コーヒーの美味しい飲み頃について

皆さんは自分が飲んでいるコーヒーはいつ焙煎されたものか気にしたことはありますか？焙煎してからどのタイミングで飲むかで味わいが変わっていきます。今回の記事はコーヒーの飲み頃についてのお話です。

コーヒーの一番美味しい飲み頃は？

焙煎直後のコーヒーが一番美味しいと思っている方もいるかもしれませんが、実はそうではありません。コーヒー豆は焙煎することにより二酸化炭素を中心とするガスが発生します。このガスの影響でコーヒーを淹れる際お湯が粉に浸透しにくくなり、コーヒーの美味しい成分が上手く抽出されません。そのため、焙煎直後は尖った味わいになります。まだまだ若い感じの味ですね。

そこで、ガスを落ち着かせるためにコーヒー豆を約1週間程寝かせます。ガスが良い具合に抜けることでコーヒーの美味しい成分が抽出しやすくなります。味わいも尖った感じから丸い感じ（まろやか）になります。

焙煎してから１週間程度で飲み頃を迎え、そこから約２週間くらいが最も美味しい飲み頃です。

焙煎度合いで飲み頃が変わる

焙煎後に発生するガスのお話をしましたが、詳しい話をすると飲み頃は豆の焙煎度合いで少し変わります。何故かと言うと、焙煎度合いでガスの発生率が変わり、浅煎りはガスの発生は少なく、深煎りは多くガスが発生します。そのためガスが少ない浅煎りの方が豆が落ち着くのが早いため飲み頃も少し早めになります。

浅煎り・・・焙煎から約１週間寝かせ、その後2週間くらいが一番美味しい飲み頃。その後、約2ヶ月美味しく飲めます。

深煎り・・・焙煎から約2週間寝かせ、その後2週間くらいが一番美味しい飲み頃。その後、約2ヶ月美味しく飲めます。

Mary Coffee Roastersでは御注文を受けてから焙煎し発送しています。

マリー コーヒー ロースターズではショッピングサイトで御注文を受けてから焙煎し発送しています。そのため、お客様の手元に届くのは焙煎してから１週間以内のコーヒー豆になります。ちょうど良い飲み頃のコーヒーをお楽しみ下さい！