重荷をゆだねる 詩編55:22

あなたの重荷を主にゆだねよ。主があなたを支えてくださる。主は決して、正しい者が揺るがされるようにはなさらない。
詩篇55篇22節

自分の領域と神様の領域を分けることは、自分の重荷を増やすことにつながります。しかし、実際自分のことを自分で背負うと、とても重いのです。人にはどうにもできない領域があります。人にはその日の終わりのことも、翌日どんなことが起こるのかもわかりません。いつ自分の命が終わるかもわかりません。自分に大きな影響を及ぼすことほど、自分ではどうにもできないのです。「もしこうだったらどうしよう」と考えること自体が、ただ自分を蝕むだけの無益な労力に終わることは多々あります。

 だからこそ、神への信頼が必要です。「あなたの重荷を主にゆだねよ。」の次にはこう書いてあります。「主は決して正しい者が揺るがされるようにはなさらない。」正しい者とは、主により頼む者です。
 自分の感情や目の前の状況がどうあれ、「揺るがされるようなことにはならない。」という信頼を持つよう、このみことばは示しています。
この言葉をそのまま信じ、生き方の道しるべとするよう聖書は求めています。

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