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自分の仕事に信念とプライドを。

「自信があった」

その日私はある市民講座の一コマとして、
仕事で扱っている商品の宣伝を兼ねて、仲間と一緒に登壇した
その中で"司会"を言い渡された
やってみたいと常々思っていたし、自分には得意分野に思っていたし
いわゆる「自信」があった。
仲間と何度かzoomで打ち合わせし、流れは頭に入っていると
いわゆる「自信」があった

「そして当日を迎えた」

待ち合わせの時間に一時間も早く付いた私はマックに入ってコーヒーをのんだ
その時点で資料は広げていない
仲間の車でいざ出発
他の仲間は各自行くので、運転者と私が助手席の二人
同業者ということで、話しは店の経営についての話
途切れる事はない 、興味深く聞きいった
とうとう、車内で司会のシュミレーションは愚か資料に目を向ける事はなかった
この辺りから、今回の司会役としての失敗が始まっていたのかも知れない
その上道を間違えて会場入り予定が約束の時間ギリギリになった
昼食を取っていないという事で、会場の下のスーパーまで行っておにぎりを一個
食べている内に時間が迫り、とうとう一度もシュミレーションすることも
無く、マイクを手にすることになる
結果はこうだ、
目の前に広げた資料も見えないほどに"頭が真っ白になっていた"
いや、今思えば仲間たちも緊張していたのかも知れない
何故なら、気付いたであろう"私の緊張の度合い"に
それでもいつもあるはずのホローが無いのだ
いやいや、事前にあんなに気合いが入って、自信満々の笑みでいたはずの
私が、緊張しているのは誰も気づかなかったかも知れない

「それ以降の日々」
公開講座が終わった直後から苦しい程に自分の愚かさを責めた
何をもって司会に自信があるなんて言ったのか?
司会の役割を勉強したのか?
話のながれで誰にマイクをむけるか?書き込んだのか!?

自分の本業はなんだ!?
自分の本業に、これほどの自信をもったことがあるのか!?
司会をやってみたい
本業を極めないで、信念を持たないで、
あっちもこっちも目が移り、
人の事が気になって、一体自分が何をやりたいのか解らず
人のことが羨ましく、僻んだり、
考えもせず ブレブレでいるから、本業が駄目になるのだ
このまま終わっていいのか?!
もう先は無いんだよ
本業を地に足つけて、真剣に取り組まないと!
完璧は無いかも知れない、これで納得も無いかも知れない
残された時間 真剣に本業に商売に向き合うべき








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