空と海と倉庫番と倉庫番『Isles of Sea and Sky(空と海の伝説)』感想
Isles of Sea and Sky(空と海の伝説)は2024年5月22日にリリースされたパズルゲームです。
Xのフォロワーさんがここ数年ずっとリリースされるのを楽しみにしてらっしゃったので私も気になっていました、発売日に絶対買うぞと意気込んだのはAlephant以来ですね。
どんなゲーム？
フィールドの雰囲気はGBのゼルダに似ていますがアクション要素と戦闘要素はありません。ストーリーはありますがテキストもない。
それなら一体なにがあるのかというと、倉庫番パズルです。
このゲームの基本は倉庫番パズルを解いてカギとスターを入手し、新しいエリアを探索してはまた倉庫番を解き、入手した新しい能力でまた倉庫番を解いてスターを入手する、ずっとこれです。
システム周りが快適
アンドゥとリスタートし放題、移動も速くて穴に落ちてもその場に即生き返り、とにかくテンポがいい。操作中に間違えてマップ移動しちゃってもすぐ戻ってアンドゥ押せば移動前の状態に戻せたり、パズルに集中できる作りが徹底されています。
だいたい一画面に1〜3個くらいは報酬が配置されていて、入手した報酬アイテムはリスタートしても入手したままなのでブロックなどの解くためのギミックを全て一つの報酬に注げるのも気持ちがいいポイント。
リスタート後も引き継がれる要素のひとつに”特定の方向から押した場合にのみ破壊できるブロック”があるのですがこのシステムが非常に良くできていまして、広い画面をこのブロックで分割することにより「まずこのブロックを破壊してショートカットを開こう」と小さい目標ができるんですね。このお陰でどこから手を付けるべきかと途方に暮れることなく少しずつ攻略でき、解いた分は移動が便利になったり次のパズルに着手しやすくなり中間セーブのような役割を果たしてくれる。こういうゲームでありがちな、ただの理不尽で意地悪な通行止めではないのが良かったですね。
パズルの旅とその仲間たち
ネタバレになるから多くは言わないんですが、かわいいのが出てきます。かわいい。私はこういうシンプル顔生き物に弱いんですよね。
色々な生き物に助けてもらったり、うまく扱いきれず殺されたりもします。嬉しいですね
あと戦闘はないと言いましたが……0ではないかもしれない！！でもアクションではなく、あくまでもパズルなので大丈夫！！
クリアまでのプレイ時間など
私がエンディングを見るまでにかかった時間は20時間ほどでした、途中まですべてのスターを拾いあらゆる隠し要素を網羅しようと粘っていたのでさらっと流す分には半分くらいで済みそう。
探索要素もありますが倉庫番メインなので最初から最後まで倉庫番と向き合うことになります、しかしごく一部を除いて(悩まないというほどではないし作業感が出るほど簡単でもないのは大前提として)難易度はそこまで高くないと思いますね、考える楽しさは存分に味わえます。好きではないギミックもあるにはあるけどここでは割愛。
現時点の能力で取れるかどうかを見極めるのが一番難しいかもしれない、私は取れないアイテムに粘着しすぎて時間を無駄にしたりしました。そういう時間も好きだからいいんですが！
明らかにワールドマップに開いてない部分があり、他の島の外観がチラ見えしているのでもしかしたら今後アップデートされるのかも……？楽しみですね！
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