険性について』レポート

          セミナー概要 現在、国内の美容クリニックや医療機関において、研究用ではなく医師の裁量と判断によって使用されている培養上清液やエクソソームについて、それらがどのようなルートで市場に出回り使用されているのか、株式会社シードプランニング社による市場調査結果を基に、その現状と危険性や問題点について提議する目的のセミナーが開催されました。 培養上清関連市場の現状 培養上清関連市場の規模は大きくなっており、その内訳として化粧品、美容、治療の分野に分けられて説明されました。メーカー出荷価

          【第1回】 再生医療安全推進機構セミナー『エクソソーム及び培養上清関連市場の現状と危険性について』レポート