見出し画像

東京2020オリンピック競技大会プラカードペアラーに落選したお知らせと開会式の楽曲への提案


東京2020オリンピック競技大会プラカードペアラー落選のお知らせ


 自分で出してすっかり忘れていたが、私はコカ・コーラ社が募集していた東京2020オリンピック競技大会開会式プラカードペアラーに応募していた。その件については以前、記事にした。あれから、何の音沙汰もないようだから、落選したようだ。気づいたら、今週に開会式のようだ。

 いろいろ準備していた身としては大変残念に思う。

 添田唖蝉坊の「ああ金の世」はコカ・コーラ社のご期待に沿わなかったようだ。素晴らしい曲なのに、まことに残念だ。




小山田圭吾がわからない


 そうこうしているうちに、開会式の楽曲提供を行なっていた音楽家の小山田圭吾氏が学生時代に障害者への暴行を行なっていたことが問題視され、辞任に追い込まれた。

 失礼ながら、私は「小山田圭吾」と云う人の名前を知らなかった。ネットで調べてみると、90年代に有名になった音楽家らしいが詳しいことはわからない。問題になった学生時代に行なった暴行を語ったインタビューは90年代に雑誌の記事からだと云う。

 試しに、小山田氏の作曲した音楽を聴いてみた。よくわからなかった。私はあまり音楽を聴かない人間なので、あれこれ云えないが、何を伝えたいのかよくわからないと云う印象しかなかった。





開会式楽曲の提案


 しかし、批判ばかりでも仕方がない。
 どうやら、小山田氏が辞任したことで、開会式の楽曲が空白になってしまったと云う。

 それは大変である。

 そこで、オリンピックを迎える一国民として、開会式の楽曲提供にふさわしい音楽家と曲を推薦しようと思う。

 私が推薦する音楽家は、カンカラ三線奏者の岡大介氏だ。



 岡氏は添田唖蝉坊の演歌をカンカラ三線で、現代風に演奏している人物で、長年音楽家としてのキャリアを持っている。演歌とは以前書いた記事のとおり、「歌う演説」で、自由民権運動の活動家たちが歌っていたことに起源を持つ。

 日本は自由と民主主義を掲げているのだから、「演歌」を歌える音楽家こそ、日本で行なうオリンピックにふさわしいのではないだろうか。「多様性」を尊重できるのは、国民の意見を尊重できる民主主義の国でなければありえないからだ。

 そんな岡氏の曲で、私が推薦するのは「開放節」だ。



 同曲は唖蝉坊の息子である知道が大正時代に作詞した風物詩「東京節」の替え歌を現代風にアレンジしたものである。メロディーはアメリカの軍歌“Marching Through Georgia”なので、海外の人にも馴染みやすいと思う。




 オリンピック組織委員会は、岡氏に今こそ声をかけるべきだと思う。

最近、熱いですね。