プリキュア友の会「２０２４年（令和６）第１四半期（冬）」（仮題）

このテキストは

　ABC朝日放送・テレビ朝日系列にて放送中の３０分連続テレビアニメーション「プリキュア」シリーズの個人的なエピソードガイド＋αを企図するものである。

　筆者がここ数年間、個人的に記録・公開していた「テレビアニメ視聴記録」記事からプリキュアシリーズを独立させて執筆している。

編集方針（注意事項など）

　筆者が視聴したエピソード順にあらすじや所感などを加筆する「ほぼリアルタイム」型の備忘録となる予定。

　なお、個人的なノートであるため本テキストは、前置きなくストーリーの核心に触れるいわゆる「ネタバレ」が含まれることを予告しておく。

　また、本テキストは、冬・春・夏・秋の１クールごとに分割して公開される。（全4記事予定）

「わんだふるぷりきゅあ！」（２０２４年〜２０２５年）

テレビ放送をリアルタイム視聴。アニメーション発オリジナル作品。プリキュアシリーズ第２１作（続編のぞく独立タイトルとしては１９作目）。公式Webサイト

【第１話】　はじまりは「わんだふる！」

２０２４年（令和６）２月４日放送

ここはアニマルタウン＿＿＿人間と動物が仲良く暮らす平和な街。
動物サロンを経営する犬飼いぬかい家の「犬飼こむぎ」（いぬかい・こむぎ）は飼い主の女の子「犬飼いろは」（いぬかい・いろは）のことが大・大・大好きなパピヨン犬。
今朝も元気にいろはとお散歩に行ってゴキゲンなこむぎだったが、彼女が朝からバレーボール部の助っ人として飛び出して行くのを見送ると元気がなくなってしまう。
いつもいろはと一緒にいれたら良いのに……そんなこむぎの切なる願いは、ある日、思いがけず叶ってしまう。
公園に現れた謎の巨大生物「ガルガル」から、子供を逃すために囮になったいろはの危機ピンチを、草むらで拾った丸い小石が放つ光を浴びたこむぎが人間の姿に、そして……謎の戦士「キュアワンダフル」に変身して救ったのだ！
「いっしょに遊ぼ？」（キュアワンダフルの決め台詞せりふ）
心がガルガルして苦しんでいるガルガルを、ギューっと抱きしめ戒めを解いてやるワンダフル。すると中から羊のような生物が現れて……。（編集中）

「第１話」公式サイトより
犬飼いろは（左）とこむぎ
いろはが拾った小石からすべては始まった…

【メモ】
　その他の登場人物。
「犬飼剛」
　いろはの父
「犬飼陽子」
　母

「兎山悟」
　いろはの幼なじみ？
「大福」
　悟の飼い兎うさぎ

「猫屋敷まゆ」
　引っ込み思案な転校生
「猫屋敷ユキ」
　まゆの飼い猫

【備忘録】
　主人公が人間ではない！がまずはトピックであろう。人間よりも人間らしい動物たちと人間が共に暮らす世界観に興味を惹かれた。
　プリキュアの戦いが遊びの延長（第１話では追いかけっこ）となっている点に注目する。「女の子だって身体を使って暴れたい！」という本シリーズの肝がどのように変化するか（或いはしないのか）など気になるなど、見どころ目白押しの作品になりそうな気配は感じる。

【第２話】　みんな友達、キュアフレンディ！

２０２４年２月１１日放送

ガルガルの中から現れたのは、喋る羊型タイプのニコアニマルふしぎどうぶつ執事「メエメエ」だった。
動物の楽園といわれる異世界「ニコガーデン」の住人だった彼は、平和な故郷を襲った黒い影によってガルガルに変身させられたという。
ニコガーデンを救えるのは伝説の戦士「プリキュア」だけ……どうか故郷を救ってほしいというメエメエに、こむぎは二つ返事で応えるが、こむぎの過去を知っているいろはは不安を隠せない。
そもそも動物が喋るなんて……と、信じられないことが立て続けに起こり頭が混乱していたいろはは、幼なじみの「兎山悟」（とやま・さとる）に相談しようとするが、話を切り出す間もなく、河川敷にダチョウみたいなガルガルが現れる。
キュアワンダフルがこれを止めようとするも、すばしっこいガルガルはなかなか捕まらない。
一方、ワンダフルのことが心配で、気がつくと走り出していたいろはもまた覚悟を決める……つぎの瞬間！
アニマルタウンの「鏡石」から現れた例の光る小石が「ワンダフルコンパクト」に変わり＿＿＿いろはの身体を依代よりしろに、第２の戦士「キュアフレンディ」を召喚する。
「あなたの声を聞かせて？」（キュアフレンディの決め台詞）
ワンダフルとフレンディが協力してガルガルの戒めを解いたものの、ニコアニマルのダチョウはぐったりしたまま。
相談を受けたメエメエは、ニコガーデンにダチョウを連れて行こうと二人を誘いざなう。（編集中）

