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広報が知っておくべき世の中の動きはラジオが教えてくれる!地方の車通勤だからできるラジオ活用術

「出かけるの面倒だし、テレビ観るの面倒だし、スマホ見るの面倒だし、起き上がるの面倒だし、目を開けるの面倒だし、、、やっぱラジオだよ~」というラジオCMが好きです(※うろ覚え、確かこんな感じ)。

こんにちは!株式会社丸信グループで広報(兼採用)を担当する田中(@marusinofficial)です!

10年ほど前にUターンで福岡に戻ってきて車を運転する機会が増えましたが、あわせてラジオを聴く機会も増えました。車に乗るともれなくラジオか音楽が付いてくるので、自分は迷わずラジオつけっぱなしです。
そこで思ったのが、ラジオって面白いっ!でした。聴けば聴くほどラジオの魅力に取りつかれ、気づけばラジオ三昧の日々。1日はラジオで始まり、ラジオで終わる。土日のウォーキングもradiko等は欠かせず、投稿したメッセージが読まれたこと多数、仕事でラジオに絡ませていただいたことも。

今回は、日頃聴いているラジオ番組のことや、読まれたメッセージのこと、会社のラジオ出演の実績、そしてラジオの魅力みたいなものを紹介して、「やっぱラジオだよ~」とハマる人が1人でも増えるきっかけにしたいと思います。

車の中は基本FMつけっぱなし

車通勤者のラジオ生活の1日

あえて早出の出勤前

自宅から会社まで車で10分。定時出勤時間は8時40分なので、朝の渋滞を考慮しても8時過ぎに家を出れば十分に間に合います。が、家を出るのは毎日7時です。理由は7時オンエアの「ONE MORNING」を聞くため。そして7時半からはFM福岡の「MORNING JAM」、さらに8時からは続きの「ONE MORNING」です。

昼休みはあえて外へ

12時からのお昼休み。昼食は帰宅したり近くで済ませたり、いろいろですが、たいていは車に乗り込み、ここでもFMのスイッチをーオン。すると「MORNING JAM」のおもろい家族パート2が始まります。12時半からはDIG!!!!!!!! FUKUOKA(ディグ福岡)、金曜日は小澤俊夫さんの昔話も好きな番組。

疲れを癒す退勤後

ハッピーナイトプログラムガウと金曜日は19時からのハカタカランキンです。どちらも緩い番組ですが、1日の疲れ、あるいは1週間の疲れを癒すにはちょうど良い柔らかさ。自宅に到着すると1日のラジオタイムは終わりです。帰宅したら一切、聴きません。

ラジオを持ち歩く休日

土曜日午後は娘たちの習い事がある時間帯に「福のラジオ」と「オトオカシ」。待ってる間に車の中で聴いてます。他の時間帯も休日は基本出かけることが多いので、平日に聴けなかった「おもろい家族」等を radikoやインターネットラジオで聴きます。

良く聞いているラジオ番組

では、これらのラジオ番組のどんなところが魅力的なのか。それぞれ主観満載で簡単に紹介します。

ONE MORNING(TOKYO FM系列)

若手社員との雑談の中で、何気なくウクライナ情勢や賃金上昇率が低い日本の現状を説明したところ、彼から「そんな情報、どこで仕入れるんですか?」と聞かれたことがあります。はい「ONE MORNING」です。
毎回、ゲストでネットメディア編集長や客員教授などの専門家を招いて、世の中で話題になってることを比較的早い段階でとても分かりやすく客観的に、そして少しだけ個人的感想を交えて解説してくれます。最近では、ChatGPTや異次元少子化対策、ウクライナ情勢、ジャニーズ問題などがテーマでした。世の中の話題に遅れることなく知識を蓄えられ、朝の脳が仕事モードに変わります。https://www.tfm.co.jp/one/

ユージさんと吉田明世さんの掛け合いも面白い

MORNING JAM(FM福岡)

福岡でもっとも有名なローカルタレントの1人と言えばナカジー(中島浩二さん)。この人がテレビやラジオに登場しない日はありません。北海道で言えば大泉洋さんみたいな存在でしょうか。ナカジーが平日毎日4時間ほど好き勝手に喋りまくる番組が「MORNING JAM」です。朝のオープニングと昼の終わりがけは比較的マジメにニュースを読むので、新聞で言われる三面記事やスポーツ紙トップに相当するような情報はここでチェックできます。https://fmfukuoka.co.jp/program/jam/

