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飲食店における不公平感の撲滅!!

飲めない人、飲まない人、飲む人、皆さんに朗報です。
飲食店の皆さんは必見です!
コロナ禍により飲食店で噴出し始めている「飲めない人飲まない人の不公平感」にオックンから画期的な解決策です。
(タイトルでほぼネタバレしてますが、読み終わるとこの策を採用したくなるので要注意)


飲めない(もしくは飲まない)人の不公平感とは?

不公平という感情はそもそもどういう時に湧き上がるのでしょうか?
辞書ではこのように説明されています。

“〔いくつかのもの・何人かの人に対する〕取り扱いなどに偏りがあって、公正を欠くこと。えこひいきのあること。”
【学研国語大辞典より】

この定義を飲めない飲まない人に置き換えてみました。

“飲む人と、飲めない飲まない人に対する取り扱いなどに偏りがあって、公正を欠くこと。えこひいきがあること。”

飲めない飲まない人は何に偏りを感じ、公正を欠いていると感じているのか?

①金額面での不公平感
飲めない人が飲む人と同じ金額っておかしくない?と支払い金額の偏り

②商品面での不公平感
飲めない人が選べる商品のクオリティや商品数の偏り

飲む方々、お店の方々、飲めない飲まない人のこれら不公平感を果たしてどれぐらい実感できているでしょうか?

飲めない飲まない人の不公平感が大きくなる前に手を打つべき

不公平感の程度による大小はありますが、その時間の満足度が飲む人より下がるのは間違いありません。
その不公平感の程度がもし大きければ、その時間は満足どころか不満に変わり、次はあまり参加したくない、次は他の店にしようかなとなってもおかしくないですよね。

飲めない私オックンもこの不公平感によって同じように思ったことは何度もありました。

実はこの不公平感、最終的に最も被害を被るのは飲食店なんです。飲めない飲まない人の満足度が下がれば、お店への評価の足を引っ張ることになり、来店客数・売上にも影響を及ぼしかねません。

縁があって日本茶業界に入り、飲料提供に携わる立場になりましたので、みんなが幸せになる時間に潜む不公平感を日本茶で撲滅できないか模索しました。


飲めない飲まない人の不公平感の大きさを左右する要素:価格帯


やはり何といっても飲食するお店の価格帯・客単価は要素として外せないでしょう。
長年のデフレによって飲食店、特に居酒屋の価格競争は激しさを増して、
最近では飲み放題付宴会コース2,000円というお店も見られます。
安さ最優先で行く店の場合、飲めない人もドリンクメニューはそこまで気にしないかと思われます。

お酒がこれだけ安ければもはや公平


これがミシュラン掲載店のようなお店であれば、話が違ってきます。
一流シェフによる料理に合わせて、お酒を飲む人はソムリエお勧めワインを楽しむことも醍醐味だったりしますが、
飲めない人が選べるドリンクメニューは数種類だけというケースも意外と多く、不公平感はかなり大きくならざるを得ないでしょう。


飲めない飲まない人の不公平感の大きさを左右する要素:目的

会社の社内飲み会あたりが該当するかもですが、付き合いで半ば強制に近い飲み会だと、飲めない人はどうしても不公平感があります。

そして純粋に飲食を楽しむ目的、家族・親しい友人と行くケースが多いと思いますが、この目的だとお店の価格帯に比例するように不公平感も大きくなるのではないでしょうか。

もう一つの目的として、最初の付き合い・半ば強制の飲み会とは対極になりますが、自分が大事な人と会うことが目的だと、自分の嗜好は後回しになるので、不公平感が沸き上がることがそんなにないでしょう。


要素別 飲めない飲まない人の不公平感

金額面・商品面の不公平感が上記要素別でどの程度大きさが変わるのか一覧にしてみました。

私が丸七製茶入社後に営業として、様々な価格帯の飲食店の方々とお話しする中でとらえたザックリとした傾向です。

【付き合いの会食】だと、飲めない飲まない人はどうしても金銭面での不公平感が拭えないですね。
【5,000円未満】のお店であれば、お酒の料金や飲み放題料金を安くしているので、不公平感もそれほどの大きさではないかと思います。

【100%飲食目的】では、特に20代30代の若い世代の飲酒率が減っていることもあり、商品面での不公平感が増えているようです。
【5,000円未満】のお店の中でも、ソフトドリンクの種類を増やしたり、日本茶でも緑茶・ほうじ茶・玄米茶と茶種を充実させるお店が確実に増えていますね。


飲めない飲まない人の不公平感が大きくならざるをえないお店

飲まない人が増えてきたこともあり、平均お客様単価が数万円というお店での不公平感が大きくなってきているようです。
このクラスのお店は、御料理に見合うように当然そうなりますが、お酒のグレードが高く、ワイン・日本酒など酒類別ラインナップも実に豊富です。
ところがソフトドリンク、ノンアルコールのメニューに目をやると、グレード、ラインナップいずれも、お酒に比べるとどうしても見劣りしてしまうのは否めません。そもそもメニューの絶対数がアルコールよりも断然少ないので、メニュー上でのスペースの違いがいきなり不公平感をかき立ててくれます。

