雲行き怪しい展開へ
久しぶりの婦人科受診、さらにハイパー久しぶりの子宮頸がん検査をした私。
子宮頸がんの検査の第1段階といえば『細胞診』。
この細胞診は、内診がてらサッとできるので婦人科を受診した際に一緒に勧められることが多いようです。
痛みがあるかないかでいろんな声が上がってますが、無痛ではないですね(笑)
『い゛っ!!』ってなりますwwwwww
で、私は今回謎の不正出血があったがために婦人科へ行ったのですが、、、
先生が不正出血の根源を見つけだし、
『あぁ〜・・・・っと、んん、、これは……』
おい!なんだ!この空気は!(笑)
医者の間延びした小言ほど怖いもんはない(笑)
内診がかなり長く感じた。
冷たい器具が何度も中をまさぐる感覚が、痛みと不安を強くしていく。
ギュっと目を閉じ、拳を握りしめひたすら耐える。
すると股下のカーテンの向こう側でバタバタと慌ただしく人が動く様子が分かった。
血が
止まらなかったようだ。
内診がやっと終わって、股を大量の水で洗い流してもらい、止血のためたくさんのガーゼが詰め込まれて診察室へと移動した。
椅子から降りたらなんかめちゃくちゃフラっとした。
少しぼーっとしているところへ、先生は分厚〜〜〜い専門書を持ってきて、私の前に広げた。
見せてくれたのは、腫瘍の写真。
『これは、よくある良性のポリープなのね?形みてほしいんやけど、根元が細い雫形っぽい感じでしょ?良性だとこういう形。だから内診の時に見つけたら、その場で簡単に除去することもできるけど……』
だけど?(笑)(笑)
待て待て待て待てwwwwwwwwww
なんかよくない感じする!!
先生は、分厚い専門書をめくりつつ話を続けた。
先生の後ろに経つ看護師さんの顔も心なしか心配げな表情だったのを見逃さかったぞ。
『でね、あなたもポリープみたいなものができてるようで、そこから出血してたワケ。ただ、さっき見せた良性の腫瘍みたいに根元が細くないの、あなたのやつは。まぁ、詳しいことは分からないから今日細胞診したからその結果を待ってからだね。』
……(´・ω・`)
これは、なんかあるな(笑)
不安と先程の大量出血とで一気に気分が悪くなり、診察室の椅子に座り続けられずに視界が落ちた。
少し、院内のベッドで休ませてもらった。学生の時に保健室で横たわる感覚を思い出させるようなベッドと布団。
落ち着いたところで、がん検診の結果の照会方法を教えてもらい会計を済ませていると看護師さんが
『なにもないといいね』
と声をかけてくれたけど、
完全になんかあるフラグ立ちまくりで笑うしかなかった(笑)
行きの電車の風が気持ちよかったこととか色々覚えているけど、帰りはイヤホンから流れてくる音楽も何が流れているのか分からないぐらい、頭の中は不安な気持ちだけでいっぱいだった。
この日は5月10日、天気は晴れ。
結果は1週間後。
ここからの1週間はあまり記憶が無い。
-つづく-
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