コアなファンが多い福岡の人気番組

おもろい家族(FM福岡)

ナカジーの話術がもっとも発揮されるのがMORNING JAM内のコーナー「おもろい家族」です。10時30分からPart1、12時からPart2なので、もっぱら Part1は後日radikoで聴いてます。
読まれるメッセージはどれも面白いんですが、もともとインパクト大のネタもあるけど、何気ない日常を視点を変えて面白おかしく紹介されることもあり、広報ネタ探しやプレスリリース作成のヒントになってる気がします。

DIG!!!!!!!! FUKUOKA(FM福岡)

こちらは曜日ごとにMCが入れ替わる午後の情報番組。おそらくは福岡を代表するであろうタレント、パーソナリティ、アーティストが等が日替わりで登場。とりあえず1週間聴けば福岡のローカルタレントの傾向みたいなものを知ることができます。たぶん。でも、ラジオのMCやる人って、みんな明るいしポジティブだな〜と思います。https://fmfukuoka.co.jp/program/dig/

ハカタカランキン(FM福岡)

福岡で人気の小雪さんとちんさん(最近ジェフ太郎さんと交代)のコンビでお届けする、自分の知る限り福岡ではもっとも緩い番組です。タメになる情報はほぼありませんが、ついつい聴いてしまう雰囲気。唯一有益なのがちんさんのエンタメ情報。これを聞いて実際に観た映画、買った本は数知れず。ちなみに基本はタイトルの通り、いろんなランキングを紹介する番組。小雪さんの思う「野球と言えば?」の第1位が「コカコーラシート」だったのは、リスナーにとって伝説となってます。https://fmfukuoka.co.jp/program/hakata/

小雪さんは前職でCMでご一緒しました

これまで読まれたメッセージ

ちなみに、これまでに何度かメッセージを読まれたことがあります(下記参照)。このコーナーは数年に一度、放送された中から特に面白いエピソードを厳選した書籍も発行されていて、これにはまだ載せてもらったことがないので、当面は書籍掲載を目標に日々、家族を観察して投稿したいと思ってます。

  • 救急車を呼ぶ時に母親が救急隊員と揉めた話

  • ウエストうどん祭りで妻がお金を忘れた話

  • ハムスターが死んで悲しみを我慢する長女の話

  • 近所の醤油屋を訪れたらナカジー愛用の醤油だった話 など

自分なりに工夫して面白おかしく文章にしたものを投稿してますが、それをさらに面白おかしく話すのがナカジーの凄いところ。自分のエピソードとは思えないほど爆笑させる話術に脱帽です。
ちなみに、実際に送ったメッセージは端折られて読まれるので、放送後は見比べて、読まれるコツのようなものを研究してます。さて、そろそろ久しぶりに投稿しよっ!

厳選された面白いエピソードが満載

広報業務でのラジオ登場実績

広報業務の一つ、パブリシティは主にテレビや新聞がメインなので、ラジオ局に直接アプローチプすることは少ないですが、取材の依頼が来るときは、たいてい地元紙の記事や系列のテレビ放送がきっかけだったりします。

技能五輪日本代表に選出(RKBラジオ)

当社の印刷オペレーターが技能五輪(印刷部門)日本代表に選ばれた時に、記事が掲載された新聞を見られたラジオ局ディレクターより出演オファーをいただきました。せっかくなのえHPやSNSで発信するために会議室を簡易スタジオ風にアレンジしました。生の電話出演で5分以上に渡り質問に答えた22歳の日本代表はさすがに緊張した様子。音声だけで伝えなければいけない状況を側から見てラジオの難しさを実感しました。https://rkb.jp/radio_top/

電話出演なので社内に簡易スタジオ作り記録に残しました

通販商品オリジナルラベル日本酒(FM福岡)

当社が運営する通販サイト「九州お取り寄せ本舗」として、雑誌と連動したFM番組に出させていただきました。こちらはリポーターと共にラジオカーが来社し、本社から生放送でサイトやオリジナルラベル日本酒商品のコンセプトや特徴を紹介しました。終わりにはFM局のオリジナルグッズもいただきました。https://fmfukuoka.co.jp/

