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マネーフォワードの23新卒研修をお届け

こんにちは! マネーフォワード People Forward本部 Talent Growth部 新卒研修担当の丸山・山本です。

今年の4月、マネーフォワードグループに、たくさんの新卒メンバーが入社してくれました。

新卒メンバーには、1年間を通じた研修プログラムを用意しており、最初に行うのが全職種共通の「入社時研修」です。この記事では、この「入社時研修」について、お伝えします。

マネーフォワードへの応募を検討されている学生の皆さまに、入社後の雰囲気を知っていただけたらうれしいです!

共通プログラム

「入社時研修」の1番の目的は、職種や所属を越えたメンバーとの関係性づくりです。同期とのつながりや絆は、きっと皆さんのこれからの活躍を支えてくれるはずです。

研修の特徴としては、情報のインプットだけではなく、実際にチームで学びを実践しアウトプットを行うまでを盛り込んでいます。

1.オンオフを交えた基本プログラム

今回の研修では、意図的にオンラインとオフライン両方のプログラムを用意しました。

マネーフォワードは、オフライン(出社)とオンライン(リモートワーク)のハイブリット形式の働き方を採用しているので、研修でもそれを体感して欲しいと考えたからです。オンラインのプログラムでは、出社をするのか自宅で参加するのかを、メンバーそれぞれが決め、自分に合う働き方を確かめてもらいました。

今年の3月にリニューアルした本社オフィスは、メンバー同士でコミュニケーションを活発に取れる「Team Area」や、ひとりで集中するための「Personal Area」など、目的にあったエリアに分かれています。

こういったオフィス機能を伝えた上で、あえて席を指定せずに、
お気に入りの場所を見つけてもらったり、終業後や休憩時間中に「Connect Area」でメンバーと交流をしてもらえるようにしました。

<プログラム内容>
・就業規則など社内ルール説明会
・ビジネスモデル・プロダクト説明会
・コンプライアンス研修
・ビジネスマナー研修
・ロジカルシンキング研修 など

ビジネスマナー研修の様子

2.当事者として知るMVVC(Mission、Vision、Value、Culture)

マネーフォワードのメンバーは、MVVC(Mission、Vision、Value、Culture)をとても大切にしています。新卒メンバーの中には、このMVVCに共感をして、入社を決めてくれたメンバーもいます。

その中でも、カルチャー(Speed、Pride、Teamwork、Respect、Fun)は、会社の決めた正解があるのではなく、メンバーそれぞれが自分の解釈と想いを持って、体現していくものだと考えています。そこで、この研修では、カルチャーについて知り、当事者として体現できるようなプログラムを用意しました。
研修を通じて、「カルチャーは、それぞれが独立しているわけではなく、相互に作用し合っていると気づいた」「カルチャーヒーローがインタビューで話してくれたように、Respectは『尊敬』よりも『尊重』と捉えるのがしっくりくる」など、それぞれの解釈やどう行動していくのかなどを、共有し合いました。

<プログラム内容>
・VP of Culture 金井さんのMVVCセッション
・カルチャーヒーロー ※ へのインタビュー
・新卒2年目メンバーのプレゼンテーション

※カルチャーヒーロー:他のメンバーの模範になるレベルでカルチャーを体現しているメンバーに対して、3ヶ月に1回表彰をする制度のこと

カルチャーヒーローへのインタビューで記念に1枚
インタビューの内容

3. 最終プレゼンテーション

最後の1週間は、実践プログラムとして、マネーフォワードのお金の見える化サービス『マネーフォワード ME』を題材とした、グループワークを行いました。

決まっているのはテーマと期間、発表形式のみ。プレゼンテーションに向けた準備の進め方や、グループワーク中のコミュニケーション方法、グループ内の役割分担などは、全て自分たちで考えて実行します。

最終プレゼンテーションでは『マネーフォワード ME』を開発・提供する、ホームカンパニーのマネジメントメンバーから、フィードバックと優秀グループの発表を行いました。

思い通りの発表ができて歓喜する姿や、少し悔しそうな面持ち、最後までやりきって晴れ晴れとした表情など……グループによって様子はさまざま。どのグループも、振り返りでは、メンバー同士で感謝やフィードバックを伝え合い、最後までTeamworkで学びを最大化する姿勢が見られました。

最終プレゼンテーションのスライド
グループ内の振り返り

Non-Japanese向けプログラム

マネーフォワードは、組織のグローバル化を進めており、日々、多くのNon-Japaneseメンバーが入社してくれています。
新卒も例外ではなく、今年もNon-Japaneseメンバーが入社し、同じく入社時研修を実施しました。

1.Living in Japan

Non-Japaneseメンバーは、入社と同時に日本での生活をスタートすることも少なくないため、VISA取得はもちろんのこと、銀行口座開設や携帯電話の契約など日本での生活の基盤を整えるところからサポートしています。研修でも、Living in Japanというタイトルで日本での生活やコミュニケーション、日本語のスラングなどについて触れています。

2.異文化理解ワークショップ

異なるバックグラウンドの人たちと働くことが初めて、という方もいるので、エリン・メイヤー(2015)『異文化理解力――相手と自分の真意がわかる ビジネスパーソン必須の教養』を基に、自分自身の出身国の文化を、それぞれ8つの項目でプロットするワークショップも行いました。
異文化を理解することで、例えば、日本人との間にコミュニケーションの齟齬が生まれたときに、個人の相性や性格の不一致などではなく、文化的差異から生まれる認識のずれとして課題を捉えることができ、すれ違いを減らすことができます。

3.Ask Me Anything Session

CEO 辻さん、CTO 中出さんと交流し、マネーフォワードの理解を深めるために、「Ask Me Anything Session(なんでも聞いてくれの会)」を実施しました。新卒からは今後のグローバル展開についてや、流行りのChat GPTについての経営陣の考えなどここだけでしか聞けない話などがたくさん飛び出しました。

中途入社でジョインしたNon-Japaneseメンバーも交えたAsk Me Anything Session

さいごに

記事には書き切れなかったものも含め、入社時研修の実施にあたってご協力くださった社内外の皆さま、本当にありがとうございました!(入社受け入れから数えると、3桁を優に超える人数の方に関わっていただいていました。すごい……!)

そして何よりも、3週間を一緒に歩んでくれた23新卒のメンバーには感謝の気持ちでいっぱいです。マネーフォワードの「Let's make it !(共に創り、実現しよう!)」を体現して研修に臨み、自発的にナレッジをシェアしたり勉強会を開催したりする姿からは、私も毎日学ばさせてもらっていました。

今回紹介した入社時研修の後は、職種や配属先に応じた研修を実施し、それぞれの配属先での業務がスタートします。
配属後は、役員とコミュニケーションが取れるセッションの開催や、同期同士で業務の振り返りを行う通年研修を約1年間にわたり定期的に実施していきます。その内容もまたどこかでご紹介します。

マネーフォワードでは現在、24新卒・25新卒の採用をしています。
ご興味のある方はぜひ採用サイトもご覧ください!


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