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武蔵野大学サステナビリティ学科明石教授による、脱炭素勉強会‼

こんにちは!
インターン生の中でも2番目くらいのお調子者、田中悠太です!
「まるっとサステナCAMP 2期」初の脱炭素勉強会に参加してきた
様子をお伝えします‼

今回は「まるっとサステナCAMP」のメンターさんでもある、武蔵野大学工学部サステナビリティ学科准教授、博士(地球環境学)の明石先生による脱炭素の授業をインターンで受けました‼

実際に授業を受けている様子

勉強会では下記のようなことを学びました!
①サステナビリティの現状と課題
②パーマカルチャーによるリジェネラティブな街づくり

①サステナビリティの現状と課題

Q.私たちは自然とどのように関連しているか?

なんていう疑問の投げかけから始まった今回の授業。
インターンからはこんな意見が…
・雨が降って、海のお水を飲めるようにしたりして生活に役立てている。
・割り箸や服などを作る材料として関わっている。

明石先生の話は以下の通りでした。
A.今食べてる食事は未来の自分を作り、且つ自然と関わっている。
・呼吸を1日に、2万回している。息をするだけで自然と関わっている。
・体の細胞60兆個の大部分は数ヶ月で入れ替わる。➡つまり数ヶ月前の自分と今の自分は違う⁉ そのくらいからだをつくる食べ物は大切ということ。

自然の循環は自分たちの生活に直接影響する
現在、魚の体内には多くのマイクロプラスチックが存在し、それらを人間が食べることで、一週間でクレジットカード1枚分もマイクロプラスチックを食べてしまっています…!
2050年には海のプラスチック量が魚を上回るともされてるそうです…

Q.一体、なぜそうなってしまうの??
A.環境や、自然は循環しているから‼
ある植物を食べた動物が死んでしまうと、その死骸は土に還ります。
その土では、また植物が生息するという循環している環境の中から人間はそれらを活用して、生きています。
つまり、環境を汚染すると、人間にも汚染が帰ってきてしまうということです。

Point ▶ 環境を守るのは、可哀想だからではなく、
    自分たちの生活をケアするためでもある!

②パーマカルチャーによるリジェネラティブな街づくり

地球には46億年かけて作られた生物と自然が循環する仕組みが存在します。
その仕組みにはゴミが存在しない➡つまり生物からでた物はすべてが循環している。

Point ▶ この地球の循環の仕組みには人間が入っていない!

人間はこの仕組みから出てしまった。
➡この仕組みを人間の生活に取り入れる、または活用しなくてはならない。

この循環の仕組みのように人と自然が共に豊かになるような関係を築いていく暮らしと環境のデザイン手法をパーマカルチャーと呼ぶ。
➡つまり地球環境を壊さず、他の生き物を増やして場を豊かに変えながら、食べ物や暮らしの材料、エネルギーを得ること。 

パーマカルチャーの実例
・実際に、明石先生の畑では一種類の野菜だけを育てるのではなく、複数の野菜を同じ畑で育てているそうです。ネギは病気の予防となり、サニーレタスにはキャベツに虫がよらないようにするなどの効果が。これによって、モンシロチョウなどが寄り付きづらくなるそう。複数の野菜を多様に植えることで、お互いを助け合う状況を人間が作ってあげることも大切なのです。

大都市、東京の中にもパーマカルチャーが…‼

・明石先生は大学の屋上を緑で豊かにし、今では一つのコミュニティガーデンとなっています。街のつながりが希薄化している現代社会ではコミュニティスペースともなるパーマカルチャーが必要なのかもしれない…‼
詳しくは、下記のレポートを御覧ください‼

武蔵野大学屋上菜園見学 https://carbon0-mizonokuchi.jp/1002/

環境活動は我慢や不便のようなイメージがあるけれど、自然の循環の仕組みをとりいれることで、人もしあわせになりつつ自然を再生できるということがわかりました‼


本日のお弁当

本日は地元のお野菜を使うことに積極的なコロココ デリさんの、カレーと唐揚げ弁当を食べながら受けました‼
自分はカレーを頂きました。美味しかった…‼



「コロココデリ」の皆さん、ごちそうさまでした!

まとめ

・環境も循環していて、その循環の中にゴミはない。
人間もこの循環の中に入る、またはこの循環を活用するということが
大切だということがわかりました!

これから、この脱炭素の勉強を元にアクションを展開していきます!
これからの脱炭素の活動に目が離せない!

明石先生、ありがとうございました!