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ヘップってなんなん?【報連相そして確認】 Vol.33

ヘップってなんなん?その語源として、1954年の映画「ローマの休日」でオードリーヘップバーンふんするアン王女が、街にくり出すシーンの中で、露店で履物を買って履き替えるシーンがあります。
この時に履き替えた「フロントオープンバックレスサンダル」を親しみ込めて「ヘップサンダル」と呼ばれた事を業界では語源と言い伝えられています。
そのシーンは、王女からの解放感を「ヘップサンダル」を通して表現しているのではないかと私なりに解釈しています。
街を歩くのに最適で履き心地の良い、そして決して高価でなくてもお洒落な「ヘップサンダル」を、私はこれからも作り続けていきます。

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近頃私の周りで何かと耳にする「報連相」という言葉。大学を卒業後、家業を継ぐ前の職場で初めて聞いた覚えがあります。

その職場は、金融機関で開発課に配属されました。大学では文系で今のようにパソコン(当時はコンピューターと言っていたかな)と接するのは皆無で、卒論もワープロを使ったかどうか覚えがないほど機械音痴でした。

その時この「報連相」に出会いました。自分で言うのもおかしいですが、その当時わからないものは分からないと平気で先輩にも言う変な勇気は持っていました。

まして機械のことはからっきしダメなので、わからないことはすぐに先輩のきいていました。たしか「報連相」はコミュニケーションの手法だと記憶していますので非常に役立ったと思います。

私の認識では

「報告」は指示のあった仕事の状況を報告すること

「連絡」はエビデンスに基づいた結果を連絡すること

「相談」は自分で判断できないことなどの問題点を相談すること

これらをスムーズに進めるため「いつでも、どこでも、だれにでも」コミュニケーションをとることは苦にしませんでした。というより苦にしないからスムーズに進んでいたというほうが正しいかもしれませんね。

これもすべて仕事をスムーズに進めるために状況結果問題点を皆で共有することが重要だということだと思います。

当時は、この「報連相」だけでも十分だったかもしれませんが今では「確認」が加えられると聞きます。

ここからは、モノづくりの中での「報連相そして確認」について考えていきます。モノづくりでのポイントは「確認」ではないかと考えています。

発注を受けると材料購入です。この材料購入についてもメートル数の計算、発注、搬入場所など様々な作業が必要です。この場合はちょっと違うかもしれませんが(報告=発注数、連絡=在庫有無、相談=在庫なしの時の対応)となります。

一番困るのは相談なしに「待てど暮らせど」材料が入ってこない事です。それらを踏まえて「確認」作業を指示を出した方の私からするようにしています。

この「確認」ですべてがうまくいくとは思いませんが「報連相」がうまくいっていなくても「確認」をとることで迅速な対応をすることができます。そもそも「報連相」と「確認」を織り交ぜてこそコミュニケーションをとることができるのではないでしょうか。

通常工程において、職人さんに仕事をお願いします。大体の職人さんは仕事を依頼してから仕上がるまでの工期が読めますが、時には工期が遅れる時もあります。それ以外でも数量不足や失敗の有無などがあります。

職人さんの中にも、「報連相」をきっちりやっていただける職人さんとそうでない職人さんが存在するのは致し方ないとして、そんなときも私の工場では定時に職場を周り「確認」作業をとることにしています。

職人さんも、その定時に合わせて仕事を仕上げたり、その時にいろいろ「報連相」を行っていただくことが習慣になっています。やはり仕事を円滑に進めるためには「報連相そして確認」これが大事ではないか思っています。

そのためにも日頃から職人さんとのコミュニケーションを怠らず、常にアンテナを張り巡らせて、職人さんの変化(体調や用事や祝事など)にも敏感でいなければならないと思っています。

結局、「報連相」は一方通行では成り立ちません、というか役に立たないと考えています。「報連相そして確認」というように相互通行が必要でそのためにもコミュニケーションをとることこそ大事だと思っています。

その職人さんに笑顔を届けるにはやはり受注をとることです。そのために、奈良の田舎の工場がBtoBとBtoCを組み合わせた流通形態へ挑戦しています。

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