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電動アシスト自転車に乗るなら、忘れずに。

以前も書いたのですが、電動アシスト自転車についてです。

最近はキックボードも走り始め、今まで以上に道路が危険になっています。
都内では、結構頻繁に電動キックボードが走り回っていますが、
どうにも警察の対応が鈍いのが気になります。

そんな中、私が一番気になっているのは電動アシスト自転車。

なにがそこまで気になるかというと、電動アシスト自転車で一番多いのは子供を乗せたママさん。いわゆるママチャリ。
『子供』を乗せているのにも関わらず、危険な走行をするママさんが多いのです。

いくらヘルメットを付けていようとも事故になれば、ヘルメットで守りきれるとは言えません。
運が良くてヘルメットがあって良かった!と思う程度の話です。
それでも有無で怪我の度合いが変わるのも事実です。

ですが、問題は走行です。
電動アシスト自転車は坂道も楽ちん、普通の道もスイスイが特徴ですが
それがいけないのでしょうね。

道交法をろくに知らない人が限界速度まで出して、一時停止もせず右左折を繰り返し、時には確認もせずに道路を横切る。
そういう行為が目立つのもママチャリです。

急いでいる人も結構いるのですが、いくらなんでも子供が乗っているのにもかかわらず速度を上げて走行している姿は子供のことを考えていないのでは?と感じてしまうほど。
大人と違って、子供は脆いのを理解しているのかなと疑問になります。

この問題は昔からありますが、電動アシスト自転車に変わってから、
問題の肥大化が進んでいる感じです。

先日も雨の中、急いでいるママさんをみかけました。
たまたま近くを歩行していた私ですが、滑りそうな道を速度を上げ走行するママチャリが見えたのでちらっと見ていたら、曲がり角で減速せず突っ込んで急ブレーキした結果転んでしまったのを見かけました。

道が滑りやすいのに、まして雨で視界も良くない、そんな状況で減速もしなければ転ぶのは当たり前です。

さらに転倒後に問題が発生。
そのママさん、転倒した自転車を起こせない人でした。横倒しになっていたチャイルドシートから子供を無理やり引き出そうとして、さらに危険な状況に。

助けに行こうかと思ったのですが、反対車線にいたので向かおうと思った時には近くに居た男性と警備員が対応されていました。

電動アシスト自転車だけでなくママさん自体にも問題があるのですが
電動アシスト自転車に頼りすぎていて、大切な『安全』というものを
理解していない、または忘れている人が多すぎです。

急いでいる人も必要以上の速度を上げるのは危険です。
というか、急いでいるという時点で問題なのです。
時間に余裕を作る事は、事前に出来た事なんですよ。
そういう計画を立てればいい話なのですから。
昨今、時間の余裕ができない人は『忙しい』のではなく
時間の管理が下手なだけだと感じます。

また危険走行については、自転車にも強制的な講習をさせるべきと感じざるを得ませんでした。
そもそも道交法などを理解していない人が多いですし、自転車なら『どんな走行をしても大丈夫』と勝手な解釈をしている人がいそうです。
生身で走っているという事がどんなに危険かを理解していない。
それではいけないと思うんですね。
ヘルメットの努力義務では話になりません。
こんなのはおまけ程度です。
今でさえこれなのですから、今後はもっと危険が街に増えると思います。

最後に『子供』を乗せているママチャリは『子供』が乗っている事を理解して欲しいですね。
親なら子供を守るのは当たり前の事です。
その親が危険走行をして『子供』を危険に晒すなどと親のやることではありません。
大事な子供ならば、危険にあわないように注意をするのが親の役目でしょう。
『急いでいるから』は理由になりません。
時間の管理も大人の役目です。


本当に気をつけてほしいんですよね。
残るような傷を子供に作るのは駄目です。

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