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潜在意識との付き合い方

人生を変えたいなら経験を積むしかない。
どれだけ知識で武装しても、最終的に経験には勝てないと思う。

どこの業界でも、結局自分の足で情報をかせいでいる人が強い。ここでいう情報は"知識"のことでなく、『実体験に基づいたデータ』のこと。

自分で仮説を立てて、検証していく、そのサイクルを回せるひとが強い。発明家のようにひとつずつ仮説を潰していくしかない。地道で気の遠くなるような作業だけれど、どれだけ時代が進んでもこれが一番確実な道筋なんだと思う。

生き方においては特にそうで、ネットに溢れている情報は他人のデータでしかない。自分が同じ行動をしたからといって必ず同じ結果になるわけではない。

人間は人との関係が複雑に絡み合っているから、状況、タイミング、ありとあらゆる条件で結果が変わってくると考えた方が辻褄があうんだよね。

自己啓発本を何十冊も読んだけれど、本質的に書かれていることは同じ。ただ、その時の自分の状況や、筆者の言葉のチョイスで捉え方は変わってくる。

人生を変えたいなら『自分が信じていること』を疑うのが早い。

自分の潜在意識が今の現実を創っているわけだから、自分が何を信じて、何を当たり前だと思い込み、どんな常識を基盤として生きているかを気づかないことには現実を変えるのはちょっと難しい。

もう少しわかりやすく変換すると、

人は【自分が見ている現実】のルール設定を無意識に自分で行なっているんだよね。そのルールを変えないことにはこの現実でどうゲームをプレイするかを変えられないわけ。

この”ルール”が思い込みや常識にあたる。

20代で結婚しなかったからといって捕まるわけでもないのに、なぜか焦って婚活に励む20代後半の女子たち。私もそうだった。20代で結婚できない自分はなんだか社会に認められない存在のような気がして焦ったりもした。

このよくわからないなんとなくの思い込み、社会の暗黙のルールみたいなものになんだか踊らされてしまう。

みんなと同じだという安全を感じたいという欲求と、特別な存在になりたいという正反対の欲求がぶつかった時に現実はややこしくなる。

例えば
有名になりたいと思いながら、同時に有名になりたくないと思っている。

有名になりたいけれどその心の裏側では有名になった時のデメリットが頭によぎる。こうやって望みが矛盾し続けている限り中途半端な結果になる。大抵の場合は表側の【顕在意識】の望みは叶わない。

頭で考えることよりも、心の奥底で望んでいることが叶ってしまうのがこの世の原理原則。だから潜在意識にアクセスし続けて自分が本当は何を信じているのかを理解しようとしない限り、引き寄せは思うように働いてくれない。

見えにくいものを見える化するには慣れが必要だけれど、ちゃんとトレーニングすればできるようになるし、一度コツを掴んでしまえば忘れることもない。そもそも潜在意識を意識しなくても全員が日常で使い続けている。

何も考えずとも職場にたどり着けるし、当たり前のように今日もスマホでネット検索をして、家に帰ることには疲れて眠くなる。考えなくても呼吸はするし、意識してもしなくても生きるためにお腹がすいたと脳が知らせてくれる。

今日も生きるために潜在意識が働き続けている。自分が意識できていることよりもはるか多くのタスクをこなしてくれている。潜在意識は優秀な自分専属のマネージャーのようなものだと思っている。

この優秀なマネージャーと連携をとって、お任せしていくのが賢い。人間が意識的にできることなんて限られているし、脳も宇宙もまだ解明されていないことの方が多い。

生かされているとか、守られているみたいな表現をする人も多いけれど、私にはあまりピンとこない。それよりも解明されていない可能性に好奇心を持つだけでいいんじゃないかな。


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