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NLP初任者通信№16<プラスのストロークを送りあう>

こんにちは。

大阪市立公立小学校教員の丸岡です。

脳科学・coachingをこれまでの教育実践にブレンドし、新たな教育・授業を開発し、教師のやり方&あり方の両面からアプローチしたり、教材開発×道徳見つけ×coaching×NLP(実践心理学)という今までにない道徳授業開発にも挑戦中したりしています。

先日のNLP初任者通信№15では「叱るべきは小さなうちに」というテーマでお伝えさせていただきました。自身の体験を踏まえながら、「叱るときの原理原則」のような話でした。

本日のNLP初任者通信№16は「プラスのストロークを送りあう」ということについてお話させていただきます。

今日のお話は、子どもたちへの指導ではなく、今、このコロナウイルスと戦うすべての人へ送り届けたいお話です。

とはいっても、私ごときの発信ですので、本当にささやかな記事ですが…。

今こそ、「プラスのストローク」をどこまで送りあえるのかが試されているのだと思います。

それでは、どうぞ。

NLP初任者通信№16<プラスのストロークを送りあう>

心理学の世界に「ストローク」という言葉がある。

どんな意味かと言うと、次の通り。

もともとは「撫でる」とか「さする」という意味の言葉ですが、心理学的な「ストローク」とは、言語・非言語全て含めて「存在を認める行為」のことを指します。https://www.motivation-up.com/motivation/stroke.htmlより

あいさつ

会話をする

目を合わせる

そのすべてがストロークである。

今、自粛が求められている。

人が外に出ることが極端に減った。

また、仕事に出かけても、これまでのような仕事と違い、ただ見通しの持てない暗闇の中を、手探りで進むような状態で進む毎日である。

みな、ストレスをかかえている。

もしかしたら、あなたの身の回りに、イライラしたり落ち込んだりしている人がいるかもしれない。

そんな時、あなたにできることは何か。

自分だってつらい。

自分の方が…

なんていう気持ちになっているかもしれない。

でも、そんな時、

この「ストローク」という言葉を思い出してほしい。

先の記事では、あいさつや普段の何気ない会話がストロークであること触れた後、次のようなことも書かれていた。

どれも日常の何気ない交流の一コマですが、どれも肯定的な心の交流がなされています。地味ですが、こうした何気ない交流によって私たちは「自分の存在が認められているのだ」と感じ、心の栄養を補給することができるのです。

そして、ストロークを次のようにも説明する。

こうした心の栄養のことを心理学では「ストローク」と呼びます。

今朝、オンラインでzoomサークルを行った。

ズームとは、オンライン会議で使用するアプリである。

無料で、45分間であれば、何人もの人と同時通話が可能だ。

もちろん、ビデオ通話もできる。

久しぶりにサークルのメンバーの顔を見た。

声を聞いた。

学びに向かって話し合うことができた。

たっと、1時間のことであったが、私はずいぶんと元気になれた。

仕事にも、また前向きになれた。

今回の「戦争」ともいえる戦いに戦っていこうという思いを、再び、もつことができた。

これは、オンライン上でストロークが飛び交ったに他ならない。

もちろん、家庭でもストロークを送りあえる。

職員室だってストロークを送りあえる。

SNS上だっていい。

ラインでもいい。

ほんの少しでいい。

マイナスのストロークではなく、

プラスのストロークを送ってほしい。

あなたのひと声が、

あなたのささやかなメッセージが、

あなたのあいさつが、

誰かを救うかもしれない。

あなたが、ひとつストロークを送れば、

ひとりの人が本当にわずかに元気になれる。

今こそ、人のつながりを。

今こそ、人との助け合いを。

「ストローク」という小さな応援歌を、

ひとりでも多くの人に届けてほしいです。

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