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逆子ちゃんでした。

◆ ずーっと逆子ちゃん。


我が家の赤ちゃんは、ずーっと逆子でした。
21週のスクリーニング検査で逆子。
25週の検診で逆子。
29週のスクリーニング検査で逆子。
…以後、ずーっっと逆子。

「赤ちゃんは だんだん頭が重くなってくるので自然に頭を下にします」

逆子を心配してネット検索するたびに目に留まるこんな文言を見ては
「うんうん、そうだよね。自然にね」と…長い目で見ようとしていました。

しかしそんな母(私)の重い想いは届かず31週の検診でもやっぱり逆子。
この頃から逆子体操や雑巾がけ、足湯など家でできることに加え「鍼灸院」に助けを求めました。

◆ 逆子を治すためにやってみたこと

※以下は、あくまで私の試行錯誤リストです。実施前にご自身の体調、助産師さんやお医者さんにご相談ください。

①逆子体操&ストレッチ

まずはみなさんここからトライされるのではないでしょうか。私が参考にしていたのは主にこちらの2つ。

助産師さんのYouYube
https://www.youtube.com/watch?v=a0LcNXJ1DZM

骨盤整体師リュウさんのYouTube
https://www.youtube.com/watch?v=ief5TH03Hy8
(こちらは背中を柔らかくするストレッチ)

毎日お風呂上りにやっていました。

②寝る向きで調整

検診の際に、どちら側に赤ちゃんの背中が来ているかを確認してそちら側を上にして寝ていました。その方が回りやすくなる…と聞いたのですが一晩中同じ体勢で寝ているのもしんどくて、寝返りしちゃってました。

③お腹のスペースを広くする

助産師の柴田星子さんの販売されている冊子を参考に
・普段の姿勢を意識すること
・座るときは座骨で座ること 
・お腹を伸ばすストレッチ(詳細は冊子をご参照ください)
を意識的に行いました。

④足湯をする、温める

こちらも助産師の柴田星子さんのブログを参考にしました。

⑤歩きまくる

また別の助産師さんに相談したところ、逆子の原因は「冷え」です、と。
温めるだけではなく筋肉を動かすと熱が上がる、とのことで「歩きまくってください!」と言われました。
妊婦になるとちょこちょこ歩きをしがちですが、オススメは大股だそう。妊娠後期ともなるとお腹も張りやすくなってくるので、念のため近所でウロウロしました。目標は1日1万歩!(現実は5千歩)

⑥赤ちゃんに話しかけまくる

「今ね、頭ここにあるけどこっちにしてね~」「ぐるんって回れるかな~」「頭下にしてみたら景色が変わっておもしろいかもよ~」と毎日しつこく話しかけていました。
更には、毎晩優しく足をマッサージしてくれる夫にまで「夫くんからも回るように言ってよ!もっと大きい声で言って!」と強要していました。(ごめんよ)

でも、つい弱気になってしまって上にある頭をなでなでしながら「この位置が居心地がいいのかな~」「元気に生まれてきてくれればどっちでもいからね~」なんて言ってしまう日もありました。

⑦鍼灸院に通う

その頃の私は「逆子 治す」検索に余念がなかったため、もちろん鍼灸院という選択肢も視野には入っていました。しかし実際に行動に移したのは31週の時。(当然ですが、早ければ早いほど治る可能性は高いようです)
近所の鍼灸院に電話したところ「早い方がいいですね、明日はどうですか?」とお返事をいただき早速伺いました。
当日は、簡単なカウンセリングのあとで(週数確認、赤ちゃんの向きの確認等)施術スタート。血行を良くして赤ちゃんが回りやすくなるように腰のあたりのツボに針を。特に痛みはありませんでした。更に「三陰交」と「至陰」いうツボにお灸を据えてもらいました。こちらは時々、熱かった…というか痛みを感じましたが、個人的には効いてる感があってよかったです。

初めての鍼灸院でしたが、施術後は体がポカポカして温泉に入った後のような心地よさを感じました。お腹もなんとなく柔らかくなったような。
その日は布団に入った直後から、大イビキをかいて寝始めたそうで(記憶なし)夫に驚かれました。

その日から週2ペースで鍼灸院に通い、夫に協力してもらい「せんねん灸」で自宅ケア(三陰交と至陰)を続けました。足裏マッサージもしてくれました。本当にいい旦那さんです。

⑧その他

私たちは去年までイギリスに住んでいたのですが、その時の友人に「逆子でね~」と話したところ、「最近私の妹も赤ちゃんを産んだんだけど、ずっと逆子だったよ。でも直前で治ったの!」と。どんな方法を試したのか聞いたところ「お医者さんから激辛カレーを食べたら治るかもと勧められて実行したら、その日のうちに治った」とのこと。(余談:イギリスのカレーはめちゃくちゃ美味しい)
そこで私も近所のスパイスカレー屋さんに行き、そこで一番辛いカレーをテイクアウトしました。…おいしかったです笑

◆ そして逆子は治ったのか?

えー、結論から言うと…治りませんでした!!(ひゃー)
赤ちゃんの頭は右へ行ったり左へ行ったり…小さな動きはあったものの、逆子ちゃんのままでした。ただ世の中には上記の方法で逆子が治った方もたくさんいらっしゃると思うので試してみる価値はあるかと思います。

そして…逆子は治らなかったけれど、嬉しい副作用がありました。なんと、便秘が治ったのです!妊娠期は2~3日に1回コロコロうさぎタイプの日が多かったのですが、1日1回すっきりバナナタイプに変化しました。
どの方法が有効だったのか、すべての相乗効果なのか分かりませんが…有難い副作用。逆子対策は便秘に効果あり、という仮説が生まれました。

◆最後の手段-胎児外回転術

「胎児外回転術」という単語は、逆子について検索する中で何度も目にしました。でも、できればより自然な方法で治ってくれたら嬉しい…との思いから選択肢としては考えていませんでいた。というよりは、外界転術という響きと施術内容(むむ!?外から…あ、赤ちゃんを回すですって…!?)に対する恐怖があり、できれば避けたい選択肢でした。

外回転術。やる or やらない?
迷いに迷って、葛藤に葛藤を重ねて…やる!方を選ぶに至りました。決断までの経緯や施術の詳細については次の記事でお話ししたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました*

maru


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