「第２話」公式サイトより
キュアワンダフル（左）とキュアフレンディ
こむぎ（犬）といろは（人間）が変身した謎の戦士

【メモ】
　暴力ではなく思いやりと言葉で説得するアクションシーンは本エピソードでも展開される。問答無用の暴力に頼らない姿勢は称揚するべきとは思うが、作画や演出が大変そうで……。

【第３話】　言っちゃダメェ〜！

２０２４年２月１８日放送

ダイアゲートをくぐってニコガーデンへとやって来たいろはとこむぎは、見たこともないワンダフル！なニコアニマルの世界に大興奮。
メエメエはあらためて二人にニコガーデンを救ってほしいと頼むが、いろはには分からないことが多すぎてすぐには返答できない。
こういう時は悟くんに相談すればいい。動物のことなら何でも知ってる悟くんなら分かるかもしれないといういろはに、プリキュアやニコガーデンのことは内密にとメエメエは釘を刺す。執事メエメエは行方しれずとなっている「ニコさま」やニコガーデン再建のことで頭がいっぱいになっているのだ。
家に戻る途中、悟と鉢合わせになったいろはは、何もいえずにその場を去ってしまう。
いろはと別れた帰り道、“黒い卵”を発見した悟は、翌日、調べに戻った林の中でウサギのようなガルガルと遭遇する。
そこに現れるいろはとこむぎ。メエメエの言いつけを破り悟の前で変身した二人は、彼のアドバイスを受けて無事ガルガルを解放する。
すべてバレてしまったと報告に行くいろはとこむぎにメエメエは怒るが、「話が通じる」悟を仲間にすることには同意せざるを得ない。（編集中）

「第３話」公式サイトより
兎山悟（左）
いろはの同級生
動物の知識では大人顔負けの少年

【メモ】
　現時点ではガルガルの正体も、「ニコさま」の行方も不明のまま。
　そもそも「プリキュア」が何なのかもよく分からない。結構ミステリアスな展開である。

【第４話】　猫屋敷ねこやしきの猫とまゆ

２０２４年２月２５日放送

アニマルタウンに新しくできたコスメショップ「プリティホリック」開店初日の朝。飼い猫の「猫屋敷ユキ」に起こしてもらった「猫屋敷まゆ」（ねこやしき・まゆ）は何とは言えない不安を感じていた。
「知ってる人がいない場所（アニマルタウン）で商売始めるなんて、お母さんってチャレンジャー……」
その頃ニコガーデンでは、「キラリンウサギ」が戻ったことで少しだけ活力を取り戻していた。
メエメエによると、行方しれずのキラリンアニマルがあと9頭集まればニコガーデンは元の状態に戻るという。そうすればニコ様も……というメエメエの説明も聞かずアニマルタウンへと急ぎ戻るいろはとこむぎ。
二人は新しくできたコスメショップの「第一号のお客さん」になろうと思っていたのだ。
首尾よくプリティホリックに一番乗りを果たし、同じ学年と知ってまゆと難なく打ち解けるいろは。しかし、まゆの表情はどことなく固いままだ。
事情を知っているのは飼い猫のユキらしいのだがそれはさておき、プリティホリックからの帰り道、小柄ですばしっこいガルガルと遭遇した二人は、怖がらせないようにそっと包み込むように追い込むが……。（編集中）

「第４話」公式サイトより
猫屋敷まゆ（右）
中学２年生の女の子
何事にも慎重になりすぎるきらいがあり
学校で過去に何かあったらしい…

【メモ】
その他登場人物。
「猫屋敷すみれ」
まゆの母親・コスメショップ経営者

「近所のおばちゃんたち」
すみれが経営するコスメショップの常連客。

【備忘録】
　いろはたちに小目標が発生する。「キラリンアニマル（妖精？）」を９匹集めてニコガーデンを元に戻す」……だが、いろはたちにはその気があるかどうかわからない。

