絶望から人生は始まる【ニーチェ哲学】前編
最近はずっとニーチェ哲学について調べているのですが、ニーチェの哲学は面白いなぁと感じました。
「もっと早く出会いたかった!」
と思いつつ、きっとこのタイミングこそ意味があるのかもしれない。
と思った矢先、【そんなのに意味はない!」とバッサリ切ってしまうのがニーチェ哲学なのです。
読んでみて思ったのは、本当の人生は絶望から始まるのだな、ということです。
人生に意味はない
人生をどう生きるか?
多くは、良いキャリアを歩むため、社会に貢献するため、良い家庭を築きたい、幸せに暮らしたい。
みたいな望みってあると思うんですよね。
僕も独立する時は、
金稼いで、良い部屋住んで、人生エンジョーイ!音楽は鳴り続けーる!と思ってました。
しかし、よくよく考えてみると、これらの願望って何なんですかね?どこから来た願望なんですかね?本当に自分で考えたんですかね?
否!
ほぼ他から植え付けられた価値観に過ぎない。
それはメディア、広告、教育、道徳で刷り込まれている可能性大です。
もっと言えば、ニーチェは、
「良い」とは何か?「幸せ」とは何か?とか。
そんな実在しないものを考えるだけ無駄じゃね?目には見えないものを考えるのはやめようよ、というのがニーチェの主張です。
つまり、良い人生にしようとか、社会に役立つとか、そういうのは全て意味がないよと。
より厳密に言えば、与えられた見えない価値を全て疑っていけば、何もなくなるというワケです。
よって全てが無意味。無価値。
何やればいいんだ!という絶望に至るのですね。
ということで、今回はここまで。
次回は後編ということで、ニーチェ哲学の続きを書いていきます。
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