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《賢い医師生活》〜そして

《賢い医師生活》にどハマりした私は、他にも韓国ドラマを観ながらYouTubeで《賢い医師生活》関連の動画を探しては観る、というあまり賢くない生活を始めた。

そこで巡り会ったのが、このチャンネル。

【チャンネル 十五夜】

ここで《賢い医師生活》のキャスティングの初めからを追った再生リストを観始めた。

このチャンネルも再生リストも、日本語字幕がある時とない時があって、ない時は英語字幕の単語を拾っていくしかないのだけれど。(スラスラ読めないよっ!ごめんなさいよっ!)

もちろん、決定したキャストとのインタビュー動画ばかりなのだけれど、監督が俳優さん一人一人からとても丁寧に話を聴き、脚本を読んでもらい、どんなドラマを作りたいのか説明していく。

そして、メインの五人と周りを固める俳優さんたちが決まっていく様子、初めての読み合わせに集まったキャストたちのぎこちなさ、それぞれがバンドで担当する楽器に一生懸命に取り組む様子が微笑ましくて、観ているだけでこちらの胸が暖かくなる。

特に、ドラマに初出演のチョン・ミドがソンファに決まるプロセス。

インタビューの頭で「あなたの持つイメージと、このキャラクターのイメージが少し違うので、ちょっと悩んでるんだけど...。」と言われるチョン・ギョンホ。

この再生リストのep.19でキャストとスタッフの全体の顔合わせと読み合わせまでが、もう上質のドラマ、あるいはドキュメンタリーなのだ。

ep.20以降はメイキングになり、今日(2021年6月10日)ep.43で最終話のエンディングまでが配信された。

何度も何度もこの再生リストの、このエピソードあのエピソードと見返してる。

本編も2周した。

脚本家イ・ウジョンと監督シン・ウォンホが、【人間】をとても肯定的に捉えてるからこそ、何度観ても、何話でも、どのエピソードでも飽きないし楽しめるのだと思う。

『ケミストリー』というもの 

監督と脚本家が作りたい作品のために選び抜いたキャストとスタッフが、最善を尽くして生まれた『ケミストリー』。日本語だと『化学反応』。

足し算ではなく掛け算、それ以上に爆発的な【何か】が生まれたからこそのこの作品だと思う。

キーボードの「ドレミ」の場所から小学生に囲まれて練習したソッキョン、手首を痛めるほどドラムを練習したジョンウォン、毎回誰よりも早く来て練習してたジュンワン、ベースの才能が開花したソンファ、役の通り歌って弾けて(踊れる)イクジュン。

もうね、応援団というかおかーさんというか的に五人みんな愛おしい。自分の子どもたちよりちょっとだけ年上なだけだし。

そして、本当にいい関係が出来上がったからこそ、こんな↓キャンプまで。(笑)

ドラマに限らず 

どんな仕事の職場でも、趣味のグループでも、【いい雰囲気】って大事だと思う。
それは先ず、お互いを尊敬して尊重し合うところから始まるんじゃないだろうか。

そんな、当たり前だけど大切なことが、なかなかできない。難しい。
でも、この作品の現場ではきっとできてる。そんな気がする。

ところで、おかーさんの私はこの作品で出会った、自分の息子と同じ身長で同じような骨格で、でも息子よりハンサムでいい声のチョン・ギョンホを推すと決めた。

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