革命

ここじゃないどこか
光が溢れる場所

この今と　ほんのちょっと分の未来
それを大事じゃないとは言わない

まっすぐ　まっすぐ
転ぶくらいの速度で
世界を食べながら　世界に食べられながら
傷だらけになりながら
まっすぐ　まっすぐ
顔を紅らめながら

僕は空っぽ
そこから何かが生まれるって信じたい
そこから生まれるのは　優しくなっていけるものだって信じたい
ずっと　ここから始まるんだ　って信じたい
遥か真上の空　胸を掻き毟るような孤独と　頼りなく震える糸にふれる

まっすぐ　まっすぐ
何度も転んで嘲笑われて
世界に弾かれながら　世界に虹を祈りながら
僕だけじゃない　って言い聞かせながら
まっすぐ　まっすぐ
顔を紅らめながら

ここから生まれるものは　優しくなっていくものだって信じたい
こんなちいさな革命は　いつだってはじまるんだって
わらいながら旗を振る