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Mary のコーヒーができるまで。

Mary Coffee Roasters(マリー コーヒー ロースターズ)のコーヒー豆が出来るまでを簡単に説明して行きます!

(1)生豆の購入

農作物である生豆はいろいろな国で生産されていて、様々な視点からのランク付けがなされています。ランクが高いスペシャルティの生豆を使えば豆の個性が良く出た美味しいコーヒーが出来ます。コーヒーは嗜好品ですので好みも人それぞれです。その為、豆の個性を見てさまざまなスペシャリティの生豆を購入しています。そして、それぞれの豆の美味しさを最も引き出せるような焙煎をしています。

(2)生豆のピッキング

品質の良い豆を購入しても必ず欠点豆が混入しています。この欠点豆が少し混入しているだけで雑味があるコーヒーになってしまいます。Maryでは焙煎する前に手作業で丁寧に生豆の選定を行っています。

(3)生豆の湯煎洗い​

焙煎する前に生豆を洗う。この作業がMary Coffee Roastersのひとつの特徴です。南米やアフリカなどで収穫されたコーヒーチェリーは現地で加工され日本へ輸送されます。その際に、輸送中のカビや腐敗を防止するために多くの場合農薬処理をされます。このような過程を辿ってきた生豆をそのまま焙煎するのではなく、お湯で丁寧に洗い綺麗な状態にしてから焙煎しています。この一手間を加えることで雑味のないクリーンなコーヒーになり、体にも負担のないコーヒーになります。

(4)直火式焙煎機を使用した水蒸気焙煎

強いコクと香りが出やすい直火式の焙煎機を使用しています。生豆を洗ってから焙煎することで水蒸気焙煎になり、表面を焦がさずに豆の芯までふっくらと焼くことが出来ます。

(5)焙煎後の豆のハンドピック

色付きの悪さから判断できる欠点豆を取り除きます。

(6)コーヒー豆のエイジング

焙煎具合にもよりますが焙煎してから1週間程度、高温多湿をさけ常温で密閉保存します。豆を落ち着かせることで、コーヒーの成分を引き出しやすくします。ふっくらと芯まで焙煎された豆は徐々に熟成され味や香りが高まって行きます。

(7)テイスティング

カッピングでコーヒー豆の味のチェックをすることもありますが、Maryでは実際の淹れ方でテイスティングを行っています。エスプレッソ用の豆ならエスプレッソ抽出で味を確かめ、ドリップ用の豆ならドリップ抽出をしています。テイスティングで思い通りの味にならなければ、もう一度焙煎します。こうして何度も試行錯誤し、納得いくコーヒー豆だけを販売しています。

このような工程を辿って出来たMaryのコーヒーは、ほんのり甘くて丸みのあるコーヒーです。そして最後の一滴まで美味しく飲むことが出来ます。是非一度飲んでみて下さい。


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