ワインや日本酒の品揃えが豊富な店は珍しくない

またノンアルコール飲料は、お酒を飲めない人がお酒の雰囲気を楽しめるようにビールテイスト、ワインテイストと言ったお酒の代替品的要素が強いので、私自身もそうですが、お酒を飲めない人からすれば、ビールやワインの味に近いというのはそれほど魅力を感じないという人もいます。

また最近こだわり品が増えている果汁系ドリンク。私もフルーツは大好きですので、原料の産地、ストレート果汁、搾汁方法などにこだわった濃厚な果汁は贅沢感たっぷりでかなりそそられます。ただ果汁ドリンクだけで飲むのであればいいのですが、御料理と一緒に飲むにはちょっと濃すぎますね。このクラスのお店の御料理であれば、厳選された素材の持ち味と一流料理人の技で極限まで高められた味覚と香りのハーモニーを味わいたい。またとない貴重な機会なので、まず鼻腔をさりげなく刺激する芳醇な香り、舌のあらゆる味覚をフル稼働したい重厚な味わい、いつまでも浸りたい余韻・・・(料理評論家みたいですが)これほど繊細さな御料理のペアリング役を果汁系ドリンクに求めるのはあまりにも酷というものです。

単独で飲むには絶品


ボトリングティへの注目が高まるのは必然


このグレードのお店で求められる難しい役割をしっかり果たしてくれるのがまさに日本茶ボトリングティなんです。

「ペットボトルのお茶と何がそこまで違うの?」
と思われる方もいらっしゃるかと思います。
そのような方には、オックンが丸七製茶のボトリングティ「CRAFT BREW TEA」を持って伺うので、まずは直接味わってください、間違いなく違いを実感いただけます、とまず申し上げたい。

あえて具体的の違いを核心的に3つに絞ってあげてみました。

【違い①】高級なお酒にも劣らない重厚な飲みごたえ

実際に初めてCRAFT BREW TEAを飲まれた方が驚きの表情と共におっしゃるのが「濃厚」「飲みごたえ」です。

これは急須でお茶を淹れるのと同じ割合の茶葉の量を使っているから。
熱湯でもない水出しでもない、茶葉の持ち味を最大限引き出せる茶葉ごとに最適な温度帯の湯温で抽出しているから。
日本茶の旨み・甘み・渋味・香りを絶妙なバランスで引き出してボトリングしているから。

「深み、奥行、立体感、余韻が全然違う」

まさにワイングラスで召し上がっていただくのに相応しい日本茶です。

【違い②】豊富な茶種と個性的な品種によるラインナップ

茶種として、深蒸し茶、普通蒸し茶、玉露、かぶせ茶、ほうじ茶、番茶、紅茶、萎凋茶(微発酵茶)
また国内130種類以上の品種より個性的な品種を厳選し、シングルオリジン茶の数々と丸七製茶合組茶の数々。
すでに20品目以上の商品を送り出していますが、繊細な御料理の魅力と多種多様なお客様の嗜好に合わせてお選びいただけます。

すべて品種が違います


【違い③】繊細な旨味と香り

御料理のグレードの違いを決定づけるのは、素材と調理ではないかと思いますが、さらに素材と調理の良し悪しを図る一つのバロメーターは本物の「旨味」と「香り」を堪能できるかどうかだと思っています。
スパイス業界で粉末調味料作りにも関わっていましたが、廉価品は「旨味」「香り」を化学調味料、添加物のみと言っても過言ではありません。
なので私はここぞで思い切って奮発して日頃行かないお店に行く際には、「素材」と「調理」だけで本物の「旨味」と「香り」を味わえるお店というのが絶対条件としています。

一番茶だけをこだわって抽出した「CRAFT BREW TEA」も、「旨味」と「香り」の違いが実に深くて繊細です。
一流の料理人・シェフ・ソムリエの方々にCRAFT BREW TEAを試飲いただいて、旨味の表現が実に多様なことに毎回驚かされます。
「貝のような旨味」
「トマトを透明にしたような旨味」
「お米を噛み締めた時のような旨味」

茶種や品種の違いをこのように旨味の違いで表現されるプロの感覚の凄まじさ。
そして、この繊細な旨味の違いが分かる日本人として生まれて本当によかったとしみじみ思ったりもします。

400種類以上の香り成分を持つ日本茶ですが、「CRAFT BREW TEA」の香りに関するコメントを伺いながら、日本茶の持つ香りの繊細さに気づかされます。

「完熟前の桃の皮のような甘い香り」
「厳かな茶室に漂うようなお香の香り」
「藤棚を吹き抜ける風のような香り」

いずれも日本茶の香り


お酒を飲む人たちも飲みたくなるお茶

旨味と香りが繊細な「CRAFT BREW TEA」は御料理のペアリングパートナーとしてまさに適任。
パートナーが本物であればあるほど、一流であればあるほど、お互いがさらに輝きを増すことができるのが「CRAFT BREW TEA」の一番の魅力ではないでしょうか。

飲めない飲まない方の不公平感を解消にとどまらず、お酒を飲む人たちがうらやましがる優越感をぜひ一度ご体験ください。


#ボトリングティ
#日本茶
#CRAFT BREW TEA