マスクはプライベートで愛用してます

「アサデス。ラジオ」 (KBCラジオ)

KBCアナウンサーの近藤鉄太郎(コンテツ)さんが来社され弊社社長と対談のようなことをしました。こちらは収録番組。会社の歴史や事業内容、お役立ちの精神、ラベルコンテスト、技能五輪(印刷部門)国際大会の予告などをしていただきました。ひょっとしたらラジオでは初めて会社の基本情報を取材されたかも。コンテツさん、やっぱいい声してる!https://kbc.co.jp/asadesu_radio/

鉄太郎さんの声のトーン、けっこう好き

冠番組「おいしい時間」(CROSS FM)

2021年1〜12月の1年間、フリーアナウンサー中嶋順子さんをパーソナリティにした冠番組「おいしい時間 Presents 九州お取り寄せ本舗」を放送しました。こちらは自社運営する通販サイト「九州お取り寄せ本舗」が冠スポンサーになる形で協賛。通販サイトの商品のストーリー等を中嶋順子さんと商品メーカー担当者さんが掛け合いで伝える番組です。音声だけで食べ物の美味しさや特徴を伝える中嶋さんの話術がすごい。とても貴重な体験でした。https://www.crossfm.co.jp/pc/w_index.php

生産者やメーカーの思いを伝える内容でした

技能五輪国際大会の報告(Dreams FM「ハピネスワールド」)

久留米のコミュニティFM局、DreamsFMの中嶋順子さんの番組に大会報告で押しかけました😅 うちの甲斐田(技能五輪日本代表)を快く迎え入れていただき大会の苦労話や今後の目標などについて対談させていただきました。https://www.dreamsfm.co.jp/program/happiness-world/

久留米ローカル情報発信基地としてシンボル的存在

地元高校学校紹介番組(Dreams FM)

久留米市とその周辺の高校が、中学生やその親御さんに対して、ラジオを通じて学校を紹介する番組に協賛しました。コロナ禍で学校説明会に行きにくい状況が続く中で、親御さんのご要望を形にしたDreamsFM独自の試みです。協賛企業として収録現場の見学に行きましたが、鳥栖商の先生のしゃべりがメチャクチャ上手くて感動しました。https://www.dreamsfm.co.jp/topic/1494/

FM放送局の現場なんかいい

ラジオの魅力

小学生までイラスト付きの本しか読まなかった長女が、中学生になって文字だけの小説を読み始めたとき、「絵がない方が面白い!」と言い始めました。お父さんは前から文字だけの方が面白いと言ってたけどね。で、自分で小説の中の世界を想像するのが新鮮で面白いと。これはラジオにも言えること。音声だけしかインプットされないけど、気づけば勝手に脳内にシチュエーションが描かれる、それがラジオです。
もう一つ大きな魅力は何と言っても「ながら」で聴けること。運転しながら、本を読みながら、庭の手入れをしながら(したことない)、犬の散歩しながら(飼ってない)、家事をしながら(たまに)、昼寝しながら(もはや聴けてない)等々。この一石二鳥感はラジオならではでしょう。と言うことで、それ以外の魅力も含めてまとめると、

  • 想像力を膨らませられる

  • ながらで聴ける

  • 文章やコピーのヒントになる

  • いろんなジャンルの音楽に触れられる

  • ローカル情報が満載

  • 素人には真似できない話術の世界

最後の「素人には真似できない」というのも、ラジオを聴けば聴くほど実感します。一時期話題になったclubhouseが普及しなかった理由の一つには、音声だけの表現が素人には簡単に真似できない世界だからだと思います。個人的には映像の世界よりもハードルが高いのではないかと。だからこそ、ラジオには魅力が凝縮されてるんです。

現在はリアリタイムでなくてもradikoやオーディーなどインターネットラジオがたくさんあるので少しでも気になったら周波数を合わせてみてください。また、車生活だけど日頃は音楽CDばかり流しているという方も、勇気を出してカーオーディオのツマミをラジオに合わせてみてはいかがでしょうか。きっと新しい世界が広がるはずです。

と、ここまで書いて気づいたけど「活用術」ではなく、ただの「好きな番組紹介」になってしまったようです。だから、ぜひ、皆さんの好きなラジオ番組も教えてください。

Twitterでは毎日、何かを発信しています!
https://twitter.com/marusinofficial

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