【第５話】　つながるキズナ　フレンドリータクト！

２０２４年３月３日放送

ポメラニアンの子犬「ポン」がリードを嫌がって困っている飼い主の「えま」ちゃんと出会ったいろはは、動物サロンを経営する父「犬飼剛」（いぬかい・たけし）にアドバイスしてもらう。
「リードは信頼の証あかし……大事なのは信頼を築くこと」という父の言葉に、怪我で傷ついているこむぎの飼い主になると決意した日のことを思い出したいろはは、なぜリードをつけてくれたのかとこむぎに尋ねてみる。
こむぎの素直な感謝の言葉が聞けるようになったことを喜ぶいろは。
その頃、アニマルタウンでは海を凍らせるペンギン型のガルガルが出現。
氷上を高速で移動するガルガルに対し足元が覚束ない中、必死に捕まえようとするワンダフルとフレンディ。
しかし、海に落ちそうになったワンダフルを助けようと伸ばしたフレンディの手が空を掴んでしまう。
ワンダフルの危機ピンチを救ったのは、ワンダフルパクトからこぼれ出たいつものリード。二人がリードを通じて手を結んだ時、アニマルタウンの不思議な石碑「鏡石」から謎の光が発せられて……。（編集中）

「第５話」公式サイトより
犬飼剛（右）
いろはのお父さん
自身が経営する動物サロンでトリマーをしている

【メモ】
その他登場人物
「えまの母親」

【備忘録】
　こむぎの過去が明かされる。保護されたとき、首輪をしていたことからこむぎが「どこかの飼い犬」らしいと判明し、飼いたいといういろはに対して覚悟のほどを母「陽子」が問いかける場面。
「本当の飼い主が分かったら（いろはは）こむぎを返せるの？」
　これが本編にどう影響するかは……。
　新商品「フレンドリータクト」が登場。キラリンアニマルの力を使役できるマジックアイテムのようだ。
　まゆたちの「いろはからのプレゼントへの返礼品選び」のエピソードも描かれる。身を結ぶのはもう少しあとになりそう。（第７話で「こむぎ用の洋服ハーネス」になる）

【第６話】　こむぎ、いろはとケンカする

２０２４年３月１０日放送

「キラリンペンギン」が元気を取り戻したニコガーデンでは、復興が順調に進んでいく。
しかし、こむぎはキュアフレンドリーの新しい道具「フレンドリータクト」が自分に使えないことに強く不満を抱いていた。
「いろはの手伝いをしたい」と駄々をこねるこむぎにいろはは手を拱く。
翌日、些細なきっかけで散歩を嫌がるこむぎに、いろははつい声を荒らげてしまう。
その頃、森の中で黒い卵が孵化して大きなライオン型のガルガルが出現する。
ケンカを一時中断して森へと急ぐいろはとこむぎ。
しかし、百獣の王と呼ばれるライオン・ガルガルの雄叫びに、犬であるワンダフルは足がすくんで動けなくなってしまう。ワンダフルを庇って攻撃を受けるフレンディ。
二人とも変身が解けて万事休すと思われたその時、ガルガルが突然苦しみだし森の中へ消えてしまう。
自分の言うことを聞いてくれないこむぎと言い争いになるいろは。悟が仲裁に入ってその場は収まったものの、自分の不甲斐なさに居た堪れなくなったこむぎは雨の中、犬飼家を出て行ってしまう……。（編集中）

「第６話」公式サイトより
けんかしちゃダメだよ！

【メモ】
その他登場人物。
「イヌイさん」
　動物クリニックを訪れた飼い主

「チャコ」
　イヌイさんの飼い犬。予防接種を嫌がる

「猫屋敷・父（本名不詳）」
　まゆの父親。動物写真カメラマンでアフリカに単身赴任中

【備忘録】
　大きな獣ライオンを本能的に恐れるこむぎ（キュアワンダフル）のキャラクター描写が秀逸。「ライオンは動物園にしかいないから」という先入観から、ガルガルを恐れない人間（いろは）たちの方がおかしいのかも知れないという気づき。
　猫屋敷家では、海外にいるまゆの父親から電話が入る。学校のことを尋ねられて言い淀む娘を励ます父親の言葉が次回以降の伏線となるようだ。

