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【後編】ニーチェから学ぶ、人生をより良く生きるためには?

前回はこんな記事を書きました。

要約すると、ニーチェは良い人生を送りたいなら「子供のように生きることだ」と述べました。

なぜなら、子供は他者から価値観に囚われていないし、また未来への恐れもない。

今この瞬間をありのままに受け入れ、今を全力で生き抜いている。それが子供であり、理想の”超人”の生き方だ、というのがニーチェの教えなのですね。

今回は、じゃあどうすれば良いのか?ということで具体的な話を入っていきます。

超人に達する3つのステージ

子供のような”超人”の域に達するには3つのステージがあるとニーチェは言います。

そのステージは以下の3つ。

  1. ラクダのステージ

  2. ライオンのステージ

  3. 子供のステージ

まぁなんというか、、、表現が非常に独特というか、さすが異文化だな〜という感じは有りますが…笑。しかし我々にもとても役立つ内容です。

※ちなみに、これをニーチェの「超人思想」といいます。

1.ラクダのステージ


一番最初はラクダのステージです。
ラクダというのは、人に乗られているイメージで、つまりは我々は他人から与えられた価値観に囚われているということです。

学校で習ったこと、社会に出て学んだマナー、常識、風習、空気感など。それら全ては他者から押し付けられた価値観であり、あなたの本質とは全く関係がないのです。

もちろん学んだことは、とても大切でしょう。役に立つ教えも数多くあると思います。

しかし、それでもあなた自身の中から生まれた価値観ではないはずです。

ですので、まずは多くの価値観や思い込みによって自分が囚われてしまっているという事実に気づき、それらの価値観から自分を解放することが最優先なのです。

2.ライオンのステージ


いろんな価値観から脱却したら、次はライオンのステージです。
これは自分の内なる部分から溢れ出す力に従って生きる、獅子のようなイメージです。

自分が今まで周囲や環境から与えられてきた価値観などから解放されてくると、自然と自分の中で「これやりたいこと」、「やってみようかな」と思えることが増えます。

これは僕も経験がありまして、3年間ぐらいずっと変な固定概念に囚われて生きていました。(〜〜すべき、〜〜した方が良いなどで、いっぱいでした。)

ですが、それらを1つ1つ吟味し「これ本当かな?思い込みじゃね?」と解消していくと、自然と僕は数学がしたくなったんですね。なので、現在は数学をするという生活を送っているのですが、かれこれ1年以上続いています。

そんな感じで、自分を解放してあげると、内なる力やモチベーション、好奇心が不思議と湧いてきます。それに従って行動するのです。

本能に従って生きる。これがライオンのステージです。

3.子供のステージ


ライオンのステージで、自分のやりたいことやモチベーションが見つかったら、あとはひたすら行動です。とにかく没頭しましょう。

子供のように一生懸命に。これが将来役に立つのか?なんて考える必要はありません。周囲が何か言ってくるかもしれませんがスルーです。

「良い大学に行けって?ウルセェ!俺はただ楽しいから勉強してんだよ!」

「リスクを避けろだって?関係ねぇ!俺はただワクワクするからチャレンジするんだよ!」

「失敗したらどうするんだって?知らねぇよ!じゃあまた次挑戦すりゃ良いだろ!」

というように思えてくれば、完璧です!

そのように、生きていれば自ずと”超人”の域、子供のようにあるがまま、自分らしい人生が送れるようになるのです。


ということで、以上がニーチェから学ぶ人生をよりよく生きる方法でした。
ぜひ何か1つでも、あなたの人生にプラスになれれば幸いです。

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