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【雑記】ESを読んで感じたこと:その2

前回同様、学生が書いたES(ガクチカ)取り上げ、私の心の声を書いてみる。この記事を読んでいる方が学生であれば、何らかの参考になれば嬉しい。

■ガクチカその2
居酒屋のアルバイトで新人教育の制度を見直し、接客品質を上げました。

アルバイト先では☓名の新人が採用されましたが、接客品質が上がらずクレームが頻発していました。

そこで私は、従来の教育制度に課題があると考え、2つの取り組みを実施しました。

①統一された改善意識の醸成
全員で同じ目標を共有するために、スタッフ同士で会議を数回主催しました。
②作業マニュアルの作成
業務内容を共有し、接客品質の標準化を図りました。

その結果、従来の半分の期間で新規スタッフの独り立ちを実現しました。またクレーム件数も8割ほど削減できました。

この経験から、枠組みにとらわれず客観的に物事を判断し改善策を講じられるようになりました。

■OBの叫び
結論ファースト、定量的な評価、やったことがわかりやすく書かれている。それは良い、良いのだが、、、

あなたの上司がどこにも出てきていない。居酒屋ならば店長だ。実施した2つの取り組みはあなた一人で勝手に実施したものではないだろう。店長と話し合って決めたはずだ。あなたの立場はバイトだろう(よくてバイトリーダーだ)。

バイトだからマズイと言っているのではない。店長とのコミュニケーションを聞きたいのだ。店長と話し合った際に、いつまでに、何を達成目標とするか決めるはずだ。目標を達成したら店長から褒められるだろう。それを書いてほしい。

統一された改善意識、改善されたマニュアルは全てあなたが成し遂げたものかわからない。会議室で何も喋らなかったとしても、マニュアルを1ページしか作らなかったとしても、同じガクチカになる。

これでは勿体ない。

あなたがまともに働いていたならば、接客スキルの低い新人に発狂したはずだ。マニュアルの読めないスタッフもいただろう。

そこをじっと耐えて、丁寧に教えた話をするとすごく良いアピールになる。
ブチ切れそうになりながら平常心を保てるのは社会人でも重宝される。

クレーム対応をした話も書いても良い。

家庭教師しかしていなかった私にとっては、居酒屋でバイトできる学生は尊敬に値するのですよ。酔っぱらいの相手は無理です。

本日はここまで。
読んで下さり、ありがとうございました。


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