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最高の入浴法   早坂信哉著

選んだ理由
大好きな温泉ですが、本で読む機会はなかったです。たまたま、テレビのニュース番組で、冬のお風呂の入り方を教えてくれていて、この著書を紹介していたので購入して読もうと思いました。

①お風呂で健康美肌をつくることについて(4′33″)
美肌には、きめ細かさ・うるおい・色の3要素がある。熱いお湯は肌からのうるおいを奪ってしまうので42度以下にする。42度以上の暑いお湯では、炎症原因のヒスタミンができやすくなるので、炎症・かゆみの原因につながってしまう。湯上り後のスキンケアは10分以内。皮膚の水分量は、入浴後10分すぎると減ってしまう。お風呂から出て10分が保湿リミットとなる。
スキンケアに熱心な人が長風呂になる傾向があるが、長風呂は美肌のはNGという。理由は、肌のセラミド(角質細胞間皮質)が失われてしまうから。セラミドは、うるおい成分なので失われると皮膚の乾燥の原因につながります。ボディーソープで体を洗うのも毎日ではなくて良い。そして、ゴシゴシとタオルやスポンジで洗うのもNGである。
よく一番風呂は好くないと言いますが、1番風呂が良くない理由は、ミネラルぶんが少ないから。対策としては、入浴剤を選んで入れる事などである。

②医学的に」正しい温泉の入り方について(3′46″)
温泉の療養泉は10種類ある(環境省の鉱泉分析法指針より)
単純温泉・塩化物泉・炭酸水素塩泉・硫酸塩泉・二酸化炭素泉・含鉄泉・酸性泉・含よう素泉・硫黄泉・放射泉、この中でどれか一つが主成分である。自分に適した温泉を選ぶと良い。
よく、温泉でも仕事ができると言って、パソコンやタブレットを持ち込んだりしますが、可能であれば、日常をリセットすることをお勧めしている。著者は、積極的ぼんやりという言葉で、余計な外部刺激を脳に与えない時間の必要性を著書で伝えている。

③寝ても取れない疲れを解消する入浴法について(3′15″)
お風呂離れが若者世代にあると著者は書いてますが、湯舟につかる事は、疲労回復にとって最も良いと言われている。
血液の循環を良くして、自律神経を整え、良い睡眠に導いてくれると伝えてます。全身浴で15分くらいの入浴がお勧めである。温度は40度。ゆっくりと入浴して自分を休める事。(デジタルデバイスの持ち込みなどは良くはない)著書の中では、症状別の入浴法も紹介している。

気付き
入浴法で良くないことは避ける。私は、スマホの持ち込みや長風呂があるので、のんびりとお風呂を楽しみたいです。

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