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占いで受験の合否はわかるのか、我が子で検証してみた(期待するなという話)

受験生の子どもを抱えている占い師&占い愛好家のみなさーん!つい、合否を占ってみたくなりませんか?私はなりました。

2021年、我が子は受験生でした。占いができるんだから当然見ましたよ、我が子のチャートを。でも、多くの占い師さんは受験の合否を占わないんではないかと思います。理由としては、外れたときのことだけでなく、それ以上に「現実的に意味がない」からではないでしょうか。

太陽水瓶の子、確かにラッキーではあった

自分の子でなら好き放題できるので、我が子のチャートをガッツリ見てました。その結果は子どもには一切伝えてません。

そんな我が子は太陽・水瓶座です。西洋占星術を少しでもおわかりの方ならすぐにピンと来るでしょう。そう、受験時期の1月〜2月は水瓶座に天体が集中しているというめちゃくちゃ派手なチャートでした。

まあ実際、ラッキーだったと思います。

2021年の受験生にはいろんな困難がありました。緊急事態宣言が発令されている中、最後に願ったのは健康な状態で入試スケジュールをこなせますように、ということでした。現実、健康状態や天気で左右されることなく無事に受験を終えられました。非常にラッキーでしょう。そして結果は、現在の本人の能力通りでした。高望みした学校は残念でしたが、浪人は免れました。本人は現実的な結果に納得しています……とはいっても悔しいものは悔しいでしょうけどね。

そう、いくらラッキーな星回りだからといって、偏差値40の人が現実的な努力なしに偏差値70の大学に受かるようなミラクルはありません。今まで積み重ねてきたことが発揮できるかどうか、プレッシャーに負けず伸び伸びと受験に挑めるかどうかが大事なのです。

なんてきれいごと言ってるけど、親としては「大学に受験料お布施しちまったよHAHAHA!!!」って気持ちですけどね!受験プランが背伸びしすぎだったし。

チャートから何か予想できたか

具体的には我が子の出生図、ソーラーリターン、受験予定の学校のチャート、トランジットから総合判断しました。

・A校、B校、C校…と選択肢があるなか、方角的には本人が技術を磨き上げられる環境を示す場所にあるB校とはご縁がありそうだった。アストロマップと『東京星図』を参照。

→本人が選んで受験し、合格したのはB校。誘導はしてません。

・トランジット的には学科試験でうっかりミスりそう。→誰でもあり得ること。実際の成績は成績開示して確認しないとわからない。

・そもそも出生の太陽・海王星が合なので現実的でない受験プランを立ててしまいそう、現実的な志望校選択、併願プランが必須(実力相応校をきちんと抑えるなど)→実際、本人はまさかのノープランでした。

・水星も合で試験中に緊張することなくシャープに頭は働いていた模様(本人の感想)。

……などなど。

結論「占いで合否なんてわかりません」

というわけで結論ではやっぱり、「占いで受験の合否は判断できない」と思いました。いや、ベテランの占い師の先生方だったら、もしかすると受かるかどうかの判断がバッチリできるかもしれませんが……。

実際、受験には本人の性格、その日の天気、コンディション、共通テストの合否判定、そもそもの持ち偏差値などなど、現実的にさまざまな要素が絡んでくるわけです。冷静になりたいものです、特に中学受験の場合。

受験生は現実的な努力をして、親は環境を整えて、ドキドキしながら結果を待つという当たり前の尽力が、結局のところ一番精神的にもいい方法です。そのうえで、気をつけたいところ、本人にとってプラスになるアドバイスの仕方などを占いで確認する。これが占いの使い方なんだと思いました。

おまけ

2020年12月のインナーチャイルドカード会のあと、こんなツイートをしておりました。

ハート3(タロットではカップ3)について「女子大生として楽しんでいるのでは」というありがたい読みをいただいたのですが、なんと進学先が女子大でした。第一志望は共学で、女子大は併願先だったので「おう……」となりましたが、第一志望が残念でもここなら大満足、というくらい志望度が高いところだったので、あらためて「カードすごい!」と思った次第。

そしてこのとき自分の中では「決まるのは3月に入ってからかな……」と思ったのですが、実は本人希望により、3月中に同じ大学の遅い日程の試験を受験する予定です。倍率などを考えると合格可能性はだいぶ低いのですが、そういう意味ではまだ進学先は未確定なので「確定するのは3月になってから」という自身の直感もあながち外してはなかったのでは…などと思っています。

(4/10追記:遅い日程の試験を終え、進学先が正式に確定したのは3月でした。)

カード占いではどれでも言えることですが、たとえカードの意味がわからなくてもカードを開いた瞬間に浮かんだ直感はあなどれない!ですね。

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