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IBD患者の今宵の食卓第二十卓

近所で欲しい魚介類が手に入らないときはネット通販も利用します。私が日頃よく使うのは『花光』(洲本公設市場内)さん、『松庄商店』(明石魚の棚内)さん、また年末などには『三栄』(川崎北部市場内)さんにもお世話になっています。
今回は『花光』さんに注文して届けてもらいました。『花光』さん『松庄商店』さんもそうですが、魚市が立つのは昼で休場日も毎週木曜日と他の市場とカレンダーが異なっています。消費者にとってはこれは便利で普段こちらで新鮮な魚介の手に入らない日曜日でも前日の朝穫れて午後市場に出たものが日曜の朝届きますし、あるいは日曜日の朝穫れ午後市場に出たものが月曜の朝にはこちらに届きます。

お品書き 4月5日(夕)
・黒メバルの刺身、サヨリの糸造り
・セリのおひたし
・アスパラガスのボイル
・豚肉冷しゃぶ
・三つ葉と豆腐の吸い物
・たくわん
・白飯(長岡産コシヒカリ)

メバル、サヨリはどちらも春告魚

山葵、クレソンに茗荷も刻んで添えました。茗荷は毎年うちの家庭菜園で何キロも採れてどちらかといえば生産者なのですが、さすがにこの季節には葉すら開いていなくて温室物を買っています。気温も暖かくなってくると茗荷も美味しく感じます。

芹も春の野菜

こういう統計はあまりないかもしれませんが、芹、人参といったセリ科の野菜はたぶん日本人の平均の倍以上は食べている気がします。何の栄養のためというのではなく、単純に私の好みなのですが、子どもたちも小さい頃から私の嗜好に似ていたように記憶しています。以前はウサギも飼っていたので余計にうちでの消費量は多かったように思います。

国内(熊本)産が出回るようになりました

早国内産のアスパラガスが山積みに売られていたので買ってみました。ボイルしたものに三倍出汁をかけています。
アスパラガスを食べた後、尿に特有の臭いがするのですが、遺伝的にこの臭いを嗅ぎ分けられない人がいる(というより嗅ぎ分けられない人のほうが多い)ということを最近知りました。敏感に感じる(といってもとりわけ悪臭ではない)私には何で?と不思議なのですが・・・

特有の臭いというとこの季節山里などを歩いていると何かが発酵しているような臭いがしてくることがあります。私は近年までこの臭いは落ち葉や木の枝の糖質がアルコール発酵している臭いだと思っていたのですが、どうもそうではなくてヒサカキという木の花の臭いなのだそうです。
くさい、苦手という人も多いようなのですが、私はむしろ落ち葉堆肥が熟成する豊潤さのイメージ(←事実とは異なる)があって、「におい」というより「香り」に感じてこの中を歩くのが好きです。

パセリもセリ科

前日昼焼きそばに使ったしゃぶしゃぶ用豚肉の余りを冷しゃぶにしてピエトロ和風醤油ドレッシングをかけパセリを刻んで散らしました。

三つ葉もセリ科

出汁はサヨリの骨だけからとったものです。以前近所の魚屋さんに、一度骨は炙ってから出汁に使うとより香ばしくなると教わり、これも炙ったあとのものから出汁にしました。
木綿豆腐と三つ葉を具材にしています。

薄切りが旨い

沢庵は買ってきたもので最初から極薄にスライスされています。この製品はなぜか不思議に美味しくてよく買います。

長岡産コシヒカリ

お米が美味しいときは沢庵と白米だけでも一食の食事になります(栄養バランス的にはあまり感心しませんが)。また逆に白飯の味の感じ方がその日の健康状態のバロメーターにもなるように思います。

先週木金と蓼科方面へスキー旅行に行ってきましたが、木曜の夜から金の朝にかけてまた雪が数センチ降り、雪の状態もいい感じに蘇っていました。ピラタスは当初の予定通り4月3日にはクローズしたようですが、車山は予定を伸ばしてあとしばらく中旬頃まで営業を続けるようです。
近年ずっと春分頃にはそろそろ終わりといった雪の状態になっていたのですが、今シーズンは本当に雪に恵まれたスキーヤーにとって嬉しい年になりました。









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