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あの日の決定的な出来事

癌が分かるひと月前の話

相変わらず生理痛は重いタイプながら、生理不順や不正出血は見られなかった私。

しかし、あるとき急な大量の不正出血が出たのがきっかけで病院に行こうとなったんですが、この時の不正出血の量が少量だったら多分私は病院に行かなかったですね。絶対に。


女性なら分かるかもしれませんが、毎月生理があるので股から血が出ることに慣れすぎて……拭いて血が付くぐらいならスルーする方も多いのでは?


でも、このときの私の不正出血は生理の期間でもないのに尋常じゃないぐらいのドス黒い血が出たんです。

丁度出先だったので、ナプキンも持ち合わせておらず、ティッシュを詰め込んだ記憶があります(笑)


ぎゅうぎゅうに詰め込んだティッシュも通り越してポタポタと垂れてくる血を見て、


『あ、これやべぇやつかも』


と直感で思ったほどの大量出血でした。


なんの痛みはなくただ血が出るだけでしたが、さすがに見過ごせない量でしたので、翌日に病院へ行くことに。

これもタイミングなんでしょうけど、ネイリストとしてバリバリやってた頃なら多分、、、病院行ってないです。

このときちょうど退職して、上京の準備していた頃だったので時間が無限にあったのですぐに病院に行けました。


運命を左右する出来事というものは、良い状態にも悪い状態にも現れてかつ、ギリギリの自分を救うきっかけを与えるものなのかもしれないですね。 


少し状況が違えば私は手遅れだったかもしれないと思うと、出来事としては最悪だったかもしれないけれど最終的に命が助かっただけ良かったのだと思う。


-つづく-




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