さて今日は韓国映画の感想を

ドラマの感想ばかりではなく、配信されてる韓国映画の感想を少し。

《ハッピー ログイン》 
SNSを抜きにして生活できない現代の三組のカップルの物語。

チェ・ジウやカン・ハヌル、ユ・アインなど贅沢なキャスト陣。
ネタバレはしたくないので観てください、としか言えない。

それぞれの繊細な演技が、コメディながらもしみじみとした情景を作り出しています。

《パイレーツ 2》 
カン・ハヌルをはじめとするキャスト陣が弾けて大暴れの爆笑時代もの。

倭寇も暴れる朝鮮王朝初期の頃、高麗王朝が残したとされる秘宝を探す海賊たち。

一癖も二癖もある海賊たちが楽しい。
EXOセフンがどんな時にも爽やかで美しい。

《スタートアップ!》 
ナム・ジュヒョク主演のドラマ《スタートアップ〜夢の扉》とは全く別物。

道を踏み外しかけた少年たちと怪しい中華料理屋の料理人の物語。
マ・ドンソクが面白すぎる圧倒的な存在感。
チョン・ヘインのチンピラっぷりもいい。

《ブラザー》 
マ・ドンソク、イ・ドンフィ、イ・ハニ主演。

儒者の本家である父親が亡くなり、葬儀のため帰省した兄弟と親族、そして謎の女性の爆笑物語。

祭祀や家業の大変さは、遺産よりはるかに避けたいものらしくみんなで「お前が継げ」「いやいやそちらこそ」「絶対継がないって叔父さんに言うのよ!」「そうは言っても御先祖様への申し訳が」となすりつけ合う一族。

名家も大変やなぁと、庶民の私はアハアハと笑う。

チ・チャンウクの「そこで!?」という出演も楽しいですよ。

《ラッキー》 
日本映画のリメイクだそうです。
知らんかった。

ユ・へジン、イ・ジュン主演。

韓国語タイトルは《럭키》。
英語タイトルは《LUCK KEY》。
日本語は《ラッキー》。

さて、ここで私の引っかかりが...。

韓国語も英語も2語です。
特に英語を見てください。
訳すと『運の鍵』です。決して『ラッキー=LUCKY=幸運』ではないわけです。

おそらく私なんかより偏差値の高い学校を卒業されて映画の日本語タイトルを決めるお仕事をなさってるだろうに。
私には、言葉を雑に扱ってるという印象です。
韓国映画・ドラマに限らず、外国映画・ドラマのタイトルにガッカリさせられることが多くて、悲しくなります。

日本語も外国語も、それぞれを雑に扱うのは、それぞれの文化を雑に扱ってるように感じてしまいます。

適切な訳語が思いつかなければ、カタカナそのまま表記してる方がマシだと思うのは私だけでしょうか?

☆☆☆☆☆☆ 

内容は、コメディながらもアクションもありロマンスもあり、大満足です。

《三食ごはん》や《スペイン下宿》で、動きやすい格好で木工に励むユ・へジンに馴染んでたので、オシャレなスーツ姿が新鮮で「ああ、この人はIKEYOの社長ではなく、名優だったんだ〜!」と再確認しました。

さて今日はこの辺で。

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