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【タロット記1】やるか、やらないか、やれる時なのか

■タロット記■

これはタロットカードと、自分の体験と、そこから気づいたことの記録です





「1.魔術師」から考える



それはまだ
適応障害と診断されて1ヶ月も経たない頃のこと

パートナーに誘われて
気分転換にツーリングに行きました

海でも見に行こうと走りに出た途中
前触れなく突然動悸が…

でもパートナーは先を走っているし、止めるほどでもなく
そのまま走って、大きな橋の見える下まで行き休憩をしました

しばらく海を眺めていた私の心中は、穏やかではなく
むしろ、不安の渦の中に放り込まれ内心溺れるようにもがいていました

でも、すぐ隣にいるパートナーに
「今苦しい」とは言えませんでした

なぜなら、せっかくこうやって気晴らしにと気遣ってくれた
その気持ちも、一緒にいる空気も悪くしたくなったからです

「苦しい」のにそれを言えないことも
私の中ではとても「苦しい」ことでした

そうやって、気分を晴らしたくて、出掛けたくて
外に行ったのに、その後体のリズムが狂い

1週間ほど低迷期に入る…
ということが、わりとちょこちょこあったので

やりたい気持ちと自分の状態
両方見て

「今それやれる状態なの?」

と、

「やりたい、やりたくない」の前提に
自分を自覚する必要が先にあることを知りました

ここが
「わからない」「無視している」状態のままだと
何かしら無理やりやってしまうので

「真面目」で「頑張りたい」人は、特に
日常の中で、自分に意識を向けて

注意深く自分を観察して
違和感を感じたら無理をせず

自分の違和感を信じて
「今自分は何ができる段階なのか」

しっかり把握することが
心身のメンテナンスにもなります

ここはほんと
非常に重要だと思いました

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