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『brocks』 Buffalomckee
2011年2月リリース。楽曲として世の中に放出するからには何か大切にしていることを伝えたいのか。いや、わからないが、おそらく云いたいことは無い。アルバムタイトル『brocks』はblocksやbrooksの書き損じか。この頃brooksの靴を履いていた。しかしもっと他にあるだろう、といま自分に訊いてみる。なかったことにはできない…。もちろんブロックやブロック遊びに関係があるわけでもない。
最初の曲は"industrial work die"………いやいや。売れたいだとか良いように有名になりたいだとか考えていたなら付けないだろう曲名。die : すなわちリリース一曲目で死亡。さっき再生して自分でも飛ばした。うるさいから。
この頃はスピーカーや人間の耳を壊すような"イヤー・エイク・サウンド"に興味があった(語感の響きが)。そんな探求したら耳が悪くなるだろう。なりたいのか。今ではもう加齢でスーパーハイは聴こえないよ。音響派も引退だ。
きっとただ出したかっただけ。実際タダで出した。昔の自分に言うだろうか、「視聴すらしてもらえないという可能性があるよ」と。しかしそれでも出すだろう。練りに練られた伏線なんてなくていいから。
使用機材はMC-303。303使用者からは呆れられそうな没個性的303使い。
このアルバムはJamendoという今でもマイナーなサイトで発表したBuffalomckeeの実質1stで、この頃のJamendoのページデザインは今より面白かったしアルバムを発表すると視聴者からレビューが返ってきた。随分罵倒されたように思っていたが、数年後にドイツ語が分かる人が「これは褒めてますよ」と訂正してくださったのだった(?)
bandcampも既に作られていたが何故かJamendoを選んだ。音楽はこれから無料でも聴けるんだ、と思ったし、サブスプリクションサービスの登場で実際そうなってしまったが、何もかも変わった。Jamendoで面白い音楽にいろいろ出会えた。伝えたいのでなんていう人達だったか名前を思い出そうとしているのだけど。
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