【第７話】　ふたりのフレンドリベラーレ！

２０２４年３月１７日放送（レコーダー録画で視聴）

勢いで家出してしまったものの独りぼっちで不安なこむぎは、公園で悟くんに声をかけられて思わず号泣してしまう。
事情を察した悟は、いろはに、こむぎに少しだけ時間を与えるようにと電話する。
いろはに嫌われているとふさぎ込むこむぎに「ちゃんと本人に聞かないと」と諭す悟。一方で、いろはもまた、こむぎに嫌われてしまったのではないかと気が気でなくて……。
その時、山の方からガルガルの雄叫びが街へこだまする。
ガルガルの元へと駆けつけるいろはとこむぎ。だがこむぎはガルガルに気圧されて再び足がすくんで動けなくなる。
「どうしてプリキュアになったの？」という悟くんの問いかけに自分なりの答えを見つけたキュアワンダフルの手には再びフレンドリータクトが握られて……。（編集中）

「第７話」公式サイトより
号泣するこむぎ
悟くんは大弱り

【メモ】
その他登場人物
「？？？」
黒い影の男。ガルガルに怒りを焚きつけて大暴れさせようと目論む悪い人（？）。見るからに悪役っぽい正体不明の人物。（人を見た目で判断してはいけない）

「キラリンライオン」
ライオン型ガルガルの中から「プリキュア・フレンドリベラーレ」で救い出されたキラリンアニマルの１頭。頼れるお兄さんぽい雰囲気。

【備忘録】
　こむぎの行動に「動機」が加わり、また一つ成長を感じさせるエピソードとなった。いろはとこむぎの間をとり持つ悟くんが良いキャラになっている。
　悟の飼いうさぎ「大福」は飼い主のことを「マブダチ」だと思っているらしい。（こむぎ談）満更でもない悟くんの表情が良い。

【速報】
　「わんだふるぷりきゅあ！」劇場版制作決定。
　２０２４年（令和６）９月１３日（金）全国劇場でロードショー公開（予定）。
　待て続報。

【第８話】　まゆのドキドキ新学期

２０２４年３月２４日放送

４月。新学期を迎えた転入生のまゆは自己紹介の練習に余念がない。
しかし、緊張のあまり自分の名前を間違うという（ありがちな）大失態をやらかしてしまう。
「猫馬場屋敷まゆです！」（馬場園先生はクラスの担任）
転入生まゆのピンチを救ったのは同じ２年１組のクラスメイト、いろはだった。
その頃、家で留守番していたこむぎは、人間モードになっていろはのいる学校へ行こうとする。
放課後、学校の動物飼育ゾーンをいろはから案内されたまゆは動物たちとの触れ合いでリラックスしていた。と、そこに現れる馬みたいなガルガル。
学校に駆けつけたこむぎと共にプリキュアに変身してガルガルを癒すいろは。
なんとかピンチは脱したものの、こむぎの「学校に行きたい！」熱フィーバーはずっと燻り続けたままで……。（編集中）

「第８話」公式サイトより
猫屋敷ユキ（下）とこむぎ
猫屋敷家の飼い猫
何かにつけて緊張しいなまゆのことを暖かく見守る
（どっちが主人あるじなんだか…）

【メモ】
その他登場人物
「馬場園清」（ばばその・きよし）
湾岸第２中学校（略して「わんにゃんちゅう」）２年１組担任。馬術部の顧問。

「大熊さん」「鳥枝さん」「蟹江さん」ほか
わんにゃんちゅう２年１組の生徒。

【備忘録】
　転入生から見た新学期初日というシチュエーション。まゆが「明日も学校楽しみ……」という場面がハイライトか。
　悟くんは「鏡石」への願いごと（「犬飼さんと一緒のクラスになれたら…」）が叶って少し嬉しそう。

【第９話】　こむぎ、中学生だワン！

２０２４年３月３１日放送

メエメエが「わんにゃんちゅうの制服」を持って現れた。
ニコダイヤの力がどうのこうの…という説明をよそに大喜びするこむぎ。（人の話を聞いてくださーい！）
大手を振って中学校へ向かうこむぎは、ボール遊びと勘違いしてサッカー部の朝練に乱入。シュートされたボールを受け止めたことから、サッカー部の「猪狩勝」（いかり・しょう）に目をつけられてしまう。
体育の授業の再戦リターンマッチでも勝利して一躍クラスの人気者になるこむぎ。時々、犬になったりするこむぎにいろはは気を揉むが、こむぎは全く気にしない。
一方、勝も負けたままではいられないと特訓に励む。たまたま見つけた「黒いボール」みたいな物体を頭に乗せてランニングする勝。
それ、ガルガルの卵だよ！（編集中）

