子どもが使用中の携帯をMVNO(親名義)で契約している人〜!将来、子どもに名義変更するなら確認しときたいことあるよ〜!
子供の分の携帯代、誰が払ってますか?
高校生までのうちならほとんど親が払い、先々子どもがアルバイトや就職で収入を得られるようになったら、子どもの名義に変更して携帯代を自分で払ってもらおう……と考えているご家庭は多いのではないでしょうか。
自分がまさにその狭間に来ているのですが、いろいろ調べている間に盲点も出てきたので備忘録として書き残しておこうと思います。
※いずれも2021年3月時点の情報です。
MVNOを渡り歩いてきた
もう何年もずっとMVNOです。理由は3大キャリアがどうしようと一番安いから。いくつか渡り歩いてmineoに落ち着いてますが、最近はIIJmioが「ギガプラン」(2GB 780円)として破格の料金設定を提示してきたので乗り換えテンションが上がってきてしまいました。
子どもはまだこれからも大学に通うので最低でも3GBは欲しい。いっぽう自分はリモートワークのため、スマホを外出先で使わなくなり、1ヶ月で1GB使うかどうかといったところ。これではもったいないので安いプランに変更したのですが、IIJはさらにそれより安い料金設定だったのでこれは乗り換え必至。mineo→IIJのギガプランに乗り換えるという線を考えていました。
意外なところで乗り換えの壁が出てきた
そんなわけで乗り換えてしまえと思ったのですが、名義変更したいときにどうすればいいのか各社のFAQを確認したところ、こんな結果が。
mineo→名義変更可。第三親等以内は手数料無料。名義変更後は当人のクレジットカードが必要。
IIJmio→そもそも名義変更を受け付けていない
ドコモ→名義変更可。第三親等内なら手数料無料。名義変更後は当人のクレジットカードかキャッシュカードが必要。
MVNOでは子どもに名義変更したとしても、その子がクレジットカードを持っていないと変更できないのでした。子どもの名義で親の口座から引き落とし、という方法もとりたいですが、たいていの場合契約名義と引き落とし口座の名義は一致している必要があります。
そしてIIJmio、まさかの名義変更不可でした。UQモバイルも名義変更ができないようなので、MVNOは加入する前に確認しておきたいところ。どこも未成年のいる家族で使うことを想定した料金プランを出している割に、こういうネックが残ったままなんですねえ。
名義変更ができないとどうなるか
名義変更しなくてもいいんじゃ?と思うわけですが、こういうデメリットが起こりえます。
・なし崩し的に親が携帯料金を払い続ける羽目になる(最悪、現金で子どもから受け取るしかないですね)
・他のキャリア等に変えることは「現在使っている電話番号を捨てる」ことを意味する
この2点にこだわらないのであればずっとそのままでもいいんですが、電話番号が変わってしまうのは地味に面倒ですよね。
クレジットカード、いつからもたせる?
クレジットカードは多くが18歳以上になれば申し込み可能です。カードがないとネット決済や海外旅行(いつ行くのかはともかく)が不便になるのでいつかは持っていたほうがいいものではあります。いつから持たせるかは各家庭の判断ですね。絶対ダメ!というわけにはいかないでしょう。
個人的には、クレカは必要ですが基本は現金でやりくりできるようにしてもらいたいので、カードを使わざるを得ないサービスを利用する場合にのみ使うことにし、自分でカードを申し込むなら多少なりとも稼ぎが得られるようになってからのほうが望ましいかな……とは思っています。
注意点まとめ
今は未成年の子どもに、いずれ自分で携帯料金を支払ってもらうことを考えている人がMVNOを使うときの注意点をまとめるとこんなところです。
・将来、名義変更ができるかどうかを確認する
・子ども名義のクレジットカードを用意しておく。カードを用意できない場合は銀行口座引き落としが可能なキャリアを選ぶ
・最悪、携帯料金分の料金を子どもから毎月受け取るルールにする
MVNOは安いけど、子どもの分の契約をする場合は以上の点に注意しましょ〜。
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