丸和うなぎについて


丸和うなぎとは

有限会社 丸和養魚場で育てられたうなぎのブランドです。
2023年に商標登録を行い、丸和うなぎとしてうなぎの白焼き(冷凍加工品)の販売を開始しました。
現在はうなぎの白焼き(冷凍加工品)のみ取り扱っています。
丸和うなぎというブランドを作り、直販を始めたのは私達が一生懸命育てたおいしいうなぎを食べていただきたい、という思いから始まりました。
今までは活鰻問屋さんや加工問屋さんのみに卸していたため、私達のうなぎは色々なうなぎと混ざり、国産うなぎの一種であったり、愛知県産、三河産などの一種として売られたり、飲食店にて取り扱われていたと思います。
こういったことから、せっかく一生懸命育てたおいしいうなぎなので認知した上で食べていただきたい、その上で「おいしい!」と言ってもらえたらどんなに嬉しいことだろう、という思いから始まりました。
実際に直販を開始し、「おいしかったよ!」といった声やリピーターさんも増え、私達が日々、おいしいうなぎを育てていくモチベーションにもさせていただいています。
これからもおいしいうなぎが届けられるよう日々の作業をがんばっていきます!

丸和養魚場とは

1968年(昭和43年)に設立され、現社長の父が3代目、私で4代目(予定)の会社になります。
※実際は会社設立前、戦前から養鰻事業を営んできました
路地池での養鰻から始まり、一時期は手長エビの養殖をしていましたが、現在ではハウスでの養鰻のみを行っています。
会社といっても家族経営で規模も小規模なため、家族で力を合わせて養鰻を行っています。
弊社では単年養鰻を基本とし、池入れから約6ヶ月で初回出荷を迎えます。
養鰻場のある愛知県豊橋市では古くから養鰻業が営まれてきましたが、現在は昔に比べ、豊橋の養鰻業者数は大分減ってしまいました。

こだわり

  • 豊富な井戸水を使い、また毎日の池の水の管理(給排水、掃除など)により、臭みが少ないうなぎの成育を目指しています

  • 仕上げのオイル添加により脂乗りが良いうなぎの成育を目指しています

  • 出荷時、薬剤残留検査を実施しています

  • 私達の池で丹精込めて育てたうなぎです

豊富な井戸水を使い、また毎日の池の水の管理(給排水、掃除など)により、臭みが少ないうなぎの成育を目指している

うなぎを食べた時に臭い、と感じたことはありますか?
その臭いは元々のうなぎ(魚)の臭いかもしれませんし、餌のオイルの臭い、育った池の環境によるものかもしれませんし、その他にも色々な要素があるかもしれません。
また臭いを感じる感じないは個人差もあります。
私達はその中でも生産者がコントロールできる池の水の環境について、より良い環境に整え、できる限り臭みが少ないうなぎを育てることを目指しています。
日々うなぎが生活する池ではうなぎの排泄物や餌の残りカス、その他有機物が分解されヘドロが発生します。
そのヘドロが堆積するとうなぎに泥臭さがついてしまう可能性があります。
そこで私達の池では毎朝、排水を行ってヘドロやゴミなどの排出、そして排水した分だけ新たな井戸水を給水することにより池の水をきれいにしています。
この作業を毎朝繰り返し、池の水がより良い環境になるようにしています。

仕上げのオイル添加により脂乗りが良いうなぎの成育を目指している

弊社では、うなぎの餌は配合飼料(魚粉)、水、オイル(魚油・植物油)を混ぜ合わせた練り餌が基本になります。
その中のオイルについて、基本、うなぎが一定の大きさになってから出荷までの間、仕上げとして添加量を15%に増やすことにより、脂乗りが良いうなぎの成育を目指しています。
※食欲が落ちる冬など、状態により添加量を調整することはあります
出荷前のオイルの添加量は生産者によって異なり、10%の場合もあれば、12%の場合、15%の場合、もっと入れる人もいるかもしれません。
また、最終的なオイル量を添加する期間も生産者により異なります。
生産者の考えや飼料メーカーの方の考えによるところが大きいと思いますが、私達は脂乗りが良いうなぎの成育を目指していること、とはいっても多すぎない量として15%を設定しています。

出荷時、薬剤残留検査を実施

弊社は豊橋養鰻組合に所属しており、安心・安全の取り組みの一環として出荷時に薬剤残留検査を実施しております。

私達の池で丹精込めて育てたうなぎ

私は養鰻業者(生産者)の一番の仕事は
・うなぎの居心地の良い環境を作る
・餌のコントロール
だと考えています。
居心地の良い環境は上述にもあるように豊富な井戸水を使用し、毎日の池の水の管理を行っていますが、その他にも水質(pH、アンモニア、亜硝酸)を検査し、その結果により給水量を変えるなど、よりうなぎの居心地の良い環境を作るようにしています。
餌においては過不足な状態でないかをチェックしています。
過剰給餌になれば調子を崩してしまうこともありますし、最悪病気に繋がってしまう可能性もあります。
逆に不足していると、全体に餌がいきわたらず、成長が遅れる可能性があります。
そのため、餌前、餌中、餌後の状態を見て、餌量を判断し、過不足にならないようにチェックしています。
上述にあるような作業を淡々と毎日繰り返すことで良い環境で育ち、餌を良く食べ育ったおいしいうなぎになることを信じ、日々の作業を行っています。

商品

うなぎの白焼き(冷凍加工品)

上述のこだわりに加え、新仔のうなぎを使用しているため、柔らかく、脂乗りが良いです。
新仔のうなぎとは1年以内に育ち、出荷されたうなぎになります。
特徴として、身が柔らかい、脂乗りが良い、皮が柔らかい、小骨が少ない、などが挙げられます。
また加工は信頼できる加工会社様で委託加工していますが、その際、3日間程度うなぎを立ててもらい(うなぎを生きたまま水に当てながら置いておくこと)、ここでもできる限り臭いがなくなるようにしています。
自社のうなぎのみを使用しているため、一定の品質を保てることも強みだと考えています。
うなぎ自体の味が一番わかる白焼きでぜひ一度食べてみていただければと思います。
もちろんタレを付けて蒲焼きにしてもおいしいです。
おすすめの食べ方などが書かれたレシピカード付きのため、ぜひお好みの食べ方を探してみてください。

箱内イメージ(段ボール)
箱外観イメージ(段ボール)

活鰻

弊社の活鰻をご要望の方がいらっしゃいましたら、お取引させていただいている活鰻問屋様をご紹介させていただきます。
また、その問屋様への次回出荷予定についてもご連絡させていただきます。
ご要望の方は以下のダイレクトメッセージにてご連絡ください。
Instagram:maruwaunagi (アカウント名:丸和うなぎ)
X(旧Twitter):@maruwaunagi (アカウント名:丸和うなぎ)

さいごに

大事に丹精込めて育てたうなぎをおいしく食べていただけるとうれしいです!

白焼きに塩少々をつけて、ビールとともに
白焼き
蒲焼き、大葉を添えて
うな丼、大葉を添えて


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?