「第９話」公式サイトより
こむぎ　学校行くワン！

【メモ】
その他登場人物
「猪狩勝」
わんにゃんちゅう２年生。いろはや悟と同じクラスの男子。
サッカー部所属で「ショウと勝負だ！」が口ぐせの熱血漢？

【備忘録】
　「楽しいだけが学校じゃないよ」とこむぎを嗜めるいろはの描写が素晴らしい。
　こむぎの制服が「パンツスタイル」という辺りが今風である。（いろははスカートスタイルなので選択できるのだろう）

【第１０話】　ユキの中の思い出

２０２４年４月７日放送

母のお店（プリティホリック）が順調に繁盛していくのを見て安心するまゆは、ある日、母のすみれから新商品のデザインを任される。
アイデアを練るため散歩に出たまゆは、道端で泥だらけになっているこむぎを見て、ユキと初めて会った日のことを思い出す。
それはまゆの小学生時代＿＿＿写真家の父「猫屋敷貴行」（ねこやしき・たかゆき）に連れられ訪れた山村の古民家の軒下に蹲っていた、薄汚れた「人嫌いの猫」とまゆの交流の物語であった……。（編集中）

「第１０話」公式サイトより
小学生時代のまゆ
泥だらけの猫（ユキ）に運命のようなものを感じて現在に至る…

【メモ】
その他登場人物
「牛込うしごめさん」
わんにゃんちゅう２年１組のクラスメイト。

「猫屋敷貴行」
まゆの父親。カメラマンとして世界中を飛び回っている。

【備忘録】
　「アライグマは綺麗好きなんかじゃない。水辺で手を洗っているように見えるのは獲物を狙っているんだ！」という悟くんの動物うんちくが楽しい……が、視聴者はまゆとユキの物語しか覚えていないだろう。

【第１１話】　山に潜む、巨大生物！？

２０２４年４月１１日放送

学校で「見晴山みはらしやまに謎の巨大生物が出る」という噂を聞きつけたいろはとこむぎは、休みの日に悟と一緒にピクニックがてら調査に出かける。
一方、いろはたちのことが気にかかっていたまゆは、例の鏡石から現れたと思しき「謎の少女」から「山に行ってはダメ」と警告を受ける。
助け出されたキラリンアニマル「キラリンベアー」が戦ったという“もう一人のプリキュア”と何か関係があるのだろうか。
次回、風雲急……（編集中）

「第１１話」公式サイトより
もう一人のプリキュアって何なんだろう？

【メモ】
　その他登場人物
「キラリンベアー」
　クマ型ガルガルの中から救出された９頭のキラリンアニマルの一人。
　ものすごい力持ち。

「謎の少女」
　アニマルタウンの守り神「鏡石」の中から（？）現れた女の子。

「もう一人のプリキュア」
　敵か味方か正体不明の戦士。夜の街を飛び回る彼女の耳にはどこかで見たイヤリングが……。

【備忘録】
　次回、第３の戦士登場。どこかで見たイヤリングをつけたあの子の正体は誰？！（わざとらしい）

【第１２話】　私はキュアニャミー

２０２４年４月２１日放送

時々、ユキが姿を消すことがあることに不安を抱くまゆ。
いろはたちと相談して、ユキの行動を観察してみようとするも、猫の気まぐれではぐらかされてしまう。
いろはたちと仲が良いことが気に食わない様子のユキ。と、そこにガルガルの気配。
慌てて飛び出して行ったいろはとこむぎを追って外に出たまゆは、フクロウ型のガルガルに襲われてしまう。
間一髪、まゆの危機を救ったのは、銀髪の美しい謎の戦士。
「これ以上、関わってはダメ」
いつか鏡石の前で出会った女の子と同じ警告を受けたまゆは彼女の正体が気になって仕方がない。（編集中）

「第１２話」公式サイトより
わたしは“キュアニャミー”
通りすがりのプリキュアです？

【メモ】
その他登場人物
「キュアニャミー」
　アニマルタウンに出現する謎の戦士。プリキュアに似ているが、ワンダフルやフレンディとの関係は不明。

【備忘録】
　キラリンベアーが捕らわれたガルガルや、フクロウ型のガルガルに猫のような爪痕をつけた「キュアニャミー」の乱暴狼藉ぶりに恐怖や嫌悪感を覚える演出に注目。
　「女の子だって暴れたい！」というかつてのプリキュア像からの脱却。製作陣の提示は視聴者にどう映るのか。今後の展開に要注目である。

「第２四半期（春）」（仮）に続く。